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レノボ YOGA Bookの実機レビュー(2)

更新日:2016年10月23日
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  目次  

 

ハロキーボードのチェック

ハロキーボードのチェックです。

キーボードを操作していないときは真っ暗です。

 

キーボード面に指を触れると、キーが浮かび上がります。

 

キーを押すと"ブッ"というような音と振動が発生し、キーが押されたことを認識することができます。

筆者は、下から2列目のキー(XやCなどのキー)を打つとき、爪が当たることが多いのですが、ハロキーボードは爪では認識しません。そのため、できるだけ爪が当たらないように(指のひらのみ当たるように)打つ必要があります。爪の長い女性などは打ちにくいのではないかと思います。

 

ブラインドタッチもある程度は出来ます。下の動画くらいのスピードなら打てます。ただし、やはり普通のキーボードよりはタイプミスが多くなります。特に、指をキーの上に置いておくことができないので、打ち始めが難しいです。筆者は、このキーで、長い記事をタイピングする気にはなれないです。

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUはAtom x5-Z8550を搭載しています。PassMarkのベンチマークを実行すると、CPU Markが「1999」あったため、そんなに性能が悪いわけでもないです。OneNoteを使ったり、Web閲覧をしたり、動画を見たりする作業であれば、ストレスは感じません。ただ、バックグラウンドで走っている処理がなかなか終わらないなと感じる部分はあります。

PassMark Performance Test 9.0


Passmark(総合スコア)


PassMark(CPU Markのみ)

ストレージのベンチマーク


64GBフラッシュメモリ

外観のチェック

外観のチェックです。

パソコン形状のときの画像です。

 

L字形状のときの画像です。

 

テント形状のときの画像です。

 

YOGAシリーズで使われているヒンジ画像です。360度回転します。

 

液晶を閉じたときの画像です。普通のノートみたいです。

 

液晶を180度開いて、裏側から撮影した画像です。ボトムカバーにはゴム足などはなく、やや滑ります。

 

タブレット形状にしたときの画像です。

 

タブレット形状にしたときも、隙間はそれほどなく、薄くて持ちやすいです。

 

右側面です。電源、音量ボタン、ヘッドホン端子などがあります。

 

左側面です。microUSB、カードトレイ、microHDMIなどのポートがあります。

 

カードトレイには、microSDカード、nanoSIMを挿入可能です。

 

ACアダプターは小型です。

まとめ

以上が、YOGA Bookのレビューです。

紙に書いた文字が、リアルタイムでデジタル化される点が新しいです。手書きした内容をすぐに電子化したいというニーズは多いと思うので、とても面白い製品だと思います。

割と正確に手書きしたものをデジタル化できましたし、厚手のノートに書いても認識したので、ペンの精度は非常に高いと感じました。

ただし、用紙のズレに弱かったり、タッチ画面に触れて意図しない動作をしてしまったり、紙を取りかえた時のページスクロールが面倒だったり、細かい部分で改善してほしいなと思うところはありました。

ハロキーボードは、タブレットなどのソフトウェアキーボードよりはましです。ただ、メモ程度の内容を打つ分には構わないですが、長い文章をこのキーボードで書く気にはなれません。

現在、Windows版もAndroid版も品薄状態が続いています。欲しい方は、こまめにサイトをチェックしましょう。

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メーカーサイト:レノボ 公式サイト