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レノボ ThinkPad E470の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
アイドル時、低負荷時(動画再生時)でもやや動作音が聞こえますが、高負荷時(エンコード時)は他のノートPCよりも静かです。HDDではなくSSDにすると、アイドル時/低負荷時の動作音がもう少し下がると思います。
【新】騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
【旧】騒音値の計測結果
計測機器:GS-04、部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高い負荷をかけるとキーボードの中央がやや高めの温度になりますが、低めの負荷であれば問題ありません。常時手のひらが触れる右パームレストの温度がやや高めですが、これは真下にHDDがあるためで、SSDにすれば温度は下がると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
樹脂性のボディで、シンプルなデザインです。パームレストなど指紋は目立ちにくいです。
天板です。
液晶を閉じたときの画像です。
ヒンジ部分です。
底面です。
ゴム足です。
液晶が開く最大の角度です。ほぼ180度開きます。
側面のポート類です。主要なポートは揃っています。ただし、光学ドライブは搭載していません。
ACアダプターの画像です。
底面カバーを開いたときの画像です。ネジを3本外し、カバーをスライドさせて外します。とても簡単に外れます。
M.2スロットはありません。
おなじみのフクロウの羽をヒントに作られたCPUファンです。冷却性を上げると共に、騒音値を下げます。
メモリスロットは2つです。自分で簡単に増設できます。
ハードディスクです。こちらも換装できますが、やや手間がかかります。
ハードディスクを換装するには、貼り付いているケーブルをはがす必要があります。
ケーブルとマウンター(HDDの周りに取り付ける部品)を外し、ハードディスクを取り出したときの画像です。
まとめ
以上が、ThinkPad E470のレビューです。
非常に安価な製品です。最新の第7世代Coreプロセッサーを搭載しても5万円で購入することが可能です。
安いだけでなく、キーボードは打ちやすく、トラックポイントも搭載し、IPS非光沢液晶を選択でき、スペックも十分で、とても作業がしやすい製品です。
パーツの選択肢も広く、目的に合う構成にすることが可能です。
ただし、光学ドライブは搭載していないため、ご注意ください。光学ドライブが必要なら同シリーズの15.6型PC「ThinkPad E570」が良いと思います。
メーカーサイト:レノボ 公式サイト |