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HP Pavilion All-in-One 24の実機レビュー

【PR】【貸出機材提供:株式会社日本HP】
CPU | Core i7-8700T Core i5-8400T |
---|---|
GPU | CPU内蔵 GeForce MX130 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | PCIe SSD + HDD |
液晶サイズ | 23.8型 |
液晶種類 | フルHD 光沢 タッチ |
価格(税別) | 10万円台~ |
HP Pavilion All-in-One 24は、どこから見てもデザインが素敵なオールインワンパソコンです。
狭額ベゼルを採用し、独特の形状をしたスピーカーおよび背面がとても美しいです。
また、本体下部には大きなスピーカーを搭載し、テレビチューナー搭載モデルもラインナップ。液晶はタッチパネルにも対応しています。
リビングで家族で使う方も、一人暮らしの方も、多くの用途で使用できることでしょう。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i5-8400T、8GBメモリ、128GB PCIe SSD + 1TB HDD
目次
お忙しい方は、「HP Pavilion All-in-One 24の特徴」のみお読みください。
HP Pavilion All-in-One 24の特徴
狭額ベゼル採用で美しいデザイン
HP Pavilion All-in-One 24は、3辺狭額ベゼルを採用し、横から見るとシャープで幾何学的なデザインのオールインワンPC(液晶一体型PC)です。見た目が美しくどんな場所にも合うことでしょう。また、レビューしているスパークリングブラックのカラーの他に、スノーフレークホワイトのカラーもラインナップされています。



大きなスピーカー
HP Pavilion All-in-One 24は、液晶下部に大きなスピーカーを配置しています。ノートパソコンのスピーカーと比較すると音が良いです。感覚的な話で申し訳ありませんが、5,000円前後の外部スピーカー程度の音質はあると思います。ただ、10,000円前後の外部スピーカーと比べると、(製品にもよりますが)やや劣るかなと思います。

テレビチューナー搭載モデルもあり
HP Pavilion All-in-One 24のスパークリングブラックのモデルは、テレビチューナーを内蔵しています。
チューナーはピクセラ製の「Xit」で、数年前に使用したPC用テレビ視聴ソフトと比べると大分進化していると感じました。以前は、全画面にしたときとウィンドウ画面にしたときとで、やや画面が異なったり、目的の画面が見つかりにくかったりしていましたが、今回はそれらが改善され、使いやすくなったと思います。
パソコンならではのメリットとして、下図のように視聴画面、番組表、録画一覧画面などを並べて表示でき、使い勝手がいいです。
ただし、液晶画面が光沢であるため、やや暗めのシーンだと自分が映りこむのが気になります。

ゲーム機などの外部モニターとしても使用可能
HP Pavilion All-in-One 24は、テレビゲーム機やブルーレイレコーダーなどの外部モニターとして使用することも可能です。本製品はテレビチューナーを搭載したモデルもありますが、あえて非搭載のモデルを購入し、高性能のブルーレイレコーダーを接続するのもいいと思います。

側面にUSBポートなどがない/光学ドライブもなし
Pavilion All-in-One 24は、側面に音量ボタンや電源ボタンしかなく、ポート類が全て背面側にあります。そのため、USB機器などが接続しにくいです。また、光学ドライブも無いため、必要であれば外付け機器を接続する必要があります。

液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
最大輝度は、255cd/m2と普通です。視野角は広いです。タッチパネルにも対応しています。
ギラつきも無く、フリッカーも感じませんでした。
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。タッチパネルを搭載しているため計測がうまくいかず、やや波打っている線ですが、比較的自然な発色だと思います。

色域は、当サイトの計測ではsRGBカバー率は94.4%でした。

光沢液晶ですので、画面への映り込みがあります。

パフォーマンスのチェック
HP Pavilion All-in-One 24のパフォーマンスのチェックです。
CPU
CPUには省電力版であるTシリーズのインテルCoreプロセッサーを搭載しています。一般的なノートパソコンに搭載されているCore i5-8265Uなどと比べると、性能は上です。
Core i7-8700TとCore i5-8400Tとがあり、ベンチマークスコアでは約1.3倍の差がありますが、一般的な作業であれば、体感速度はあまり変わらないので、どちらでもいいと思います。RAW現像やエンコードなどを行う場合は、Core i7-8700Tのほうがいいでしょう。
~ CINEBENCH R15 ~

※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
グラフィックス
スノーフレークホワイトのモデルは、外部グラフィックスとしてGeForce MX130を選択できます。GPU支援に対応したアプリは、やや速度が向上する可能性があります、ただし、大した性能ではないため、搭載したモデルでも、していないモデルでもどちらでもいいと思います。
ストレージ
ストレージは、SSDとHDDの両方を搭載しています。SSDは128GBと256GBがありますが、できれば256GBあったほうがいいと思います。
~ CrystalDiskMark ~


※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です
実際のソフトで計測した処理時間
次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。
比較的速いエンコード速度です。
エンコード時間 | |
x265でエンコード (※1) | 19分35秒 |
QSVでエンコード (※2) | 3分33秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時でも動作音はしますが、それほど気にはならないと思います。負荷をかけたときの動作音は、他のPCと比べてやや低めです。

部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。

※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
外観のチェック
外観です。
スパークリングブラックとスノーフレークホワイトのカラーラインナップがありますが、今回はスパークリングブラックのカラーを掲載します。

液晶上部にあるWebカメラは、セキュリティのため隠すことができます。

右側面には、外部入力切替ボタンと、音量ボタンがあります。光学ドライブやUSBポートは側面にはありません。

左側面には電源ボタンのみあります。

背面の三角形の出っ張りがかっこいいです。

ポート類は背面に集中しています。HDMI入力ポートがあるのが特徴的です。ただし、SDカード、USB機器などは接続しにくいです。

B-CASカードスロットとアンテナも背面にあります。

スタンドは細くスタイリッシュです。

キーボードは、ノートパソコンのキーに近い打鍵感です。もう少し、キーストロークが深いと良かったです。


マウスはシンプルです。

ACアダプターです。

まとめ
以上が、HP Pavilion All-in-One 24のレビューです。
デザインが非常に美しいオールインワン(液晶一体型)パソコンです。
大画面でタッチパネルに対応しており、リビングに置いておく家族用のパソコンとしておすすめです。デザインがいいので人に見られても恥ずかしくありません。
テレビチューナーを搭載したモデルがあり、スピーカー音も比較的良いため、一人暮らし用の方や、パパ専用部屋などで使う場合にも適しているでしょう。1台で、パソコン、テレビ、レコーダーの役割をこなせます。映像入力ポートもあるため、ゲーム機なども繋げられます。
ただし、画面が光沢であるため、映画の暗いシーンなどでは、自分が映りこむので集中できないケースもあります。また、USBポートやSDカードスロットが背面にあり、接続しにくいのもデメリットです。光学ドライブもありません。
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1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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