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レノボ ThinkPad X1 Carbon(2017)の実機レビュー(2)

更新日:2017年10月2日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。今回はCore i5搭載モデルで計測しています。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

比較的低めの動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

普通の温度です。


 

また、ThinkPad X1 Carbonには「インテリジェント・クーリング」という機能が搭載されており、ノートPCを膝の上に置いて作業をしているようなとき(揺れがあるとき)は、パフォーマンスを下げて、表面温度が熱くなりにくくなります。


インテリジェント・クーリング

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低い消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

ツヤのない素材であるため、指紋などは目立ちにくいです。

 

天板です。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

底面はほぼフラットです。

 

液晶は、ほぼ180度まで開くことができます。

 

右側面です。排気口が右側面にあります。マウスを使うときに手が熱くならないか心配していましたが、CPU使用率が100%になる作業だと熱風が気になりましたが、CPU使用率が30%程度の負荷であれば、ほとんど気になりませんでした。

 

左側面です。USB Type-C兼Thunderbolt3が、2スロット追加されています。どちらのポートにACアダプターを接続しても充電可能です。

 

45W ACアダプターの画像です。

 

底面カバーは5つのネジを外すだけで簡単に取れます。

 

底面カバーを開けたときの画像です。メモリはオンボードであるため、自分で交換することはできません。

 

静音性の高いCPUオウルファンです。

 

128GB SATA M.2 SSDの画像です。

 

バッテリーの詳細です。

まとめ

以上が、ThinkPad X1 Carbonのレビューです。

他のモバイルノートPCと比較して、タイピングしやすい点が特徴です。

また、画面も14型と大きく、視野角もよく、色域も比較的広く見やすい液晶です。画面は大きいですが、狭額フレームを採用することで、ボディは従来モデルよりも一回り小さくなっています。

質量も比較的軽く、バッテリー駆動時間も長く、堅牢性も高いボディです。

そして、ついにLTE(WWAN)に対応しました。

2017年大本命のモバイルノートPCと言えるでしょう。

ただし、メモリカードスロットがmicro SDカードサイズです。フルサイズのSDカードは挿入できません。また抜き差しもしづらいです。

また、納期が遅いです。2月10日に注文をし3月26日にようやく到着しました。日本語キーボードの生産が追いつかなかったようです。現在はここまで遅れることはないですが、納期が長めであることには変わりありません。

 

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