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レノボ ThinkPad P1の特徴

更新日:2018年8月25日
CPU Xeon E-2176M
Core i7-8850H
Core i7-8750H
Core i5-8400H
GPU Quadro P2000
Quadro P1000
メモリ 最大64GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 フルHD IPS 非光沢
UHD IPS タッチ
質量 約1.71kg
バッテリー 最大約15.0時間
価格 26万円(税込)~
超軽量!モバイルワークステーション

ThinkPad P1は、Quadroの外部グラフィックスを搭載していながら、質量は2.0gを大きく下回っている非常に軽量なモバイルワークステーションです。

ボディも薄くスタイリッシュで、モバイルワークステーションとしては、史上最薄・最軽量となっています。

薄くて軽いだけでなく、CPUには最大Xeon E-2176M、グラフィックスには最大Quadro P2000を選択可能で、高い性能を備えています。

第8世代Core i5-8400Hを搭載したモデルだと、バッテリー駆動時間は最大約15.0時間となっており、バッテリー駆動時間も十分です。

液晶ディスプレイもAdobe RGB 100%のカバー率で、クリエイター向けモバイルPCとして、死角のないスペックになっています。

レノボ 公式サイト

ThinkPad P1の特徴

Quadro搭載PCとしてはかなり軽量・薄型

ThinkPad P1の驚くべき点は、Quadro P2000のグラフィックスを搭載しながら、1.71kgの質量、18.4mmの薄さしかない点です。他社のQuadro P2000を搭載できるモバイルワークステーションと比較したものが下表ですが、圧倒的な軽さ&薄さであることが分かります。

各社15.6型モバイルワークステーションの比較
  レノボ
ThinkPad P1
DELL
Precision 15 7000
HP
ZBook 15 G5
CPU Core i5-8400H~
Xeon E-2176M
Core i5-8300H~
Xeon E-2176M
Core i7-8750H~
Xeon E-2176M
グラフィックス P1000 / P2000 P1000~P3200 P1000 / P2000
質量 1.71kg~ 2.6kg~ 2.6kg
薄さ(最厚部) 18.4mm~ 29.95mm ?(最薄は26mm)

 

横から見た外観は下のようになっていて、ThinkPad X1 Carbonの側面と非常によく似ています。非常に薄く、モバイルワークステーションには見えません。

薄型・軽量

 

Adobe RGB 100% &4K の液晶を選択可能

モバイルワークステーションを購入する方は、映像編集や、3D CG、3D CADなど行う方がほとんどだと思われますが、その際液晶ディスプレイの品質は非常に重要になってきます。ThinkPad P1は、Adobe RGBカバー率100%の4K液晶を選択することが可能です。輝度も400nitと高く、日光の当たる屋外でも使用しやすいでしょう。

一方、フルHD液晶も選択できますが、こちらの仕様は明記されていません。ThinkPad P1を購入するなら、4K液晶の購入をおすすめします。

Adobe RGB 100% &4K の液晶

 

長めのバッテリー駆動時間

ThinkPad P1は、最大15時間のバッテリー駆動が可能となっており、長めの駆動時間です。Rapidチャージにも対応しており、短い時間で充電可能なので、いざというときでも心強いです。

ただし、最大15時間バッテリー駆動するのは、Core i5-8400H、Quadro P1000、フルHD液晶を搭載した場合です。Xeon E2176MもしくはCore i7-8850Hと、Quadro P2000、UHD液晶を搭載すると、約9.5時間まで下がります(下表参照)。

構成によるバッテリー駆動時間の比較
  構成1 構成2 構成3
CPU Core i5-8400H Core i7-8750H Core i7-8850H
Xeon E-2176M
グラフィックス Quadro P1000 Quadro P2000
液晶 FHD 4K
バッテリー 約15.0時間 約10.7時間 約9.5時間

 

最大Quadro P2000を選択可能

ThinkPad P1は、グラフィックスとしてQuadro P1000、またはQuadro P2000を搭載可能です。これは、3D CG、CADなどOpen GLを使ったアプリケーションに特化した、プロ向けの外部グラフィックスです。10bitカラー表示で編集作業を行い方にも最適です。他のQuadroとの性能比較については「HOTHARDWARE」などのサイトをご確認下さい。

 

CPUには第8世代HシリーズやXeonを搭載

ThinkPad P1は、CPUとして第8世代CoreプロセッサーHシリーズ、もしくはXeonを搭載しています。各CPUのベンチマークスコアは次の通りです。

Xeon E-2176Mはベンチマークによって差があり、Passmarkは最も高いスコアでしたが、CINEBENCHについてはCore i7-8750Hよりも低いスコアでした。ただし、Xeonの場合、スコアの良し悪しだけが重要ではなく、ECC対応のメモリを搭載することで、メモリエラーを検出でき、データの信頼性が高くなるというメリットがあります。信頼性重視なら、Xeon E-2176M + ECC対応メモリが良いでしょう。

コスパ重視なら、Core i7-8850HやCore i7-8750Hがいいと思います。前述しましたが、バッテリー駆動時間重視なら、Core i5-8400Hがいいでしょう。

PassMark Performance Test 9.0 - CPU MARK
参照:Pasmark
CINEBENCH R15
参照1:NOTEBOOKCHECK
参照2:VIDEOCARDZ
参照3:cpu-monkey

 

インターフェイス構成は標準的

ThinkPad P1のインターフェイスは、標準的な構成となっています。

右側面には、SDカードリーダー、USB 3.1 x2を備えています。左側面には、Thunderbolt(USB 3.1共用)x2、HDMI、イーサネット拡張コネクタ、ヘッドホンを備えています。

外部出力にも優れており、USB Type-C接続時だと、最大5120x2880の解像度での出力が可能です。イーサネット拡張コネクタですが、これは同梱のネットワークアダプターを接続してLANポートを使用できるようにするためのものです。薄型化のためか、通常のLANポートではなく、拡張コネクタとなっています。

側面のインターフェース

 

ISV認定取得

ThinkPad P1は、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)により互換性や安定性などをテストされて、ISV認定を取得しています。具体的には、ArcGIS、AutoCAD、CATIA、Creo、Inventor、Microstation、NX、PDMS、Revit、Solid Edge、SolidWorks、VectorworksなどのISV認定を取得しています。

 

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