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HP Stream 11-r000の実機レビュー
27,700円~
HP Stream 11-r000は、27,700円から購入できる安さが魅力の11.6型ノートパソコンです。
内蔵ストレージが少ない代わりに、Microsoft OneDrive 100GBが2年間無料で使用できます。
比較的軽量で、バッテリー駆動時間も長めです。
天板から底面、ゴム足まで、ブルーで統一されたカラーも特徴的です。
メーカー直販サイト:HP公式サイト
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
HP Stream 11-r000の基本スペック
HP Stream 11-r000の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2016年1月7日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU Celeron N2840です。 |
グラフィックカード CPU内蔵(インテル HDグラフィックス)です。 |
液晶ディスプレイ 11.6型ワイド、非光沢、HD(1366x768)の液晶です。 |
メモリ 2GBメモリです。 |
ストレージ 32GB eMMCです。 |
光学ドライブ 非搭載です。 |
バッテリー駆動時間 約10時間30分(MobileMark 2014による計測)です。 |
その他 重量は約1.18kg、薄さは18.4mmです。 |
特徴1- 27,700円(税、送料抜き)と低価格
本製品は、27,700円から購入することが可能です。とても安いです。ただし、消費税と送料を含めると、33,156円からとなります。
27,700円~と低価格
特徴2 - Microsoft OneDrive 100GBが2年間無料
HP Stream 11-r000は、内蔵ストレージ容量が32GBしかありません。大きなプログラムをたくさんインストールする方や、内蔵ストレージにデータを保存したい人には適しません。
その代わり、クラウドストレージサービス「Microsoft OneDrive」の100GBプランを、2年間無料で使用できる特典コードが付いています。クラウドサービスへデータを保存する運用をしている方・運用ができる方に適した製品となります。
OneDriveの100GBのストレージを2年間使用可能
比較的軽量
重量も比較的軽いです。当サイトでの計測値は下図の通りです。
重量
バッテリー駆動時間も比較的長い
バッテリー駆動時間のチェックです。
まずBatteryInfoViewのソフトでバッテリー容量を確認したところ、37,453mWhでした。11.6型ボディにしては多めの容量を搭載しています。当サイトでのバッテリー駆動時間の計測値は下表の通りです。他のモバイルノートパソコンと比べてやや長めです。
バッテリー駆動時間 | |
---|---|
動画再生時 ※1 | 8時間21分 |
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 | 6時間36分 |
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 | 6時間57分 |
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。液晶は価格なりで、それほど見やすくはありません。
視野角は悪いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、青色がかなり下げ調整となっています。このことからかなり寒色系の画面であることが分かります。
色域はやや狭いです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状はシンプルです。ギラつきは感じません。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
メーカー仕様表を確認すると、キーピッチは約18.9 x 18.9mmと小さいボディの割には十分な間隔です。キーストロークは約1.5mmと最近のノートパソコンとしては普通です。キートップはほぼフラットで、滑りにくい素材です。
実際に打った感想としては、キートップの手触りに安っぽさを感じますが、普通に打てるキーボードだと思います。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
タッチパッドの使いやすさも普通です。
タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUにはCeleron N2840を採用しており性能は低めです。メモリも2GBしかありません。内蔵ストレージも32GBです。スペックは全体的に低めで、クリエイティブな作業には適しませんが、Webページの閲覧程度なら問題ないです。
ベンチマーク結果は次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
※FIRE STRIKEは実行できませんでした
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しましたので、ご注意ください。
Celeron N2840 | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 時間がかかりすぎるため省略 |
x264でエンコード (※2) | 1時間29分02秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 40分54秒 |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
32GB eMMC (CrystalDiskMark 5 で計測) |
SDカードのベンチマーク
UHS-Ⅰ対応カード
(CrystalDiskMark 5 で計測)