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レノボ Legion C530 の実機レビュー

更新日:2019年1月21日
CPU Core i5-8400
Core i7-8700
GPU GeForce GTX 1050Ti 4GB
GeForce GTX 1060 6GB
メモリ 8GB / 16GB
価格 8万円台(税別)~
クールなデザインで持ち運びが可能なコンパクトゲーミングPC

レノボ Legion C530は、斬新でクールなデザインのコンパクトゲーミングPCです。

天面が透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが内部を照らす構造は、とてもかっこいいです。

コンパクト型なのでデスク上に設置してもスペースを取らず、ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能なので、屋内での移動やLANパーティーイベントなどにもおすすめの製品です。

片側だけですがツールレスで内部にアクセスが可能なので、メンテナンス性も良く、ユーザーの事を考えた使いやすい内部構造をしていると思います。

グラフィックスには、GeForce GTX 1050Ti 4GBまたは、GTX 1060 6GBのグラフィックスを選択できます。

公式サイトはこちら

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB、メモリ16GB、2TB HDD + 16GB Optaneメモリー

 

目次

お忙しい方は、「Legion C530の特徴」のみお読みください。

Legion C530の特徴

コンパクト型でもクールで斬新なデザインを実現

コンパクト型ゲーミングPCとなると、その小さなキューブ型BOXにゲーミング性能を詰め込むのが精一杯で、見た目は二の次になり、地味なデザインのものが多いのですが、Legion C530はクールで斬新なデザインです。


コンパクト型でもゲーミングPCらしい見た目

 

外観は一見シンプルに見えますが、トップは内部が見える透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが内部を照らし、とてもかっこいいです。コンパクトながらもゲーミングPCらしい細工が施されています。


電源をオンにすると赤いLEDが内部を照らすトップの透過パネル

 

コンパクトモデルなのでデスク上に置いてもすっきり

本来ゲーミングPCは排熱効率重視のため、大きいケースが主流となっており、デスク上に置くとかなりのスペースを有しますが、コンパクト型のLegion C530は、デスク上に置いてもすっきりしています。デザインもかっこいいので見た目も良いです。

下の写真は幅120cm、奥行70cmのデスクに24インチの液晶モニタを配置し、実際に本機を設置してみたときの様子です。デスク上が非常にすっきりしているのがわかると思います。


デスク上に設置(デスクは幅120cm、奥行70cm)

 

デスク下に設置することも可能ですが、Legion C530のUSBポートは下の方に配置されているため、デスク下に設置するとUSBを抜き差しする際に厳しい姿勢を強いられることになります。


USBポートは下部に配置されている

 

ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能

Legion C530には天面に持ち運び用のハンドル(取っ手)がついており、筐体サイズもコンパクトなので、片手で持ち上げて楽に運ぶことができます。

またワイヤレスLAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)を内蔵しているので、LANケーブルが届かない場所でも、無線WiFiに接続してのインターネット接続が可能です。特に屋内で移動して使用する方や、毎年開催されている「C4 LAN」などの、LANパーティーイベントに持って行くのにもおすすめのゲーミングPCです。

ハンドル付きで片手でも持ち運びが可能

ミドルタワーゲーミングPC「GALLERIA」とサイズを比較

 

ツールレスで内部にアクセスが可能

Legion C530はツールレスで内部にアクセスすることが可能です。ただし、ツールレスなのは左側のみで、電源とストレージがある右側にはネジ2つを取り外す必要があります。

内部のアクセス方法は下記の写真のように、赤いレバーを引っ張るとロックが外れるので、そのままサイドパネルを引っ張ることで、簡単に取り外すことができます。

赤いレバーを引っ張るとサイドパネルのロックが外れる
赤いレバー部分を引っ張ってサイドパネルをスライドさせる
左側はツールレスで内部にアクセスが可能

 

電源とストレージがある右側のサイドパネルはネジ2つを外すことでアクセスが可能。

完全なツールレスではないことに注意

 

HDDでもOptaneメモリーで高速化

Legion C530のストレージには1TB HDD、2TB HDD + 16GB インテル Optaneメモリー、2TB HDD + 256GB SSDのモデルがありますが、本機は2TB HDD + 16GB インテル Optane メモリーモデルになります。

HDDはSSDと比べるとアクセス速度はかなり遅いですが、16GBのインテル Optaneメモリーをキャッシュとして使用することで、HDDでもSSDに引けを取らない速度まで高速化することが可能となります。

実際に「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」からOptaneメモリーの有効化の場合と無効化の場合でのアクセス速度の違いを測定した結果が下記となります。読み込み(Read)速度に関しては、かなり高速になっているのが分かります。書き込み(Wirte)も、ライトバックキャッシュ方式にしていれば高速になります。

PCの起ち上げ時間やアプリ、ゲームなどの起動時間、読み込み時間も高速になり、ストレスも軽減されます。また、2TBのPCIe SSDを搭載しようと思うと、かなり価格が高くなってしまいますが、Optaneメモリー + HDDなら低価格で済むのも強みです。

ただし、キャッシュに無いデータを読み込むときや、書き込みサイズが大きい場合など、状況によっては速くなりません。その点は、SSD単体よりも劣ります。


「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」からOptaneメモリーの有効化/無効化が可能
Optaneメモリーでのアクセス速度の違い
2TB SATA HDD
※Optaneメモリー 有効
2TB SATA HDD
※Optaneメモリー 無効

 

ゲームベンチマーク

Legion C530は、エントリークラスであるGeForce GTX 1050Ti(4GB)と、ミドルクラスであるGTX 1060(6GB)のグラフィックスを搭載したモデルがあります。

レビュー機では、GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しており、ベンチマークスコアは下表の通りです。

重い部類のゲームなら中設定、中程度の重さのゲームなら最高設定で快適にプレイが可能です。ただし、他のGTX 1060(6GB)を搭載したPCと比べて若干スコアが低いのが気になります。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
~ GeForce GTX 1060 6GB ~
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 7644 (快適) 76 fps
標準品質 5655 (やや快適) 56 fps
高品質 4266 (普通) 41 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 84 fps
53 fps
最高 45 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 96 fps
59 fps
ウルトラ 33 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 18041 (非常に快適) 126 fps
高(ノート) 12363 (非常に快適) 82 fps
最高品質 10692 (とても快適) 71 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 89 fps
高品質 70 fps
最高品質 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンズドグマオンライン
1920x1080 最高品質 15044(とても快適)
※約5800で60fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 24892
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 22057(すごく快適)
※約5500で60fps

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060 6GBの情報は次の通りです。GPU Clockやメモリ等、普通の仕様だと思います。

グラフィックカードのスペック

 

その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。他のPCで計測した結果ではありますが、鉄拳7、バイオハザード7などのフレームレートについても掲載しています。

PCゲームベンチマーク一覧

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

レノボ Legion C530で計測したベンチマーク

以下、Core i7-8700、メモリ 16GB、GeForce GTX 1060 (6GB)、2TB HDD + 16GB Optane メモリーのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。他の同等構成のPCと比べると、若干ですがスコアが低めに出ている感じがします。

CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8700
3DMark
~ グラフィックス(DirectX)の評価 ~

GeForce GTX 1060 6GB
TMPGEnc Video Mastering Works によるエンコード時間
  TMPGEnc
VMW 7
TMPGEnc
VMW 6
x265でエンコード (※1) 13分34秒 12分48秒
NVENCでエンコード (※2) 52秒 1分08秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

 

x265でエンコードしたときのCPUクロック
CrystalDiskMark 6(内蔵ストレージ)

特徴」を参照

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲーム等に集中しづらいです。

"やや低め~普通"の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(標準品質(デスク)、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は"普通"です。GPU温度は"普通~やや高め"です。コンパクト型にしては冷却性能は高いと思います。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃前後で推移しており普通の温度です。クロックダウンなどもなく一定の温度になっています。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

CPU温度は60℃前後、GPU温度は80℃前後で推移しています。

CPU温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のCPU温度
GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のGPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングPCとしては普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
シンプルなキューブ型ですが、穴あき加工のフロントパネルがかっこいいです。

 

正面です。

 

内部にメッシュが張られており、スタイリッシュです。

 

天面は内部の見える透過パネルになっており、電源を入れると赤いLEDが点灯します。

 

電源スイッチです。透過パネルの奥はメッシュ状になっています。

 

天面には持ち運び用のハンドルがあり、しっかりした作りで片手で持ち上げても頑丈です。

 

側面です。


 

底面です。

 

ゴム足は丸型です。

背面の画像です。

電源辺りにはケーブル類をまとめることができるゴムバンドがあります。USBケーブルなどがあちこち行かないよう、すっきりまとめることができます。

ケースの内部のチェック

右側のケース内部のチェックです。電源とストレージがあります。

 

3.5インチシャドウベイはラッチを上げて手前に引っ張ることで、アクセスできる構造になっています。とても便利です。
ただし、コンパクト型なので仕方がないですが、ドライブベイは2つしかありません。


 

左側のケース内部です。グラフィックカードは上に配置されています。


以下、パーツの画像を掲載していきますが、必ずこのパーツが搭載されるとは限りません。

 

今回搭載されていたLenovo独自のマザーボードです。メモリスロットは2つです。

 

16GBのインテル Optaneメモリーです。

 

搭載されていたグラフィックカードです。取り外すには少し手間がかかります。

 

ケースファンはフロントにはなく、リアのみになります。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

まとめ

以上が、レノボ Legion C530のレビューです。

コンパクトながらもゲーミングPCらしいクールなデザインです。ハンドル付きで無線LANを内蔵しているので、持ち運びでの使用が可能なのも特徴です。何よりコンパクト型なので、置き場所に困らないのは大きいと思います。

ツールレスでアクセスできたり、内部構造がしっかりしていてメンテナンス性も良いです。

選択できるグラフィックカードはエントリークラスであるGeForce GTX 1050Ti 4GBまたは、ミドルクラスのGeForce GTX 1060 6GBのみとなっていますが、フルHDなら中~高いグラフィック品質設定で快適にゲームをすることができるでしょう。

搭載できるならSSDが最も良いですが、2TB HDD + 16GB インテル Optane メモリーモデルなら、大容量で価格も抑えられ、SSDにも劣らない高速なゲーム環境を可能にしてくれます。

その他いくつかモデルが用意されてはいるものの、CPU、グラフィックス、ストレージ、電源などのパーツのカスタマイズができないのは欠点です。その代わり、価格が手頃で、ゲーミングPC初心者の方や、持ち運びのできるゲーミングPCを求めている方にはおすすめの製品です。

 

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
レノボ Legion C530

 

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