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レノボ Legion C530 の実機レビュー

更新日:2019年7月22日
CPU Core i5-8400
Core i5-9400F
Core i7-8700
Core i7-9700
GPU GeForce GTX 1050Ti 4GB
GeForce GTX 1060 6GB
GeForce GTX 1650 4GB
GeForce GTX 1660Ti 6GB
メモリ 8GB / 16GB
価格 7万円台(税別)~
クールなデザインで持ち運びが可能なコンパクトゲーミングPC

レノボ Legion C530は、斬新でクールなデザインのコンパクトゲーミングPCです。

天面が透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが内部を照らす構造は、とてもクールです。

コンパクト型なのでデスク上に設置してもスペースを取らず、ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能なので、屋内での移動やLANパーティーイベントなどにもおすすめの製品です。

片側だけですが、ツールレスで内部にアクセスが可能なので、メンテナンス性も良く、ユーザーの事を考えた使いやすい内部構造をしていると思います。

最新レノボPCのレビューはこちら

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

 

レビュー機の構成

Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB、メモリ16GB、2TB HDD + 16GB Optaneメモリー

Core i7-9700、GeForce GTX 1660Ti 6GB、メモリ16GB、1TB HDD + 1TB M.2 SSD

 

目次

お忙しい方は、「Legion C530の特徴」のみお読みください。

Legion C530の特徴

コンパクト型でもクールで斬新なデザインを実現

コンパクト型ゲーミングPCとなると、その小さなキューブ型BOXにゲーミング性能を詰め込むのが精一杯で、見た目は二の次になり、地味なデザインのものが多いのですが、Legion C530はクールで斬新なデザインです。


コンパクト型でもゲーミングPCらしい見た目

 

外観は一見シンプルに見えますが、トップは内部が見える透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが内部を照らし、とてもかっこいいです。コンパクトながらもゲーミングPCらしい細工が施されています。


電源をオンにすると赤いLEDが内部を照らすトップの透過パネル

 

コンパクトモデルなのでデスク上に置いてもすっきり

本来ゲーミングPCは排熱効率重視のため、大きいケースが主流となっており、デスク上に置くとかなりのスペースを占めますが、コンパクト型のLegion C530は、デスク上に置いてもすっきりしています。デザインもかっこいいので見た目も良いです。

下の写真は幅120cm、奥行70cmのデスクに24インチの液晶モニターを配置し、実際に本機を設置してみたときの様子です。デスク上が非常にすっきりしているのがわかると思います。


デスク上に設置(デスクは幅120cm、奥行70cm)

 

デスク下に設置することも可能ですが、Legion C530のUSBポートは下の方に配置されているため、デスク下に設置するとUSBを抜き差しする際に厳しい姿勢を強いられることになります。


USBポートは下部に配置されている

 

ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能

Legion C530には天面に持ち運び用のハンドル(取っ手)がついており、筐体サイズもコンパクトなので、片手で持ち上げて楽に運ぶことができます。

またワイヤレスLAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)を内蔵しているので、LANケーブルが届かない場所でも、無線WiFiに接続してのインターネット接続が可能です。特に屋内で移動して使用する方や、毎年開催されている「C4 LAN」などの、LANパーティーイベントに持って行くのにもおすすめのゲーミングPCです。

ハンドル付きで片手でも持ち運びが可能

ミドルタワーゲーミングPCとのサイズ比較

 

ツールレスで内部にアクセスが可能

Legion C530はツールレスで内部にアクセスすることが可能です。ただし、ツールレスなのは左側のみで、電源とストレージがある右側にはネジ2つを取り外す必要があります。

内部のアクセス方法は下記の写真のように、赤いレバーを引っ張るとロックが外れるので、そのままサイドパネルを引っ張ることで、簡単に取り外すことができます。

赤いレバーを引っ張るとサイドパネルのロックが外れる
赤いレバー部分を引っ張ってサイドパネルをスライドさせる
左側はツールレスで内部にアクセスが可能

 

電源とストレージがある右側のサイドパネルはネジ2つを外すことでアクセスが可能。

完全なツールレスではないことに注意

 

HDDでもOptaneメモリーで高速化

Legion C530のストレージには様々なモデルがありますが、2TB HDD + 16GB インテル Optane メモリーモデルについて記載します。

HDDはSSDと比べるとアクセス速度はかなり遅いですが、16GBのインテル Optaneメモリーをキャッシュとして使用することで、HDDでもSSDに引けを取らない速度まで高速化することが可能となります。

実際に「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」からOptaneメモリーの有効化の場合と無効化の場合でのアクセス速度の違いを測定した結果を下に記します。読み込み(Read)速度に関しては、かなり高速になっているのが分かります。書き込み(Write)も、ライトバックキャッシュ方式にしていれば高速になります。

PCの起ち上げ時間やアプリ、ゲームなどの起動時間、読み込み時間も高速になり、ストレスも軽減されます。また、2TBのPCIe SSDを搭載しようと思うと、かなり価格が高くなってしまいますが、Optaneメモリー + HDDなら低価格で済むのも魅力です。

ただし、キャッシュに無いデータを読み込むときや、書き込みサイズが大きい場合など、状況によっては速くなりません。その点は、SSD単体よりも劣ります。


「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」からOptaneメモリーの有効化/無効化が可能
Optaneメモリーでのアクセス速度の違い
2TB SATA HDD
※Optaneメモリー 有効
2TB SATA HDD
※Optaneメモリー 無効

 

ゲームベンチマーク

Legion C530は、GeForce GTX 1050TiからGTX 1660Tiまでのミドルクラスのグラフィックスを中心に選択可能です。

当サイトでレビューした、GeForce GTX 1060とGeForce GTX 1660Ti搭載モデルのベンチマークスコアは以下の通りです。

重い部類のゲームも最高設定でプレイ可能なGeForce GTX 1660Tiモデルがおすすめです。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
軽量品質 114 fps 79 fps
標準品質 86 fps 56 fps
高品質 65 fps 41 fps
2560
x
1440
軽量品質 78 fps 未実施
標準品質 59 fps
高品質 47 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、高品質)
RTX 2080Ti 129 fps
RTX 2080 109 fps
RTX 2070 91 fps
RTX 2060 79 fps
GTX 1660Ti 67 fps
GTX 1660Ti 65 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660 56 fps
GTX 1060 41 fps [レビュー機で計測]
GTX 1650 38 fps
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※灰色のバーは、他の製品で計測した参考値です
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
最低 134 fps 84 fps
89 fps 53 fps
最高 74 fps 45 fps
2560
x
1440
最低 96 fps 未実施
61 fps
最高 50 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 2080Ti 128 fps
RTX 2080 113 fps
RTX 2070 95 fps
RTX 2060 84 fps
GTX 1660Ti 75 fps
GTX 1660Ti 74 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660 63 fps
GTX 1060 45 fps [レビュー機で計測]
GTX 1650 37 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
126 fps 96 fps
83 fps 59 fps
ウルトラ 47 fps 33 fps
2560
x
1440
93 fps 未実施
61 fps
ウルトラ 37 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 2080Ti 89 fps
RTX 2080 77 fps
RTX 2070 66 fps
RTX 2060 58 fps
GTX 1660Ti 51 fps
GTX 1660Ti 47 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660 43 fps
GTX 1060 33 fps [レビュー機で計測]
GTX 1650 30 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
標準(デスク) 156 fps 未計測
高(デスク)
110 fps
最高品質 102 fps
2560
x
1440
標準(デスク) 124 fps 未計測
高(デスク)
79 fps
最高品質 68 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080Ti 156 fps
RTX 2080 138 fps
RTX 2070 126 fps
RTX 2060 116 fps
GTX 1660Ti 105 fps
GTX 1660Ti 102 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660 83 fps
GTX 1650 62 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
標準(デスク) 146 fps 126 fps
高(デスク)
109 fps 82 fps
最高品質 101 fps 71 fps
2560
x
1440
標準(デスク) 123 fps 未実施
高(デスク)
76 fps
最高品質 66 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080Ti 149 fps
RTX 2080 135 fps
RTX 2070 114 fps
RTX 2060 105 fps
GTX 1660Ti 101 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 99 fps
GTX 1660 81 fps
GTX 1060 71 fps [レビュー機で計測]
GTX 1650 60 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
解像度 | 品質 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920
x
1080
低品質 111 fps 未計測
高品質 93 fps
最高品質 85 fps
2560
x
1440
低品質 80 fps 未計測
高品質 69 fps
最高品質 64 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高品質)
RTX 2080Ti 100 fps
RTX 2080 100 fps
RTX 2070 98 fps
RTX 2060 94 fps
GTX 1660Ti 85 fps [レビュー機で計測]
GTX 1660Ti 76 fps
GTX 1660 65 fps
GTX 1650 55 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends
解像度 Core i7-9700
GTX 1660Ti
1920x1080 106 fps
2560x1440 81 fps
※グラフィック品質設定は「高品質」
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 Core i7-9700 Core i7-8700
GTX 1660Ti GTX 1060
1920x1080 22052 22057
3840x2160 17560 未実施
※グラフィック品質設定は「最高品質」
※約5500で60fps

 

 

GPU-Zで確認した各グラフィックカードの情報は次の通りです。GPU Clockやメモリ等、普通の仕様だと思います。

  • GTX 1660Ti
  • GTX 1060
GeForce GTX 1660Ti 6GB
GeForce GTX 1060 6GB

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。他のPCでの計測値ではありますが、ほとんど変わらないと思います。

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品で選択できる代表的なCPUは次表(緑色のバー)の通りです。

代表的なCPUの性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-9700
Core i7-8700
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-9900K 2033
Core i7-9700 1507 [レビュー機で計測]
Core i7-9700K 1489
Core i7-8700K 1415
Core i7-8700 1389
Core i7-8700 1357 [レビュー機で計測]
Core i5-9600K 1072
Core i5-8600 1023
Core i5-8500 975
Core i5-9400F 954
Core i3-8100 598
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
※一部、The Guru3D.comのサイトから引用しています

 

グラフィックス

本製品で選択できる代表的なグラフィックスは次の通りです。重いゲームも高設定以上でプレイするなら、GTX 1660Tiがおすすめです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
GeForce GTX 1660Ti 6GB
GeForce GTX 1060 6GB
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 2080Ti 12388
RTX 2080 10230
RTX 2070 8605
RTX 2060 7417
GTX 1660Ti 6100 [レビュー機で計測]
GTX 1660 5283
GTX 1060 3607 [レビュー機で計測]
GTX 1650 3598
GTX 1050Ti 2314
GTX 1050 1787
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

PCIe-NVMe SSD搭載時のスコアです。インテル Optaneメモリーに関しては、「特徴」を参照してください。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
1TB M.2 SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 3507 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のベンチマークスコア

以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。

  • SPECviewperf 13
  • CINEBENCH R20
  • その他 3D Mark
  • TMPGEnc
SPECviewperf 13
~ グラフィック(プロフェッショナル向け)性能の評価 ~
GeForce GTX 1660Ti 6GB
CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-9700
※Core i7-8700は未計測
3DMark
~ グラフィック性能の評価 ~
GeForce GTX 1660Ti 6GB
GeForce GTX 1060 6GB
TMPGEnc Video Mastering Works 7によるエンコード時間
Office Modeで計測 Core i7-9700 Core i7-8700
x265でエンコード (※1) 12分38秒 13分34秒
NVENCでエンコード (※2) 52秒 52秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲーム等に集中しづらいです。

GeForce GTX 1060搭載モデルは"やや低め~普通"の騒音値ですが、GeForce GTX 1660Tiはシングルファンのせいか、高負荷時の騒音値がかなり高めです。

  • Core i7-9700
  • Core i7-8700
Core i7-9700、GeForce GTX 1660Ti 6GB
Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は"普通"です。GPU温度は"普通~やや高め"です。コンパクト型にしては冷却性能は高いと思います。

  • Core i7-9700
  • Core i7-8700
Core i7-9700、GeForce GTX 1660Ti 6GB
Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングPCとしては普通の消費電力です。

  • Core i7-9700
  • Core i7-8700
Core i7-9700、GeForce GTX 1660Ti 6GB
Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
シンプルなキューブ型ですが、穴あき加工のフロントパネルがかっこいいです。

 

正面です。

 

内部にメッシュが張られており、スタイリッシュです。

 

天面は内部の見える透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが点灯します。

 

電源スイッチです。透過パネルの奥はメッシュ状になっています。

 

天面には持ち運び用のハンドルがあり、しっかりした作りで片手で持ち上げても頑丈です。

 

側面です。


 

底面です。

 

ゴム足は丸型です。

 

GeForce GTX 1060搭載時の背面の画像です。

 

GeForce GTX 1660Ti搭載時の背面の画像です。

 

電源辺りにはケーブル類をまとめることができるゴムバンドがあります。USBケーブルなどがあちこち行かないよう、すっきりまとめることができます。

ケースの内部のチェック

右側のケース内部のチェックです。電源とストレージがあります。

 

3.5インチシャドウベイはラッチを上げて手前に引っ張ることで、アクセスできる構造になっています。とても便利です。
ただし、コンパクト型なので仕方がないですが、ドライブベイは2つしかありません。



以下、パーツの画像を掲載していきますが、必ずこのパーツが搭載されるとは限りません。

GeForce GTX 1060搭載モデル

GeForce GTX 1060搭載時の左側のケース内部です。グラフィックカードは上に配置されています。

 

今回搭載されていたLenovo独自のマザーボードです。メモリスロットは2つです。

 

16GBのインテル Optaneメモリーです。

 

搭載されていたグラフィックカードです。取り外すには少し手間がかかります。

 

ケースファンはフロントにはなく、リアのみになります。

 

GeForce GTX 1660Ti搭載モデル

GeForce GTX 1660Tiの搭載時の左側のケース内部です。グラフィックカードはシングルファンのミニサイズです。

 

グラフィックカードがミニサイズの場合、上から内部が見えないように前方にガードがあります。


 

Core i7-9700搭載時のLenovo独自のマザーボードです。メモリスロットは2つです。

 

1TBのM.2 SSD搭載時は大きめのヒートシンクが貼られているので、発熱にも安心です。

 

搭載されていたGeForce GTX 1660Tiのグラフィックカードです。シングルファンのミニサイズです。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

まとめ

以上が、レノボ Legion C530のレビューです。

コンパクトながらもゲーミングPCらしいクールなデザインです。ハンドル付きで無線LANを内蔵しているので、持ち運びでの使用が可能なのも特徴です。何よりコンパクト型なので、置き場所に困らないのは大きいと思います。

ツールレスでアクセスできたり、内部構造がしっかりしていてメンテナンス性も良いです。

選択できるグラフィックカードはGeForce GTX 1050TiからGTX 1660Tiまでとなっており、ミドルクラスのグラフィックスを中心に選択可能です。フルHDなら中~最高のグラフィック品質設定で快適にゲームをすることができるでしょう。

搭載できるならSSDが最も良いですが、2TB HDD + 16GB インテル Optane メモリーモデルなら、大容量で価格も抑えられ、SSDにも劣らない高速なゲーム環境を可能にしてくれます。

その他いくつかモデルが用意されてはいるものの、CPU、グラフィックス、ストレージ、電源などのパーツのカスタマイズができないのは欠点です。その代わり、価格が手頃で、ゲーミングPC初心者の方や、持ち運びのできるゲーミングPCを求めている方にはおすすめの製品です。

今回レビューしたGTX 1660Ti搭載モデルでは、グラフィックカードがミニサイズでした。また、高負荷のファンの騒音値が高めで、人によってはゲームに集中できないほどなのでご注意ください。

 

詳細・購入はこちら

最新レノボPCのレビューはこちら

 

 

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