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HP Pavilion Desktop PC HPE-380jp/CTの評価レビュー

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更新日:2010年11月10日
HPE-380jp

HP HPE-380jp/CT

何でもできるハイスペックPC!でも低価格

ネットはもちろん、ゲーム、動画編集、地デジ・BS・ブルーレイ視聴などなど何でもやりたいという方におすすめです。

Core i7、GTX460、地デジチューナーも選択可能、それでいて価格は15万円以下です。ストレージは2台まで搭載できるため、RAID構成または、SSDとHDDの両方の搭載も可能です。

HPは、メーカー製PCの中でトップクラスで安いです。国内生産しているため品質も非常に高くおすすめです。

HP HPE-380jp/CTの基本スペックをチェック

まずは、HP HPE-380jp/CTの基本スペックをチェックします。ただし、2010年10月26日現在の情報です。

CPU

CPU
CPUは、Core i5-760 ~ Core i7-880まで選択可能です。本機は、特別にCore i5-750のCPUを搭載しています。

グラフィックボード

グラフィックボード
グラボは、Radeon HD 5770や、GeForce GTX460を選択可能です。本機はGTX460です。

メモリ

メモリ
2~16GBまで選択可能です。今回搭載しているはメモリ4GBです。規格はPC3-10600です。

ハードディスク

ハードディスク
容量は500GB~2TBまで選択可能です。2 本まで搭載することができRAID0、RAID1も可能です。SATA 3GB、7200rpmのハードディスクです。

電源

電源
最大460Wの電源です。

マザーボード

マザーボード
Speccyのソフトで確認すると、MSI 2A9Cと表示されます。H57チップセットのようです。

拡張性

拡張性
拡張スロットは
PCI Express x16が1スロット、
PCI Express x1 が3スロット、
PCI E x1 Mini Cardが1スロット
あります。グラフィックボードにGTX460を搭載するとPCI Express x16と、PCI Express x1がそれぞれ1スロット埋まります。

地デジチューナー

その他
ピクセラ製の地上・BS・110度CS対応Wチューナーを選択可能です。またブルーレイドライブも選択可能です。本機も両方搭載しています。


ここがすごい - パフォーマンス

HP HPE-380jp/CT は、最大でCore i7-880や、GeForce GTX460などを搭載可能なハイ・パフォーマンス・マシンです。この位のスペックがあれば、大抵の作業はスムーズにできるでしょう。

最大スペックではないですが、ここでは、Core i5-750、GeForce GTX460の本機で、各種ベンチマークなどを計測します。

Windows エクスペリエンス インデックス

Windows エクスペリエンス インデックスは次の通りです。プロセッサのスコアは7.3、グラフィックスも7.4と非常に高いスコアです。ハードディスクは5.8ですがこんなものでしょう。ハードディスクのスコアに不満なら、RAID 0を組むこともできます。ただしRAID 0 は故障の際にデータが消えやすいのでおすすめはしません。

Windowsエクスペリエンス


下の表は、旧モデル(2010年夏モデル)との比較です。グラフィックスにGTX460を搭載できるようになったため、HPE-380jp/CTのほうがスコアが高いです。

Windowsエクスペリエンス インデックスの比較
製品名 HP Pavilion Desktop PC
HPE-380jp/CT

(2010年冬モデル)
HP Pavilion Desktop PC
HPE-280jp/CT
(2010年夏モデル)
基本スペック Core i5-750
GeForce GTX460
Core i7-870
GeForce GTX260
Windows エクスペリエンス インデックス プロセッサ 7.3 7.5
メモリ(RAM) 7.5 7.5
グラフィックス 7.4 7.1
ゲーム用グラフィックス 7.4 7.1
プライマリハードディスク 5.8 5.9

CrystalMark 2004R3 ベンチ

次は、CrystallMark 2004R3のベンチマークの結果です。バランス良く高いスコアです。

HP HPE-380jp/CTのCrystalMark 2004R3ベンチ
製品名 HP Pavilion Desktop PC
HPE-380jp/CT

(2010年冬モデル)
HP Pavilion Desktop PC
HPE-280jp/CT
(2010年夏モデル)
基本スペック Core i5-750
GeForce GTX460
Core i7-870
GeForce GTX260
CrystalMark 2004R3 Mark 208853 211598
ALU(CPU性能) 51045 54153
FPU(CPU性能) 48121 53101
MEM(メモリ性能) 41650 43238
HDD(ハードディスク性能) 5872 14762
GDI(2Dグラフィック性能) 14482 15544
D2D(2Dグラフィック性能) 15293 7836
OGL(3Dグラフィック性能) 32390 23964

ここがすごい - 安心の国内生産

パフォーマンスの高さが分かったところで、次は品質のチェックです。

HPと聞くと、富士通やNECと違い、品質に不安がある方もいるのではないでしょうか?

でも、HPパソコンは大丈夫です。 東京(昭島)で生産されているため製品の品質は高いです。

また、世界シェアNo.1のメーカーであることからも、品質の高さがうかがえます。品質が低いのにシェアNo.1なんてありえませんから。

ショップ系PCと違い、パーツの動作確認がきちんと取られているため安心感もあります。

私もHP のデスクトップパソコンを所有していますが、元気に動いています。

ここがすごい - ファイナルファンタジー XIV も問題なし

Core i5-750、GTX460で、ゲームがどの程度動作するか確認しました。

まずは、ファイナルファンタジー XIV のHighモード(1920*1080)のベンチマーク結果です。スコアは2812で、公式サイトでの指標では「普通」という結果です。尚、GPUのドライバは最新にしています。

ファイナルファンタジー XIVのベンチが「普通」なので、他のゲームも問題ないです。

FF XIV ベンチ

 

その他のベンチマーク結果も掲載します。旧モデル(2010年夏モデル)と比較して掲載します。総じてスコアは高いです。

HP HPE-380jp/CTのゲームベンチマーク
製品名 HP Pavilion Desktop PC
HPE-380jp/CT

(2010年冬モデル)
HP Pavilion Desktop PC
HPE-280jp/CT
(2010年夏モデル)
基本スペック Core i5-750
GeForce GTX460
Core i7-870
GeForce GTX260
ファイナルファンタジー XIV 1280*720 4665(快適)
1920*1080 2813(普通)
バイオハザード5(テストB) 1280*720 RANK S(FPS:98.0) RANK S(FPS:93.4)
1920*1080 RANK A(FPS:88.5)
モンスターハンターフロンティア第二弾(絆) 1920*1080 6019
THE LAST REMNANT 1920*1080 FPS:96.32 FPS:78.12
デビルメイクライ4 1920*1080 RANK S RANK S

ここがすごい - 地上・BS・110度CS対応ダブルチューナー搭載

HP p6640jp/CTは、地上・BS・110度CSに対応したダブルチューナーを搭載することが可能です。チューナーはピクセラ製なので安心です。

ピクセラ製のハードは、安定動作することで評判が良いです。新しくなったピクセラ製視聴ソフト「StationTV X」は、以前よりも番組表が見やすくなり、長時間録画や、AVCRECにも対しました。PSPやウォークマンへダビングし視聴することも可能です。

ただし、タイムシフトに対応していない点、主に使う「お好み」への番組表を一発で表示できない点、マウス優先表示とリモコン優先表示に分かれており、マウス優先モードではリモコンが一部使えない点など、細かい点でやや不便な面もあります。ピクセラの製品を単体で購入すると、アップデータにより改善されている機能もありますが、HPに搭載されているOEM製品は、アップデータがまだ(今後も?)公開されていません。

StationTV Xについては、別途レビュー記事を作成しましたので、詳細は「HPパソコンに搭載のStationTV Xのレビュー」をご覧ください。

StataionTV Xの番組表

外観をチェック - 光沢のある美しいデザイン

HP HPE-380jp/CTの外観です。HPのパソコンは、前面がピアノのように光沢があり非常に美しいです。光沢であるがゆえに指紋は付きやすいですが、ノートPCと違い、デスクトップPCに触ることはまれなので、全く問題ありません。

HPE-380のデザイン

ケースの中は次のようになっています。

HPE-380のケースの中

側面です。

側面

 

本体正面には、カードリーダ及びUSBポートがついています。光学ドライブは2基搭載することができます。DVD⇒DVDへコピーする人などに良いでしょう。また、光学ドライブは書き込み可能なブルーレイを選択することもできます。

HPE-380jp/CTのアップ

背面にはUSBポートが6個、サウンドポート、映像出力ポートなどがあります。今回はGeForce GTX460のグラフィックボードを搭載しているため、DVI-Dの映像端子が2つあります。

背面

ここがすごい! - GTX460でデュアルディスプレイ!

GeForce GTX460は、DVI映像端子が2つついているため、下図のようにデュアルディスプレイも楽しめます。

HPE-380jp/CTをデュアルディスプレイ

ここもすごい - 着脱式のハードディスク

着脱式ハードディスク

みなさん、データのバックアップは何処へとっていますか? 多くの人は、外付けハードディスクを好んで使っていると思います。

しかし、外付けハードディスクって置き場所が邪魔になりませんか? HPのパソコンは、着脱式のハードディスクスロットを装備しています。このスロットに外付けハードディスク(HP Pocket Media Drive)を挿入することができるため、置き場所が邪魔になりません。この外付けハードディスクは別売りで、HP ダイレクトで購入できます。

動作音は旧モデルよりもややうるさい

騒音

本機は、GTX460を搭載していることで、動作音がややうるさいです。

騒音計で計測したところ、46.7dBでした。私の部屋を極力無音にしても41.1dBはあり、その差は+5.6dBでした。GeForce GTX260を搭載していた旧モデルは+3.4dBでした。

騒音が気になるなら、GTX460ではなく、GTX260程度のグラボを搭載したほうが良いです。

尚、無反響室で測定したわけではないので全く正確な値ではありません。値は参考程度にしてください。



HPのセパレート・デスクトップのラインナップ

HPのデスクトップパソコンは、他にも次のようなモデルがあります。 スリムなパソコンや、安価なモデルのパソコンもあります。Core i3、グラフィック内蔵でよければ、p6000シリーズが良いですが、Core i5、専用グラフィック以上の構成であれば、HPEシリーズのほうが安い場合が多いです。

セパレート・デスクトップPC の比較
ブランド名 HP Pavilion Desktop PC
モデル p6000シリーズ s5000シリーズ HPEシリーズ
型番 p6620jp/CT p6640jp/CT s5530jp/CT s5550jp/CT HPE-360jp/CT HPE-380jp/CT HPE-390jp/CT
画像
CPU ~Core 2 Duo ~Core i7 ~Phenom II X6 ~Core i7 Phenom II X6 ~Core i7 ~Core i7 エクストリーム
価格 非常に安い 非常に安い 安い 安い やや安い 普通
グラフィックボード ~GeForce GT230 ~GeForce GT320 ~GeForce GTX460 ~GeForce GTX460
RAID × ×
地デジ
特徴 価格が安い スリム 高性能グラフィック 高性能CPU
こんな人向け 価格の安いPCが欲しい人 ゲームをしない人
初めてPCを買う人
設置スペースが少ない人
ゲームに地デジになんでもやりたい人 高スペックマシンが欲しい人

まとめ

以上が、HP Pavilion Desktop PC HPE-380jp/CTのレビューでした。ゲームに地デジ視聴に、動画編集に何でもやりたい人におすすめのパソコンです。HPのパソコンはコストパフォーマンスが高いため、きっと満足することでしょう。

まとめると、HP HPE-380jp/CT は、次のようなメリットがあります。

HPE-380jp/CTは、こんなあなたにおすすめです。


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