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HP Spectre 13 x360 Limited Editionの実機レビュー

更新日:2015年3月14日

ゴージャスなデザイン

Spectre 13 x360 Limited Editionは、デザインがゴージャスな13.3型 2 in 1 ノートパソコンです。魅せるモバイルノートパソコンが欲しい方に最適でしょう。

バッテリー駆動時間も比較的長く、外出先での長時間利用に耐えられます。

液晶は、フルHDのIPSパネルを搭載し、見やすいです。

メーカー直販サイト:HP公式サイト


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

HP Spectre 13 x360 Limited Editionの基本スペック

主な仕様は次の通りです。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年3月11日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第6世代インテルCPUのCore i5-6200Uです。
 
グラフィックカード
インテル HDグラフィックス 520(CPU内蔵)です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイド、フルHD(1920x1080)IPS、光沢液晶です。
メモリ
8GB、LPDDR3メモリです。
 
ストレージ
256GB SATA SSDです。
 
光学ドライブ
内蔵していません。
 
バッテリー駆動時間
約12時間45分(MobileMark 2014によるメーカー計測値)です。
その他
薄さ15.5~17.0mm、重量約1.45kgです。
 

特徴1 - ゴージャスなボディ

HP Spectre 13 x360 Limited Editionは、高級感あふれる美しいデザインが特徴のモバイルノートPCです。

ダークトーンをベースにカッパー(銅のような色)のアクセントをきかせたゴージャスなデザインです。









美しいデザイン

特徴2 - タブレットへも変形可能な 2 in 1 PC

HP Spectre 13 x360 Limited Editionは、タブレットへも変形可能な2 in 1 パソコンです。

また、タブレットだけでなく、下図のような形状で使用することも可能です。


2 in 1 パソコン

 

タブレットモードにしたとき横から見た画像です。


タブレットモード時に横から見た図

特徴3 - 比較的長いバッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間のチェックです。

56,179mWhの比較的容量の大きなバッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間もやや長めです。

当サイトで計測した数値は下表の通りです。

バッテリー駆動時間
  駆動時間
動画再生時 ※1 9時間15分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 5時間30分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 6時間24分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

IPSパネルを搭載しているため、視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色も1:1の直線に近く(補正がほぼなく)、自然な発色であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素はシンプルです。ギラつきも感じません。


 

光沢液晶であるため、画面への映り込みはあります。その代わり、画像は鮮やかに感じます。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーのスペック表を確認すると、キーピッチは約19x19mm、キーストロークは約1.5mmとなっています。最近のノートパソコンとして標準的なスペックでしょう。普通の打ちやすさです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

バックライトキーボードも搭載しています。


バックライトキーボード

 

タッチパッドは面積が非常に広く、指を動かしやすいです。クリックボタンは、普通の力で押せます。ただ、横に長いため、見ないで操作すると、右クリックしたつもりが、左クリックになることがたまにあります。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

モバイルノートパソコンとしては標準的な性能です。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 44分49秒
x264でエンコード (※2) 21分44秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 10分30秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


256GB SATA SSD

重量のチェック

重量のチェックです。

当サイトの計測では、PC本体が1.491kg、ACアダプターが353gでした。最近のモバイルノートパソコンとしては、PC本体もACアダプターもやや重いです。


重量の実測結果

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

カード挿入後の出っ張りはほぼありません。


micro SDカードスロット挿入後の画像

 

速度は普通です。UHS-Ⅱのカードには対応していません(逆に速度が下がります)。


SDカードのベンチマーク(UHS-Ⅰのカードで測定)

 

 

 

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