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HP Spectre x360の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
やや低めの動作音です。
騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
CPU使用率が100%になるようなエンコード時の温度は高めですが、その他の作業なら普通の温度です。なお、エンコード時はサーマルスロットリングが発生しているときがありました。そのため、エンコード時間もやや長かったです。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高負荷時は裏面の温度がやや熱いです。低負荷時なら問題ありません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低めの消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディはアルミの削り出しで、非常に剛性の高い質感です。カラーは2種類ありますが、下図は「ナチュラルシルバー」のカラーとなります。清潔感のあるカラーで、サイド部分やタッチパッド周りなどが、キラリと光っていてかっこいいです。
液晶の左右のフレームは狭いのですが、下のフレームは広めであるため、ボディサイズはそれほどコンパクトではありません。
天板です。
ヒンジ部分です。
L字形状にしたときの画像です。画面が手前にくるので、動画視聴などをするときに最適です。キーボードが隠れるため子供に操作されたくない時にも良いでしょう。
テント形状にしたときの画像です。液晶が固定されるため、タッチ操作をするときに最適です。
タブレット形状にしたときの画像です。
液晶を閉じたときの画像です。
底面です。
側面のポート類です。USB 3.1 Type-C(Thunderbolt3 対応)ポートを2つに加え、USB3.1 Type-Aポートを1つ、ヘッドホン端子を1つ搭載しています。
液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて、対面に座っている人に画面を見せることも可能です。
ACアダプターです。
ACアダプターはダックヘッドまたは電源コードを取り付けられます。
PCへの接続はUSB Type-Cポートで行います。
アッシュブラックのカラー
展示機ではありますが、「アッシュブラック」のカラーを下に掲載します。
アッシュブラックをベースにカッパー(銅色)をサイドにあしらったゴージャスなデザインです。
側面です。
ヒンジ部分です。
タブレット形状にしたときの画像です。
キーボードの画像です。
まとめ
以上が、Spectre x360のレビューです。
タブレットなどの形状にもなる 2 in 1 パソコンで、アクティブペン(N-Trig)にも対応しています。
クアッドスピーカーを搭載し、臨場感あるサウンドで、モバイルノートPCとしては高音質です。
液晶はフルHDだけでなく4K液晶も選択可能で、ストレージは3,000MB/sを超える超高速なPCIe-NVMe SSDを搭載しています。USB Type-Cポートも2つ搭載しているのも嬉しいです。
また、アルミの削り出し加工で形成されたボディは、剛性が高く、デザインも良いです。
ただし、質量が(重くはないですが)それほど軽くはないです。最近は1kgを切るような製品が多いため、1.31kgという質量はやや見劣りします。持って使うこともある2 in 1 パソコンであれば尚更です。
また、メモリカードスロットもないため、カメラユーザーはご注意下さい。
メーカーサイト:HP ダイレクト |