HP Pavilion Desktop 590の実機レビュー

更新日:2020年1月4日
CPU Core i7-9700
Core i5-9400
Core i3-9100
GPU CPU内蔵
メモリ 8GB
ストレージ HDD
サイズ 約172×295×342 mm
価格 6万円台(税別)~
奥行きが短いタワー型PC

HP Pavilion Desktop 590は、奥行きが29.5cmしかないタワー型デスクトップPCです。

デスクの上に置いても、正面側にスペースが生まれ、そこに物を置くことができます。また、圧迫感も少ないです。

Core i3モデルなら4万円台から購入可能できる高いコストパフォーマンスです。

ただし、新モデルではストレージにHDDしか選択できなくなりました。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-9700、16GBメモリ、2TB HDD

目次

お忙しい方は、「Pavilion Desktop 590の特徴」のみお読みください。

Pavilion Desktop 590の特徴

エントリー向けのデスクトップPC

Pavilion 590は、多くのデスクトップの中では、エントリーモデルに位置する製品です。価格は安くなっていますが、外部グラフィックスを搭載しておらず、ゲームやクリエイティブな作業には適しません。

ただし、最大でCore i7を搭載でき、CPUだけは高めの性能にすることが可能です。一般的なユーザーならCore i5-9400、8GBメモリあたりの構成がおすすめです。

デスクトップPCの中のPavilion 590の位置づけ

 

奥行きが短い!

Pavilion Desktop 590は、奥行きが非常に短いミニタワーです。29.5cmしかありません。テーブルに設置したときに、手間側にスペースが生まれるため、そこに何か物を置いたり資料を広げたりすることができます。

机の下に置いた場合にも、裏の配線にアクセスしやすいです。また、質量が約5.7kgと軽いため、女性の方でもPCの配置を変えたり、位置をずらして配線したりするときに、楽だと思います。

奥行きが短い
左:本製品、右:一般的なミニタワー

 

ストレージはHDDのみ

Pavilion Desktop 590のストレージはHDDのみとなっています。旧モデルはHDD+Optaneメモリーの構成も選択できたので残念です。HDDだけだと、PCの起動などが体感でも遅いと感じます。いくらエントリーモデルでもSSDを選択できると良かったです。

 

DVDドライブ非搭載モデルもあるので注意

本製品は、DVDドライブが搭載されたモデルと、搭載されていないモデルがあります。DVDドライブが必要な方は間違えないように気を付けましょう。

 

電源容量は180Wしかない

電源容量は180Wしかないため、高めの性能のグラフィックカードを搭載するのは難しいです。

 

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

第9世代Coreプロセッサーを搭載しています。一般ユーザーであれば十分な性能です。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Core i7-9700
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 3900X 7160
Core i9-9900KF 4943
Ryzen 7 3700X 4904
Core i9-9900K 4323
Core i7-9700K 3731
Ryzen 5 3600X 3558
Ryzen 5 3600 3436
Core i7-8700K 3308
Core i7-9700 3071 [レビュー機で計測]
Core i7-8700 3043
Core i5-9400 2335
Core i3-9100 1630
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、HDDとなっています。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
2TB HDD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 1500~3000 [レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 222
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

SDカードリーダー/ライターの性能
~ CrystalDiskMark ~

SDカードスロットの速度は遅いです。

最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

デスクトップPCとしては、普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。
各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

デスクトップPCとして、普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Pavilion Desktop 590の外観写真を掲載します。

幾何学パターンを施したフロントパネルになっています。側面はブラックです。

 

フロント側には、よく使うポート類が搭載されています。光学ドライブはスリムタイプです。

 

側面です。奥行きが非常に狭いです。

 

背面です。映像出力は、HDMIとVGAです。

 

付属のUSB日本語キーボードです。ノーマルなキー配列です。

 

付属のUSB光学マウスです。サイドボタンはありません。

 

ケース内部のチェック

ケース内部の画像です。

 

サイド部分に3.5インチストレージが取り付けられています。

 

下側にも、もう1台ストレージを取り付けられそうな箇所があります(未検証)。

 

トップフロー型のノーマルなCPUファンです。

 

メモリスロットは2つです。

 

PCI Expressスロットの画像です。

 

まとめ

以上が、Pavilion Desktop 590のレビューです。

奥行きが短いケースを採用している点が特徴です。空いたスペースを有効活用でき、圧迫感も少ないです。また、軽いので本体をずらしやすく、配線もしやすいです。

Core i7-9700を搭載できるので、CPUだけは高めの性能のPCが欲しい方に適しています。

ただし、ストレージはHDDしか選択できません。また、電源容量も180Wと少ないため、消費電力の高いカードを増設するのは難しいでしょう。

 

奥行きが短いタワー型PC

HP Pavilion Desktop 590

特徴

  • 4万円台から購入できる安さ
  • Core i7-9700を搭載可能
  • ストレージはHDDのみ

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