RTX3060 MQ、2560x1600液晶で1.99kgのThinkBook16p Gen2が発売開始
CPU | Ryzen 9 5900HX Ryzen 7 5800H Ryzen 5 5600H |
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GPU | RTX 3060 Max-Q |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 16インチ |
液晶種類 | 2560x1600 |
質量 | 約1.99kg |
バッテリー | 最大約13.3時間 |
価格[税込] | 17万円台~ |
レノボから、GeForce RTX 3060 Max-Q、最大で8コアのRyzen 9 5900HXを搭載し、約1.99kgと軽いノートPCが発売されました。
ディスプレイも2560x1600と高い解像度で、sRGB 100%クラスの色域を備えています。
ゲームにも使えるますが、高リフレッシュレート液晶ではないので、どちらかと言えばクリエイター向けのノートPCです。
ボディがかなり薄型なので、発熱やパフォーマンスは気になるところです。
製品の特徴
GeForce RTX 3060 Max-Qを搭載
ThinkBook16p Gen2に搭載されているグラフィックスは、Max-Q仕様のGeForce RTX 3060となっており、Dynamic Boost 2.0使用時のTGPは最大75Wとなっています。
Max-Q仕様なので、どのくらいのパフォーマンスが出るのかは分かりませんが、ノーマルの最大グラフィックスパワー75WのRTX 3060は、次のような性能となっています。FHD解像度なら、多くのゲームが最大のグラフィックス品質でプレイできる性能で、動画編集も快適です。
画面比16:10、sRGB100%の液晶
ゲーミングノートは、高リフレッシュレートのFHD液晶が搭載されるケースが多いですが、本製品は、高リフレッシュレートに対応していない代わりに、2560x1600ドットの高い解像度で、sRGB 100%クラスの広めの色域の液晶を搭載しています。
画面アスペクト比は、16:10で、ペイン(区画、領域)の多いクリエイターソフトなどが使いやすくなっています。そのため、本製品はゲームにも使えますが、どちらかと言えば、動画編集などを行うクリエイター向けの製品だと思います。
高いグラフィック性能でも軽い
GeForce RTX 3060クラスの外部グラフィックスを搭載したノートPCは、比較的重く、厚さもある筐体が多いですが、本製品は、約1.99kgと比較的軽く、高さも19.9mmと薄いです。見た目は、一般的な家庭用ノートPCとあまり変わりません。
ただし、ボディが薄い分、CPUなどの温度が上がりすぎないか、パームレストやキーボードの表面の温度が高くならないか等、心配な面はあります。
性能の高いRyzen 5000プロセッサーを搭載
ThinkBook16p Gen2は、プロセッサー性能も高いです。特に8コアのRyzen 9 5900HXは、かなり高いスコアです。従来のモバイル向けのRyzenシリーズはシングルコア性能が低いケースもありましたが、Ryzen 5000 Hシリーズではシングルコア性能も比較的高いです。動画編集ソフトなども快適に動くスペックです。
フルサイズのSDカードスロットも搭載
インターフェースはご覧の通りです。ThinkBookシリーズとしては珍しく背面に電源を接続します。また、フルサイズのUSB(USB 3.2 Gen2)端子も背面にあります。右側面には、Video-out対応のUSB Type-C 3.2 Gen2が2つあり、左側面には、フルサイズのSDカードスロットがあります。
キーボードは普通
キーボードは、いつものThinkBookのキーボードのようです。ThinkPadのような打ちやすさではありません。
購入先
ThinkBook16p Gen2は、レノボの直販サイトで購入可能です。
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