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レノボ ThinkPad X260の実機レビュー(2)

更新日:2016年6月12日
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  目次  

 

以下、Core i5-6200U、HD IPS液晶、8GB メモリ、192GB SSDの構成で、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測しています。異なる構成の場合は、結果がやや変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

低負荷時はほとんど音が聞こえません。高負荷時(エンコード時)も低めの動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

高負荷時(エンコード時)の温度はやや高めです。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコード時は、キーボードの左側の排気口付近がやや熱くなります。ただ、モバイルノートでエンコードの様な負荷の高い処理をすることは、あまりないとは思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。なお、23.2Whのリア・バッテリーを搭載したときの画像を掲載しています。

ThinkPadらしいボディです。ツヤのない素材であるため、指紋などは目立ちにくいです。

 

天板です。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

ヒンジ部分です。

 

底面です。ドッキングコネクタを搭載しており、ThinkPad ベーシック・プロ・ウルトラドックなどのドッキングデバイスを装着することが可能です。

 

バッテリーを外したときの画像です。

液晶ディスプレイは、ほぼ180度まで開きます。

 

側面の端子は下図の通りです。VGAポートは無くなりましたが、HDMIポートが追加されました。LANやMini-Displayportも搭載しています。

底面カバーを取り外したときの画像です。

 

メモリスロットは1つです。自分で換装することができます。

 

内蔵のフロント・バッテリーの画像です。

 

M.2スロットです。試していませんが、M.2 SSDを増設できると思います。なお、M.2のTypeは2242だと思います。SSDの長さにはご注意ください。

WWANのアンテナケーブルは無いため、もしもLTE通信をしたいなら、WWANカード+アンテナケーブルを増設する必要があり、敷居は高いです。

 

今回搭載されていた7mm厚のSSDです。カバーに余裕があるため9.5mm厚でも入ると思います。

 

ACアダプターです。

 

別途、購入可能なレノボ 公式サイトの画像です。高さが低いためカバンへ入れやすいです。

まとめ

以上が、ThinkPad X260のレビューです。

操作性が良く、仕事がはかどるPCです。

最近はバッテリー交換のできないモバイルノートパソコンが多いですが、バッテリーが劣化した場合、自分で交換することができませんし、大容量のバッテリーを装着することもできません。一方、ThinkPad X260は、リア・バッテリーを自分で交換することができ、72Whの大容量バッテリーを搭載することが可能です。

他社のモバイルノートパソコンは、1.0kgを切るような製品もあります。一方、ThinkPad X260は、(フロント・バッテリーを搭載している場合)最小構成時でも約1.43kgとやや重いです。ただし、リアに72Whのバッテリーを搭載した場合、"単位重量あたりのバッテリー駆動時間"は、他の製品よりもかなり長いです。

なお、旧モデルのThinkPad X250と比較すると、それほど大きな進化はありません。X250を持っている人は、買い替える必要はないと思います。

詳細はこちら
メーカーサイト:レノボ 公式サイト