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レノボ Ideapad 5 Pro / 5i Pro の特徴

CPU | インテル第11世代Core 次世代AMD Ryzen Mobile |
---|---|
GPU | 最大 MX450 / 次世代RTX Laptop GPU |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0 / 16.0 インチ |
液晶種類 | 最大 2.8K IPS 90Hz 最大 2.5K IPS 120Hz |
質量 | 14インチ:約1.45kg~ 16インチ:約2kg~ |
バッテリー | 14インチ:最大約10時間 (56.5Wh) 16インチ:最大約9時間 (75Wh) |
価格[税込] | 未発売 |
Ideapad 5 Pro / 5i Proは、特徴的な液晶を搭載した、エンターテイメントを楽しむのに最適なノートPCです。
次世代のAMD Ryzen Mobile搭載モデルと、インテルの第11世代Core搭載モデルの2つに分かれており、さらにそれぞれ14型と16型の2つサイズがあります。
モデルによって処理性能やグラフィックス性能には差がありますが、共通しているのは、解像度が高めで広色域の液晶を搭載し、90Hzもしくは120Hzのハイリフレッシュレート液晶も選択できることです。オンライン動画の視聴や、ライトなゲームプレイなどに適しています。
選択する構成によっては、仕事、写真・動画の編集、もう少し本格的なゲームプレイなど、幅広く使用することもできるでしょう。
Ideapad 5 Pro / 5i Proの特徴
Ideapad 5 ProとIdeapad 5i Pro
Ideapad 5 Proは、AMD Ryzenプロセッサーを搭載した機種、Ideapad 5i Proは、インテルの第11世代Coreプロセッサーを搭載した機種です。
Ideapad 5 Proと、Ideapad 5i Proのそれぞれに、14型と16型の2種類があります。サイズだけでなく、搭載するプロセッサーやグラフィックスが少し異なるので、まずは各構成からご紹介します。


Ideapad 5 Proの構成
Ideapad 5 Proは、次世代のAMD Ryzen Mobileプロセッサー(未発表)を搭載します。現行のRyzen 4000シリーズも、非常に処理性能が高く、コストパフォーマンスに優れていますが、次世代Ryzenということで、さらに処理性能のアップが期待されます。
特に、Ideapad 5 Pro (16)は、次世代AMD Ryzen-Hシリーズと、最大で次世代のGeForce RTX Laptop GPU搭載となっています。かなりパフォーマンスの高いプロセッサーとGPUを搭載することで、動画編集などのクリエイティブな作業に加えて、ゲームも快適にプレイできる構成となるのかもしれません。発売されるならば、最も気になるモデルです。
一方、Ideapad 5 Pro (14)のGPUは、最大でGeForce MX450となっています。こちらは内蔵グラフィックスよりも処理性能は高いものの、作業の内容や使用するアプリによって、向き不向きがあると思います。
Ideapad 5 Pro (14) | Ideapad 5 Pro (16) | |
CPU | 次世代AMD Ryzen Mobile | 次世代AMD Ryzen-H |
GPU | 最大 GeForce MX450 | 最大 次世代RTX Laptop GPU |
メモリ | 最大16GB | 最大32GB |
液晶 | 14型 | 16型 |
液晶種類 | 最大 2.8K(2880x1800) 90Hz | 最大 2.5K(2560x1600) 120Hz |
質量 | 約1.45kg~ | 約2kg~ |
バッテリー | 56.5Wh | 75Wh |
Ideapad 5i Proの構成
Ideapad 5i Proは、CPUとしてインテルの第11世代Coreを搭載します。
14型のIdeapad 5i Pro (14)は、最大で第11世代Core+GeForce MX450なので、現時点でも入手可能な機種とそれほど差がなさそうです。
Ideapad 5i Pro (14) | Ideapad 5i Pro (16) | |
CPU | 最大 第11世代Core | 最大 第11世代Core i7-11370H |
GPU | 最大 GeForce MX450 | |
メモリ | 最大16GB | |
液晶 | 14型 | 16型 |
液晶種類 | 2.8K(2880x1800) 90Hz 2.2K(2240x1400) 60Hz |
2.5K(2560x1600) 120Hz 2.5K(2560x1600) 60Hz |
質量 | 約1.45kg~ | 約2kg~ |
バッテリー | 56.5Wh | 75Wh |
一方、16型のIdeapad 5i Pro (16)は、最大でCore i7-11370Hと、Tiger Lake-Hのプロセッサーを搭載します。ただ、メーカーの設定によって処理性能に差が出るとは思いますが、notebookcheckのサイト(参考URL)を確認すると、Geekbench 5のスコアはそれほど高くありません。Tiger Lake-U搭載のモデルよりは処理性能が高いものの、驚くほどではないのではないかと予想しています。
:今回特に比較したいプロセッサーのスコア
14型は最大2.8K 90Hz液晶搭載
Ideapad 5 Pro / 5i Proの14型は、2.2K(2240x1400) IPS 60Hz駆動液晶、もしくは2.8K(2880x1800) IPS 90Hz駆動液晶を搭載しています。
なお、画面のアスペクト比は16:10で、100% sRGBと色域も広めです。一般的な16:9の液晶よりも、やや縦方向の情報量が増え作業がしやすいですし、ウェブコンテンツなどの色を正確に表示することができます。
一般的な作業であれば2.2K液晶で十分ですが、写真や動画の編集などを行ったり、より奇麗な画面でネット配信動画を見たい場合などは、2.8K液晶が適しています。

16型は最大2.5K 120Hz搭載を搭載
Ideapad 5 Pro / 5i Proの16型は、2.5K(2560x1600) IPS 60Hz駆動液晶、もしくは、2.5K(2560x1600) IPS 120Hz駆動液晶を搭載しています。14型よりも最大の解像度は低いものの、リフレッシュレートは高くなっています。こちらも、Ideapadシリーズとしては初の、アスペクト比16:10の液晶です。
画面占有比は90%と高く、ベゼル幅も狭いので、見た目もスッキリしています。

16型の搭載する液晶も、100% sRGBと色域が広めです。ウェブコンテンツの作成などの作業にも適しています。
120Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶だと、画面の動きがよりスムーズになります。ただし、ハイリフレッシュレートになると、バッテリーの消費が早くなることが予想されます。
また、16:10の場合、ゲームによっては、うまくフルスクリーンで動作しないものもあるかもしれません。
質量はやや重め
Ideapad 5 Pro / 5i Proの14型は、約1.45kg~、16型は約2kg~となっています。
どちらも、同等サイズのノートPCとしては、やや重めの質量で、宅内での使用に適しています。ただ、14型であれば、必要に応じて持ち出すこともできなくはないと思います。
大きめのバッテリー容量
14型が56.5Wh、16型が75Whのバッテリーを搭載しています。これは、それぞれのサイズのノートPCとしては、大きめの容量です。
Ideapad 5i Proの仕様値(MobileMark 2018)になりますが、14型は最大約10時間、16型は最大約9時間のバッテリー駆動が可能とされています。また、急速充電にも対応しており、15分の充電で、14型は約2時間、16型は約3時間の使用が可能とのことです。
バッテリーに関しては、容量、駆動時間ともに十分です。
SDカードリーダーも搭載
Ideapad 5 Pro / 5i Proのインターフェイスは、14型も16型も同じ構成で、下の画像のとおりです。USB x2、USB-C x2、HDMIなどが搭載されています。また、SDカードリーダーも備えていることで、デジカメの写真や動画などを取り込みやすいのはメリットです。
なお、USB-Cポートは、DisplayPortと、Power Deliveryに対応していますが、Thunderbolt 4については、Ideapad 5i Pro (16)のみが対応となっているようです。

IRカメラ搭載
Ideapad 5 Pro / 5i Proは、IRカメラを搭載しています。そのため、Windows Helloの顔認証を使用して、ハンズフリーでのWindowsへのログインが可能です。
さらに、IRカメラを使用して、PCの前を離れると自動的に動画の再生をストップしたり、PCに背を向けているときに誰かがPCを動かすとアラームを鳴らす、といった動作が可能になります。
Wi-Fi 6対応
Ideapad 5 Pro / 5i Proは、Wi-Fi 6にも対応しています。対応機器を用意することで、より高速で、安定したネット接続環境を構築できます。
Eye Careテクノロジー
Ideapad 5 Pro / 5i Proの搭載するディスプレイは、Eye Careテクノロジーにより、ブルーライトを低減することができます。長時間使用する場合や、発達途上の子どもたちが使用する場合でも、ブルーライトから目を守ることができ、安心感があります。
オールメタルボディ
Ideapad 5 Pro / 5i Proのボディは、オールメタルボディです。
ボディカラーは、ストームグレイとクラウドグレイの2色です。


まとめ
Ideapad 5 Pro / 5i Proは、仕事、動画視聴やゲームなどのエンターテイメント、クリエイティブな作業と幅広く活用できるスペックと液晶を備えたノートPCです。
2.5Kや2.8Kと解像度が高く、リフレッシュレートが高めの16:10 広色域液晶を選択できるのも、同クラスのノートPCにはない特徴となっています。ただ、構成や使用目的によっては、90Hzや120Hz駆動の液晶のメリットを十分に活かせない場合もあると思います。
筆者が注目するのは、次世代AMD Ryzen Mobileプロセッサーを搭載した、Ideapad 5 Proです。特に、16型はGPUにRTX Laptop GPUを搭載し、ちょっとしたゲーミングノートPCを超えるようなスペックになりそうです。AMD Ryzen-Hシリーズと、最大で次世代RTX Laptop GPUを搭載するIdeapad 5 Pro (16)が、1149.99ドル~となっているので、価格次第では非常に魅力的な機種になるかもしれません。国内でも販売して欲しいです。
仕事や動画視聴、ゲームにクリエイティブな作業までカバーできるノートPC
Ideapad 5 Pro / 5i Pro

特徴
- 最大2.8K(16:10) 100% sRGBの液晶
- 次世代AMD RyzenやRTX系搭載の最新構成
- 大きめのバッテリー容量
こんなあなたに
- 動画やゲームなどPCを使ったエンタメを楽しみたい方
- 仕事や画像・動画編集などもこなせるPCが欲しい方
- 価格未発売

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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