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Core Ultra 200H搭載で12万円台、ThinkBook 14 / 16 Gen 8 Arrow Lakeが発売

レノボより、Core Ultra シリーズ2搭載のThinkBook シリーズが発売されました。
先日、発売されたThinkBook(詳細)はRaptor Lakeでしたが、こちらは、Arrow Lakeを搭載しており高性能です。
製品の特徴
14型と16型がラインナップ
インテル Core Ultra シリーズ2を搭載したThinkBook Gen 8シリーズは、下のように14型と16型のモデルがあります。画面サイズ以外のスペックはほぼ同じですが、ThinkBook 16のみテンキーが搭載されています。
(14型 Intel)

CPU | Core Ultra 5 225U Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB / 32GB |
SSD | 256GB / 512GB / 1TB |
画面 | 14型 1920x1200 45%NTSC 14型 1920x1200 45%NTSC |
質量 | 1.36kg~ |
バッテリー | 45Wh / 60W |
価格 | 12万円台~ |
(16型 Intel)

CPU | Core Ultra 5 225U Core Ultra 5 225H Core Ultra 7 255H |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
SSD | 256GB / 512GB / 1TB |
画面 | 16型 1920x1200 45%NTSC 16型 1920x1200 45%NTSC タッチ |
質量 | 約 1.7kg~ |
バッテリー | 45Wh / 71Wh |
価格 | 12万円台~ |
CPUはArrow Lake
製品名にArrow Lakeと付いているとおり、CPUはArrow Lake世代となっています。
末尾が「H」のCPUは、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)が45Wと高く高いCPU性能です。グラフィックスにはIntel Arc 140T GPU(または130T GPU)を搭載しグラフィックス性能も高く、優秀です。また、性能は高くありませんが、最大 13 TOPSのNPUも搭載しています。
ただし、シングルファンなので、どこまでCPUの性能を引き出せるかは分かりません。

一方、末尾が「U」のCPUは、PBPが15Wと低めで、CPU性能はそこまで高くありません。グラフィックスもIntel Graphicsとなっており、普通の性能です。NPUは最大 11 TOPSです。
Arrow Lake搭載PCとしては安い
本製品は、Core Ultra 5 225Hを搭載した機種としてはかなり安く、12万円台で購入することができます。Core Ultra 7 255Hへ変更したとしても14万円台です。コスパはかなり高いです。

ディスプレイは今は45%NTSCのみ
ディスプレイは、現状だと45%NTSCの色域のディスプレイしか選ぶことができません。Core Ultra 5 225Hを搭載した機種としてはかなり安かったので、2.8Kの100% sRGBディスプレイも搭載することができれば良かったのですが、非常に残念です。
ただし、14型のモデルの場合、仕様には2.8Kの100% sRGBも書かれているので、後でこのディスプレイも選択できるようになるかもしれません。

ポート類は豊富
下図のようにポート類は豊富です。USB4、HDMIの他、SDカードスロットやLANポートもあります。多くの用途で使用することができるでしょう。

2nd SSDあり
仕様を見ると、M.2スロットは2つあり、M.2 2280のスロットが1つ空いているようです。底面カバーを開けられる方であれば、1つSSDを増設することが可能です。

デザインは変わらず
デザインは従来モデルと変わっていません。




購入先
購入先(メーカー直販サイト)はこちらです。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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