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レノボ ThinkPad E470の実機レビュー(2)

更新日:2016年12月14日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

アイドル時、低負荷時(動画再生時)でもやや動作音が聞こえますが、高負荷時(エンコード時)は他のノートPCよりも静かです。HDDではなくSSDにすると、アイドル時/低負荷時の動作音がもう少し下がると思います。


【新】騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB



【旧】騒音値の計測結果
計測機器:GS-04、部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけるとキーボードの中央がやや高めの温度になりますが、低めの負荷であれば問題ありません。常時手のひらが触れる右パームレストの温度がやや高めですが、これは真下にHDDがあるためで、SSDにすれば温度は下がると思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

樹脂性のボディで、シンプルなデザインです。パームレストなど指紋は目立ちにくいです。

 

天板です。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

ヒンジ部分です。

 

底面です。

 

ゴム足です。

 

液晶が開く最大の角度です。ほぼ180度開きます。

 

側面のポート類です。主要なポートは揃っています。ただし、光学ドライブは搭載していません。

 

ACアダプターの画像です。

 

底面カバーを開いたときの画像です。ネジを3本外し、カバーをスライドさせて外します。とても簡単に外れます。

M.2スロットはありません。

 

おなじみのフクロウの羽をヒントに作られたCPUファンです。冷却性を上げると共に、騒音値を下げます。

 

メモリスロットは2つです。自分で簡単に増設できます。

 

ハードディスクです。こちらも換装できますが、やや手間がかかります。

 

ハードディスクを換装するには、貼り付いているケーブルをはがす必要があります。

 

ケーブルとマウンター(HDDの周りに取り付ける部品)を外し、ハードディスクを取り出したときの画像です。

まとめ

以上が、ThinkPad E470のレビューです。

非常に安価な製品です。最新の第7世代Coreプロセッサーを搭載しても5万円で購入することが可能です。

安いだけでなく、キーボードは打ちやすく、トラックポイントも搭載し、IPS非光沢液晶を選択でき、スペックも十分で、とても作業がしやすい製品です。

パーツの選択肢も広く、目的に合う構成にすることが可能です。

ただし、光学ドライブは搭載していないため、ご注意ください。光学ドライブが必要なら同シリーズの15.6型PC「ThinkPad E570」が良いと思います。

詳細はこちら
メーカーサイト:レノボ 公式サイト