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レノボ Ideapad S130(11)の特徴

CPU | Celeron N4000 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD 128GB SSD |
液晶サイズ | 11.6型 |
液晶種類 | HD TN 非光沢 |
質量 | HDD:約1.27kg SSD:約1.15kg |
バッテリー | HDD:約6.1時間 SSD:約8.0時間 |
価格[税込] | 30,661円 |
Ideapad S130(11)は、Ideapadシリーズで最安だったIdeapad 120Sの後継機種です。特徴は変わらず、11型とコンパクトかつ軽量で、価格も安いので気軽に使うことができます。
CPU性能が少しアップしていますが、それでも処理能力は低めです。ストレージとして、HDDとSSDとを選択できますが、CPU性能の低さをカバーするために、SSDを搭載したモデルの方がおすすめです。
ディスプレイはHD(1366x768)で、TNパネルなので視野角も良くありません。
スペック的にビジネス用途にはおすすめしませんが、モバイルPCの入門機には向いています。価格が安いので、子ども用のPCとしても良いかもしれません。
Ideapad S130(11) の特徴
マイナーチェンジモデル
Ideapad S130(11)は、名前が少し変わっていますが、同じく格安モバイルPCだったIdeapad 120Sの後継機種と言えます。
簡単に比較してみると、液晶、インターフェイス、質量、サイズの点で、Ideapad 120SとIdeapad S130(11)に違いはありません。CPUに変更が加えられたマイナーチェンジモデルといった感じです。旧モデルと同じく、Ideapad S130(11)も、スペックはかなり低めです。液晶も小さいですし、1台目のPCとしては適していません。
構成としては、SSDの容量が半分になって、価格が安くなったモデルが登場しています。スペックからして128GBあれば十分な気がするので、価格が下がって、より入手しやすくなっています。
[本製品] Ideapad S130 |
[旧モデル] Ideapad 120S |
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画像 | ![]() |
![]() |
CPU | Celeron N4000 | Celeron N3350 |
ストレージ | 500GB HDD 128GB SSD |
500GB HDD 256GB SSD |
液晶サイズ | 11.6型 | |
液晶種類 | HD 非光沢 | |
インターフェイス | USB Type-C USB 3.0 x 2 HDMI microSDカードリーダー |
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質量 | HDD:約1.27kg SSD:約1.15kg |
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サイズ[mm] | [幅] 288 [奥行] 200.9 [高さ] HDD:20.9 / SSD:17.7 |
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バッテリー | HDD:約6.1時間 SSD:約8.0時間 |
HDD:約7.1時間 SSD:約9.2時間 |
価格[税込] | HDD:30,661円 SSD:30,661円 |
HDD:33,199円 SSD:47,045円 |
購入しやすい低価格
Ideapad S130(11)の一番の利点は、レノボのノートPCの中でも最安級の価格で、購入しやすいことです。
メインPCは他に所有しているけど、サブPCとしてモバイルPCがあれば便利かも、という方がモバイルPCの入門機として買いやすい価格です。
SSDを搭載しているのに、3万円だという価格は本当に安いと思います。ただし、低価格PCなので、もちろん妥協しないといけない部分も少なくありません。
性能低めのCeleron搭載
Ideapad S130(11)の搭載するCPUは、Celeron N4000です。旧モデルのCeleron N3350よりは処理性能が向上しているものの、それでも処理性能は低めです。例えば、PassMarkのベンチマークスコアが2,000前後あれば、ある程度快適に使用できると考えていますが、筆者の考えるそのボーダーラインも下回っています。
ただし、動画視聴、ウェブ閲覧、簡単なデータ入力などの軽い作業であれば、そこそこ使えるでしょう。オールマイティーではありませんが、用途を限って使用すれば、意外と快適に使えるかもしれません。
~ CPU性能の評価 ~
ストレージはSSDがおすすめ
Ideapad S130(11)のストレージには、500GB HDDと、128GB SSDの2種類があります。どちらのモデルを選択しても同じ価格です。ただ、HDD搭載モデルは少し重くなり、本体の厚みも増します。
SSDは読み書き速度が速く、非力なCPUの速度の遅さをカバーしてくれます。同じCPUでもHDDとSSDとでは、起動速度が驚くほど違うこともありますので、SSD搭載モデルがおすすめです。また、SSDはHDDよりも耐振動性に優れているので、Ideapad S130(11)のようなモバイルPCには、SSDを搭載するメリットが大きいです。ストレージの容量は少なくなりますが、不足する場合はmicroSDカードなどを併用するとよいでしょう。
HD TN液晶搭載
Ideapad S130(11)のディスプレイの解像度はHDです。最近主流のフルHDではありませんが、もともと液晶のサイズが小さめの11.6型であるため、極端に粒状感(カクカクしている感じ)は出ないと思います。
液晶はTN液晶であるため視野角は狭いです。それでも、ディスプレイは180度開くので、見やすい角度に調整しやすく、基本的に複数人で見るようなサイズの液晶ではないので、視野角の狭さは大きなデメリットとはならないでしょう。
主流のスペックからするとちょっと劣るディスプレイですが、価格を考えると妥協しないといけない部分です。

標準的なインターフェイス
Ideapad S130(11)のインターフェイスは、このサイズのモバイルPCとしては、標準的です。HDMI出力やUSB Type-Cポートも備えており、大きく欠けてはいません。
microSDカードリーダーを備えているので、容量の少なさをカバーするためにも使用することができます。

持ち運びしやすいサイズと質量
Ideapad S130(11)は、狭額ベゼルの液晶を採用したりしているわけではありませんが、もともとが11.6型と小型のPCなので、持ち運びには適しています。
質量も、このサイズのPCとして特筆するほど軽量ではないものの、HDDモデルが約1.27kg、SSDモデルが1.15kgと、十分持ち運べる重さです。SSDモデルの方が、高さも少し薄くなります。
バッテリー駆動時間は短め
Ideapad S130(11)のバッテリー駆動時間は、HDDモデルで約6.1時間、SSDモデルで約8.0時間となっています。
モバイルPCとして、ちょっと短めですが、スペック的にも1日中使用するヘビーユーザー向けのPCではないので、十分な時間だとは思います。
バッテリー駆動時間の観点からも、SSDモデルの方が断然有利です。
ライバル機種との比較
最後に、ライバル機種との比較です。比較したのは、同じサイズで、購入しやすい価格であるデルのInspiron 11 3000です。
価格、質量、サイズ等に大きな差はありません。Ideapad S130は、ストレージがSSDという点で、Inspiron 11 3000のeMMCよりも優れています。具体的には、eMMCよりも、読み書き速度が速く、寿命も長いです。また、価格も安いです。
一方、Inspiron 11 3000は、AMD A9-9420eを搭載しており、処理能力はIdeapad S130のCeleron N4000よりも高いです。
[本製品] Ideapad S130 |
デル Inspiron 11 3000 (3180) |
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CPU | Celeron N4000 | AMD A9-9420e |
ストレージ | 128GB SSD | 128GB eMMC |
液晶サイズ | 11.6型 | |
液晶種類 | HD 非光沢 | |
インターフェイス | USB Type-C USB 3.0 x 2 HDMI microSD |
USB 3.1 USB 2.0 HDMI microSD |
質量 | 約1.15kg | 約1.158kg |
サイズ[mm] | [幅] 288 [奥行] 200.9~ [高さ] 17.7 |
[幅] 292 [奥行] 196 [高さ] 20.8 |
バッテリー | 約8.0時間 | 32Wh |
価格[税別] | 28,390円 | 31,021円 |
~ CPU性能の評価 ~
まとめ
Ideapad S130(11)は、とにかく購入しやすい価格を優先した、小型のモバイルPCです。
CPUのスペックが低いため、使用目的を考えて、ある程度限定して使用した方がよいでしょう。
動作の快適さ、質量、厚み、バッテリー駆動時間といった部分でのメリットを考えると、断然SSDモデルがおすすめです。
モバイルPCを使ったことがなければ、Ideapad S130(11)からスタートしてみてもいいと思います。
詳細・購入はこちら
レノボ 公式サイト

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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