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レノボ Legion T530 の実機レビュー

更新日:2018年12月14日
CPU Core i5-8400
Core i7-8700
GPU GeForce GTX 1050Ti 4GB
GeForce GTX 1060 6GB
メモリ 8GB / 16GB
価格 6万円台(税別)~
持ち運びが可能なミニタワーゲーミングPC

レノボ Legion T530はフロントパネルのデザインがかっこいいミニタワーゲーミングPCです。

天面には片手で持てるハンドルが付いており、持ち運びが比較的楽です。無線LANも内蔵しているので、屋内での移動やLANパーティーイベントなどにもおすすめの製品です。

裏面配線により内部がスッキリしているので、エアフローも良いです。またドライバーなどを使わずにアクセスできるパーツが多く、メンテナンスもしやすいです。

グラフィックスには、GeForce GTX 1050Ti 4GBまたは、GTX 1060 6GBのグラフィックスを選択できます。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8700、GeForce GTX 1060 6GB、メモリ16GB、256GB M.2 SSD+2TB HDD

 

目次

お忙しい方は、「Legion T530の特徴」のみお読みください。

Legion T530の特徴

フロントパネルがかっこいい

Legion T530のフロントパネルには、ドット状に穴あけ加工が施されており、その奥にはメッシュが張られています。電源をオンにすると、赤いLEDと「LEGION」のロゴの「O」が点灯します。数あるゲーミングPCの中でも、Legion T530のフロントパネルのデザインは斬新でかっこいいと思います。

本機ではLEDの色は赤にしか点灯しませんが、上位モデルのT730では 1680万色のライティングが可能です。


電源をオンにすると赤いLEDが点灯するフロントパネル

 

ハンドル+無線LAN内蔵で持ち運びが可能

Legion T530には天面に持ち運び用のハンドル(取っ手)がついており、筐体サイズもミドルタワーよりもひと回り小さいミニタワーケースなので、片手で持ち上げて比較的楽に運ぶことができます。

またワイヤレスLAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)を内蔵しているので、LANケーブルが届かない場所でも、無線WiFiに接続してのインターネット接続が可能です。特に屋内で移動して使用する方や、毎年この時期に開催されている「C4 LAN」などの、LANパーティーイベントに持って行くのにもおすすめのゲーミングPCです。

ハンドル付きで片手でも持ち運びが可能

ミドルタワーゲーミングPC「GALLERIA」とサイズを比較

 

裏面配線ができて内部はスッキリ

ショップオリジナルのPCケースを採用している製品は、裏面配線ができず内部がごちゃごちゃしている場合がよくありますが、本製品はケーブル類を裏面配線することが可能で、内部がスッキリしています。また、これにより空気の流れがよくなり冷却性も向上します。


裏面配線ができて内部はスッキリ

 

ドライブベイは非常に少ない

PCケースは、幅:185、奥行き:456、高さ:440mmと、ミニタワーケースになりますが、3.5インチシャドウベイが2つしかなく、ドライブベイの数は非常に少ないです。

ただ、マザーボードにM.2 SSDを接続できるスロットがあり、超高速SSDが出たことでRAIDを組む人も少なくなったことから、通常の方であれば、ストレージのドライブ数が不足することはあまりないと思います。

ドライブベイは3.5インチシャドウベイが2つのみ

 

ゲームベンチマーク

Legion T530は、エントリークラスであるGeForce GTX 1050Ti(4GB)と、ミドルクラスであるGTX 1060(6GB)のグラフィックスを搭載したモデルがあります。

レビュー機では、GeForce GTX 1060(6GB)を搭載しており、ベンチマークスコアは下表の通りです。

重い部類のゲームなら中設定、中程度の重さのゲームなら最高設定で快適にプレイが可能です。ただし、他のGTX 1060(6GB)を搭載したPCと比べて若干スコアが低いのが気になります。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
~ GeForce GTX 1060 6GB ~
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 7784 (快適) 77 fps
標準品質 5616 (やや快適) 56 fps
高品質 4291 (普通) 42 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 81 fps
52 fps
最高 44 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 100 fps
64 fps
ウルトラ 35 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 18145 (非常に快適) 127 fps
高(ノート) 12623 (非常に快適) 84 fps
最高品質 10878 (とても快適) 73 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 89 fps
高品質 71 fps
最高品質 65 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンズドグマオンライン
1920x1080 最高品質 15075(とても快適)
※約5800で60fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 25951
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 22366(すごく快適)
※約5500で60fps

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060 6GBの情報は次の通りです。GPU Clockやメモリ等、普通の仕様だと思います。

グラフィックカードのスペック

 

その他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。他のPCで計測した結果ではありますが、鉄拳7、バイオハザード7などのフレームレートについても掲載しています。

PCゲームベンチマーク一覧

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

レノボ Legion T530で計測したベンチマーク

以下、Core i7-8700、メモリ 16GB、GeForce GTX 1060 (6GB)、256GB M.2 SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。他の同等構成のPCと比べると、若干ですがスコアが低めに出ている感じがします。

CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8700
3DMark
~ グラフィックス(DirectX)の評価 ~

GeForce GTX 1060 6GB
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i7-8700
GeForce GTX 1060 6GB
x265でエンコード (※1) 12分58秒
NVENCでエンコード (※2) 1分9秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー

 

x265でエンコードしたときのCPUクロック
CrystalDiskMark 6(SSD)
~ 内蔵ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe M.2 SSD

 


 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、ゲーム等に集中しづらいです。

"やや低め~普通"の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(標準品質(デスク)、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は"普通"です。GPU温度は"普通~やや高め"です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃前後で推移しており普通の温度です。クロックダウンなどもなく一定の温度になっています。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

CPU温度は60℃前後、GPU温度は80℃前後で推移しています。

CPU温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のCPU温度
GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のGPU温度

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングPCとしては普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
シンプルな形状ですが、穴あき加工のフロントパネルがかっこいいです。

 

穴あき加工が施されたフロントパネルです。内部にメッシュが張られており、スタイリッシュです。

 

フロントパネル上部を上にスライドすると、スリムタイプのDVDスーパーマルチドライブがあります。

 

天面上部にはUSB 3.0 x 2、ヘッドホンジャックx 1、マイクロホンジャック x 1、電源ボタンがあります。

 

天面上部にエアインテークはありません。

 

天面には持ち運び用のハンドルがあり、しっかりした作りで片手で持ち上げても頑丈です。

 

側面です。


 

底面です。

 

ゴム足は丸型です。

背面の画像です。

マザーボードと、今回搭載されていたGeForce GTX 1060(6GB)のグラフィックカードの入出力ポートです。

電源辺りにはケーブル類をまとめることができるゴムバンドがあります。USBケーブルなどがあちこち行かないよう、すっきりまとめることができます。

ケースの内部のチェック

ケース内部のチェックです。

裏面配線も綺麗にまとめられています。

 

ケース内部です。3.5インチシャドウベイは下に配置されているため、横の隙間が広く、エアフローも良いです。
ツールレスでメンテナンスできるようになっており、サイドパネルのネジは素手でも取れるようになっています。HDDもネジ止めされていません。


以下、パーツの画像を掲載していきますが、必ずこのパーツが搭載されるとは限りません。

 

今回搭載されていたCPUファンです。メモリスロットは2つです。

 

グラフィックカードです。重みで曲がらないよう、グラフィックカードを支えるサポートステーが装着されています


 

グラフィックカードだけは取り外すのにドライバーが必要です。

 

電源です。電源容量は450W(+12Vは324W)です。GeForce GTX 1060搭載PCとしてはやや少なめの容量かなと思いますが、ギリギリ大丈夫だと思います。ケーブルは全て裏から配線されています。


 

3.5インチシャドウベイです。HDDは2つまでしか収まらないので、拡張性は低いです。5.25インチベイは上部に1つです。

 

上部にスリムタイプの光学ドライブがあります。

 

公式ページの内部写真ではフロントファンは上下2基搭載されていましたが、本機では120mmファンが1基のみでした。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

オプションの周辺機器

ゲーミングモニター「Legion Y25f」

レノボのオリジナルのゲーミングモニター「 Legion Y25f」です。24.5型の非光沢TNパネルで、最大解像度は1920x1080です。144Hz駆動に対応しているので、残像も抑えられ、ヌルヌルした映像でゲームをプレイできます。

特に狭額ベゼル枠なのでゲームに集中しやすく、2段階のオーバードライブ機能は、他社のゲーミングモニターに比べ、残像感が少なく、映像の輪郭が強調されてとても見やすいです。気になる表示遅延もありませんでした。

そのほか、左サイドには収納可能なヘッドホンハンガーや縦画面のピボットに対応していたりなど、利便性においても優れたゲーミングモニターだと思います。


 

ゲーミングキーボード「Legion K200」

レノボのオリジナルのゲーミングキーボード「Legion K200」です。フルサイズのキーボードで、12キーのアンチゴーストに対応しています。キーボードバックライトは赤、青、紫で切り替えることができます。

キー構造はメカニカルキースイッチではなく、メンブレン方式で、キー自体はプラスチック製です。静かでとてもタイピングしやすいですが、耐久性はあまりなさそうです。マクロスイッチなどはなく、シンプルに作られているので、初めてのゲーミングキーボードには良いと思います。


 

ゲーミングマウス「Legion M200 RGB」

レノボのオリジナルのゲーミングマウス「Legion M200 RGB」です。左サイドにボタンが2つ配置されており、全部で5ボタンあります。マルチカラーサーキュレーションバックライトという、LEDが虹色にウェーブしていくデザインで、見た目は非常にかっこいいです。中央にはDPIを切り替えることができるスイッチがあり、1000DPI、1300DPI、1600DPI、2400DPIの4段階で調整できます。

マウス自体の重量は実測で105gで、ゲーミングマウスにしては軽めです。個人的にもゲーミングマウスは、関節に負担の少ない軽めのものが好きなので、軽快に動いて非常に使いやすいです。構造的にはつまみ持ちが一番しっくりきます。耐久性も問題なさそうです。幅広い層におすすめできるゲーミングマウスだと思います。


 

まとめ

以上が、レノボ Legion T530のレビューです。

赤いLEDと穴あき加工のフロントパネルがかっこいいデザインのゲーミングPCです。ハンドル付きで無線LANを内蔵しているので、持ち運びも比較的楽なのが特徴です。

また裏面配線が綺麗で内部がすっきりしており、ツールレスでメンテナンス性も高いです。ただHDDなどの拡張性は乏しいです。

選択できるグラフィックカードはエントリークラスであるGeForce GTX 1050Ti 4GBまたは、ミドルクラスのGeForce GTX 1060 6GBのみとなっていますが、フルHDなら中~高いグラフィック品質設定で快適にゲームをすることができるでしょう。

いくつかモデルが用意されてはいるものの、CPU、グラフィックス、ストレージ、電源などのパーツのカスタマイズができないのは欠点ですが、価格が手頃でゲーミングPC初心者の方や、持ち運びのできるゲーミングPCを求めている方にはおすすめの製品です。

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【公式サイトはこちら】
レノボ Legion T530

 

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