レノボ Yoga Slim 7 (14) の特徴レビュー
CPU | Core i7-1065G7 Ryzen 4000シリーズ |
---|---|
GPU | GeForce MXシリーズ AMD内蔵 |
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14型 |
液晶種類 | UHD DCI-P3 90% FHD IPS sRGB 100% FHD IPS タッチ |
質量 | 1.4kg~ |
バッテリー | 60.7Wh (最大14時間) |
価格[税別] | 未定 |
CES 2020で発表されたばかりのRyzen Mobile 4000シリーズが搭載された14型モバイルノートが発表されました。Ryzen Mobile 4000シリーズはかなり性能が上がったようなので楽しみです。
60.7Whの大容量バッテリーを搭載し、FHD液晶はsRGB 100%となっており、その他の性能も高いです。
またインテルCoreプロセッサーを搭載したモデルもあり、こちらはUHD(4K)液晶や、GeForce MXシリーズの外部グラフィックスを搭載することができます。
ただし、やや重いので、宅内モバイルPCとしての使い方が合っていると思います。
Yoga Slim 7 (14) の特徴
IntelモデルとAMDモデルあり
Yoga Slim 7 (14)はIntelモデルとAMDモデルがあり、下表のような違いがあります。
Intelモデルは、Ice LakeのCore i7-1065G7を搭載している一方、AMDモデルは発表されたばかりのRyzen Mobile 4000シリーズを搭載しています。おそらく処理性能はRyzen Mobile 4000シリーズのほうが高いのではないかと思われます。
ただし、選択できるオプションはIntelモデルのほうが多く、UHD(4K)液晶や、外部グラフィックス、WiFi 6などを選択することができす。
価格は、Intelモデルは1,210ドルからであるのに対し、AMDモデルは850ドルからと安くなっており、コストパフォーマンスはAMDモデルのほうが高いです。
Intelモデル | AMDモデル | |
CPU | Core i7-1065G7 | Ryzen Mobile 4000シリーズ |
グラフィックス | CPU内蔵 GeForce MX |
AMD Integrated |
液晶種類 | Metal:FHD IPS sRGB 100% (glass option) | |
Fabric:UHD IPS DCI-P3 90% glass FHD IPS sRGB 100% タッチ |
― | |
質量 | 1.4kg(non-glass) 1.5kg(glass) |
1.42kg(glass) |
LAN | WiFi 6 (option) | 802.11ac |
バッテリー | 最大14時間 | |
カラー | Slate Grey Orchid Dark Moss |
Slate Grey Orchid |
価格 | 1,210ドル~ | 850ドル~ |
AMD Ryzen 4000シリーズは期待できる
AMDモデルに搭載されているRyzen Mobile 4000シリーズですが、下表のようなラインナップになっています。まだベンチマークスコアは公開されていませんが、6コアや8コアのCPUであれば、かなり高いスコアが出るのではないかと思われます。
また、以前のRyzenシリーズは消費電力が高くバッテリー駆動時間が短くなりましたが、消費電力についても改善されているようです。上の仕様表を見ても、IntelモデルもAMDモデルもバッテリー駆動時間は変わりません。
コア数 / スレッド数 |
ベース [MHz] |
ターボ [MHz] |
L2 | L3 | |
Ryzen 7 4800U | 8/16 | 1800 | 4200 | 4MB | 8MB |
Ryzen 7 4700U | 8/8 | 2000 | 4100 | 4MB | 8MB |
Ryzen 5 4600U | 6/12 | 2100 | 4000 | 3MB | 8MB |
Ryzen 5 4500U | 6/6 | 2300 | 4000 | 3MB | 8MB |
Ryzen 3 4300U | 4/4 | 2700 | 3700 | 2MB | 4MB |
Iris Plus + GeForce MXの構成も面白い
Intelモデルの場合、Core i7-1065G7が搭載されており、性能が強化された「Iris Plus グラフィックス」を内蔵しています。クリエイターソフトには、CPUに内蔵されたグラフィックスと、外部グラフィックスの両方を同時に活用して処理することができるものがあるため、性能高めのIris Plusと外部グラフィックスのGeForce MXシリーズの両方を搭載したモデルは、より高い性能を出せそうです。
sRGB 100%の液晶を搭載
FHD液晶については、sRGB 100%の液晶を搭載しており、Web系クリエイターでも使える性能です。UHD液晶に関しては、さらに広くDCI-P3 90%の液晶で、映像編集などをする方にいいでしょう。
Fabric素材の天板もあり
Intelモデルに限り、Fabric(繊維)素材の天板が選べるようです。肌触りがよく、指紋なども目立ちません。ある程度汚れ防止加工も施されていると思います。ただし、ややボディが厚くなります。
製品名の通り薄型ボディ
Yoga Slim 7 (14) は、製品名に「Slim」という名前が付いている通り、非常に薄い製品です。Metalボディが14.9mm、Fabricボディが15.4mmとなっています。
カラーラインナップは3つ
カラーは3つで、Slate Grey(スレート グレイ)、Dark Moss(ダークモス)、Orchid(オーキッド)となっています。ただし、Dark MossのカラーについてはIntelモデルでのみ選択できます。
最後に
個人的には、Ryzen Mobile 4000シリーズを搭載したモデルが気になります。日本で発売されたらこのモデルを購入してみようと思います。
公式サイトはこちら
参考記事
Lenovo Breaks Barriers with New Consumer Technology Unveiled at CES 2020 - Lenovo
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