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HP ENVY Phoenix 850(850-090jp/CT)の実機レビュー(2)

更新日:2015年8月31日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力の計測結果を掲載していますが、パーツの構成が異なる場合、結果が変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。

動作音は低めです。ただし、GeForce GTX 980を搭載した場合は、もう少し高い騒音値になると思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

水冷式CPUクーラーを搭載しているだけあって、CPU温度は低めです。GPU温度は普通です。



消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は大きく変動するので、参考程度に見て下さい。


外観のチェック

外観のチェックです。

フロント面です。

 

フロントパネルはアルミニウム製で、ヘアライン加工が施されています。

 

光学ドライブはスリムタイプです。

 

天面は小物が置けるようにくぼみがあります。ただし、光沢感のある素材になっており、ホコリなどが目立ちやすいです。

 

天面には電源ボタン、USB、ヘッドホン、カードスロットなどもあります。PC本体をデスクの下に置いているときはポート類にケーブルなどを接続しやすいですが、デスクの上に置いているときはポートが見えないため接続しにくいです。

 

側面です。

 

ゴム足です。

 

背面です。 グラフィックカードの映像出力ポート類は搭載するパーツによって異なります。

 

サイドカバーを固定するネジは、素手でも回せるようになっています。

ケースの内部とエアフローのチェック

ケース内部とエアフローです。

 

ハードディスク/SSDを収納する3.5インチベイです。

 

前述しましたが、フロント側にも3.5インチベイがあります。

メモリスロットは4つです。ただし、右側のメモリスロットは、ラジエーターを冷やすファンの下にあり、増設しにくいです。

 

PCI Express x16は2スロット、PCI Express x1は1スロットです。ただし、グラフィックカードを搭載すると、PCI Express x1スロットは塞がってしまいます。

 

最大500Wの80PLUS BRONZE電源を搭載しています。

 

 

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

まとめ

以上が、HP ENVY Phoenix 850(850-090jp/CT)のレビューです。

センターラインが特徴的なアルミのフロントパネルに、LEDイルミネーションがかっこいいゲーミングデスクトップパソコンです。

グラフィックスは、高性能なGeForce GTX 980や、コスパの高いGTX 960を選択可能で、ゲームも快適です。

CPUは、Haswell-Eを搭載可能で、かなり高性能です。ゲームだけでなく、動画編集や、長時間かかる科学計算処理などの用途に向いています。

海外メーカーのパソコンですが、国内向けへ発送するPCは東京生産ということで安心です。

ただし、デザインを重視したPCであるため、フロント面にポート類がありません。天面にはありますが、設置場所によってはポート類が見にくいです。また、水冷式CPUクーラーのラジエーターが邪魔をして、メモリやPCI Expres M.2 SSDの増設・換装がしにくいです。これらの点が、自分にとって問題ないか確認しておきましょう。

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