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HP ENVY 13(13-ad000、13-ad100)の実機レビュー

更新日:2017年10月22日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、今回は第7世代のCore i5モデル、および第8世代のCore i7モデルでの計測値となります。

静音性のチェック

ENVY 13の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時や動画再生時、動画編集時などはほぼ無音です。エンコードのような処理をするとファン音が聞こえますが、それでも他のモバイルノートPCよりも静かです。第8世代CPUモデルは第7世代CPUモデルよりも、やや騒音値が高かったです。




騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

ENVY 13の温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は普通です。




表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけると裏面がやや熱くなりますが、表面は問題ないです。他のモバイルノートPCと比較した場合、普通の表面温度だと思います。




消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。第8世代CPUモデルは、第7世代CPUモデルよりも、やや消費電力が上がります。




外観のチェック

ENVY 13の外観のチェックです。

今回はダイレクトモデルのシルクゴールドの製品を紹介します。なお、色が薄めのゴールドであるため、色域の狭い液晶でこのページをご覧になると、ゴールドではなくシルバーに見えてしまうかもしれません。

天板およびキーボード面がアルミニウム素材、底面がマグネシウム素材で、表面梨地処理(凹凸のあるザラザラした加工)が施されており、高級感のある外観です。指紋も目立ちにくく実用性も高いです。

 

天板です。

 

天板の一番下の部分のみは鏡上になっておりオシャレです。

 

液晶を開くと、本体の下側にロールバックするようになっており、PC本体が少し浮き上がります。これにより、キーボードがやや傾き、タイピングしやすくなり、また、底面から吸気しやすくなるため、冷却効率も上がります。

最近は、丸みを帯びたデザインが多いですが、本製品の後方は角ばったデザインになっており、逆に新しいです。

 

側面と底面との間に、やや隙間が見えるのは残念です。

 

ヒンジ部分です。

 

液晶を閉じた時の外観です。美しいフォルムです。

 

キーボードと液晶の間から排気されるため、PC本体の後ろ側に物を置いても大丈夫です。

 

HP ENVY 13は、モバイルノートPCとしては珍しく4つのスピーカーを搭載しています。BANG & OLUFSENのスピーカーを、キーボードの上に2つと、底面の手前側に2つ配置しています。立体感のあるサウンドで、特に高音は透明感のある綺麗な音が出てボーカル音は聞きやすいと思います。ノートPC基準で、10点満点で点数をつけるとしたら6点といったところです(音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

側面のポートです。USB 3.1 Type-Cポートが2つあり、映像出力(DisplayPort 1.2)にも対応しています。他にはUSB3.1が2つ、ヘッドホン/マイクコンボポート、micro SDカードスロットなどがあります。モバイルノートPCとしては十分なポート数があると思いますが、フルサイズのSDカードが入らないのはデメリットです。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

ネジが少なく、スッキリとした底面です。

 

ネジは星形のT5のネジです。

 

底面カバーを取るには、見えているT5のねじの他に、ゴム足の下に隠れているねじも取る必要があります。

 

底面カバーを取り外したときの画像です。メモリはオンボードのため換装できません。

 

モバイルノートPCとしては珍しく2つの冷却ファンを搭載しています。

 

M.2 SSDは換装可能です。

 

バッテリー容量は53.61Whです。

 

ACアダプターの画像です。電源ケーブルはもう少し細いほうが良かったです。また電源ケーブルだけでなく、ウォールマウントプラグ(壁に直挿しできるプラグ)も付属していればよかったと思います。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。

まとめ

以上が、HP ENVY 13のレビューです。

アルミニウムおよびマグネシウム素材を用いて、一部角ばっているデザインが特徴的で、美しいフォルムだと思います。

この優れたデザインに加え、Core i のプロセッサー、IPS液晶、PCIe SSDを搭載し、質量も1.24kgと比較的軽く、バッテリー駆動時間も比較的長く、このスペックで8万円台という価格は、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。

ただ、タッチパッドは、やや使いにくさを感じます。個体差もあるのですが、クリックするときに音が2回鳴ったり、ドラッグに失敗したり、クリックしようとするとマウスカーソルが動いたりなど、若干残念です。ただ、使っていると慣れてくるもので、この場所を押すと2回鳴りにくいとか、右手をこのくらい離すと、左クリック時に誤動作しないとかが分かってきます。慣れればなんとかなると思います。もしくはモバイル用マウスを使うと良いと思います。

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