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富士通、「約998g」の軽量モバイルノートPCなど、2023年冬モデルを発表

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富士通から、2023年冬モデルの新製品が発表されました。

LIFEBOOK CH75/H3は、約998gと軽い、13.3型モバイルノートPCです。旧モデルから、バッテリー駆動時間や、メモリ・ストレージ容量がアップし、モバイルノートPCとしての使い勝手が良くなりました。大学生など、若い世代のモバイルノートPCとしてもおすすめの機種です。

LIFEBOOK AH50/H3は、光学ドライブ、 こだわりのキーボード、充実のインターフェイスを備えた、オールインワンリビングノートPCです。こちらは、旧モデルからのマイナーチェンジとなります。

STYLISTIC WQ2/H3は、10.1型のタブレットPCです。防水・防塵性能を備え、堅牢性が高いため、アウトドアやキッチンなどの水回りでも、使うことができます。

ESPRIMO FH77/H3、FH60/H3は、23.8型の液晶一体型パソコンです。どんな部屋にも馴染む、シンプルなデザインが特徴となっています。省スペースで設置でき、ノートPCよりも大きな画面で作業を行えます。

ここでは、これら2023年冬モデルの簡単な特徴をご紹介します。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

LIFEBOOK CHシリーズ

LIFEBOOK CHシリーズは、約998gという軽さが特徴的な13.3型のモバイルノートPCです。日常的に持ち歩いて使用したい方に適しています。

 

最新モデルの型番は、「LIFEBOOK CH75/H3」で、主な仕様は下表の通りです。

CPUには、第12世代Core i5-1235Uを搭載しています。最新世代ではありませんが、16GBメモリを搭載していることもあり、モバイルノートPCとして快適に動作するでしょう。ストレージ容量にもゆとりがあります。

LIFEBOOK CHシリーズの構成
  CH75/H3
CPU Core i5-1235U
メモリ 16GB(オンボード)
ストレージ 512GB Gen4 SSD
ディスプレイ 13.3型
1920x1200
スーパーファイン
質量 約998g
バッテリー 約26.1時間(50Wh)

 

下の画像のように、3つのカラーのボディがあります。左から、ベージュゴールド、クラウドブルー、モカブラウンです。その他の主要な特徴は以下の通りです。

 

高い堅牢性

LIFEBOOK CH75/H3は、1kgを切る軽さに加えて、いくつもの堅牢性試験をクリアした、タフボディなので、安心して日常的に持ち歩くことができます。

下のイメージ画像にもあるように、若い世代の方が気軽に持ち歩いて使うのにも適しています。大学生が、日常的に大学に持参して使うノートPCとしてもいいと思います。

 

画面比16:10のディスプレイ

LIFEBOOK CH75/H3は、最近のトレンドである、画面比16:10、解像度1920x1200の液晶を搭載しています。一般的な画面比16:9のFHD液晶(解像度:1920x1080)よりも、縦に少し長く、ウェブ閲覧や、Officeソフトでの作業などが少ししやすくなります。持ち出した先でも、効率よく作業ができるでしょう。

 

FMVこだわりのキーボード

LIFEBOOK CH75/H3は、FMVらしくキーボードにもこだわっています。

13.3型のモバイルノートPCですが、キーピッチは約19mmと十分ですし、キーストロークは約1.7mmとやや深めです。資料やレポート作成などでタイピングすることが多い方にも使いやすそうです。

 

旧モデルからの変化ポイント

LIFEBOOK CHシリーズには、「CH90/G3」、「CH75/G3」という旧モデル(2022年11月モデル)があります。LIFEBOOK CHシリーズの最新のラインナップでは、上位モデルの「CH90/G3」の後継機はなくなりました。

旧モデルの「CH75/G3」は、第12世代Core i5-1240P(28Wクラス)を搭載していましたが、新モデルの「CH75/H3」では、第12世代のCore i5-1235U(15Wクラス)搭載へと変化しています。同じ第12世代ですが、PBP(プロセッサーベースパワー)が小さいUシリーズのCPUに変わったことで、バッテリー駆動時間が、約19.8時間から約26.1時間と長くなりました。処理性能は下がっていると思いますが、一般的にモバイルノートPCで行うような作業においては、不足を感じることは少ないと思います。

その他にも、メモリ容量が8GB→16GBに、ストレージ容量が約256GB SSD→約512GB SSDへと変わったことで、全体としてモバイルノートPCとして使いやすくなっています。

 

カスタムメイドモデル(WC1/H3)

今回発表された、「LIFEBOOK CH75/H3」をベースにした、カスタムメイドモデル「LIFEBOOK WC1/H3」があります。

「LIFEBOOK WC1/H3」では、以下のような構成を選択することができます。カスタマイズモデルとしては、カスタマイズできる部分は多くないようです。

「LIFEBOOK WC1/H3」で選択できる項目

・約2TB SSD

・Microsoft Office Professional 2021

 

LIFEBOOK AHシリーズ

LIFEBOOK AHシリーズは、15.6型のオールインワンリビングノートPCです。

狭額縁ベゼルのモダンなデザインのボディに、光学ドライブ、キーストロークが約2.5mmと深く打ちやすいキーボード、充実のポート類(LANポートや、SDカードリーダーも搭載)を備え、日常的な用途に使いやすい機種です。

2023年冬モデルとして発表されたのは、「LIFEBOOK AH50/H3」です。

 

LIFEBOOK AHシリーズ(カタログモデル)の簡単な仕様は下表のとおりです。

「LIFEBOOK AH50/H3」は、AMD Ryzen 7 5700Uを搭載したモデルとなります。

一つ上の「LIFEBOOK AH53/H2」が、「Zen 3」世代のRyzen 7 7730Uを搭載しているのに対して、今回発表された「LIFEBOOK AH50/H3」は、「Zen 2」世代のRyzen 7 5700Uを搭載しています。旧世代のRyzenを搭載し、LIFEBOOK AHシリーズの中では下位に位置するものの、ホームノートPCとしては十分快適に動作するでしょう。

LIFEBOOK AHシリーズ(カタログモデル)の構成
  [2023年6月モデル]
AH77/H2
[2023年6月モデル]
AH53/H2
[2023年冬モデル]
AH50/H3
CPU Core i7-1260P Ryzen 7 7730U Ryzen 7 5700U
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD
(PCIe Gen4)
512GB SSD 256GB SSD
ディスプレイ 15.6型
1920x1080
フルフラットファイン
15.6型
1920x1080
スーパーファイン
光学ドライブ Blu-ray DVDスーパーマルチ
顔認証 対応
HDMI入力 対応
質量 約1.9kg 約1.7kg
バッテリー 約8.4時間
(51Wh)
約10.2時間
(51Wh)
約12.7時間
(51Wh)

 

「LIFEBOOK AH50/H3」では、以下のように、「ファインシルバー」、「ブライトブラック」、「メタリックブルー」のカラーバリエーションがあり、好みの色を選ぶことができます。

 

旧モデルからの変化ポイント

実は、「LIFEBOOK AH50/H3」は、旧モデルの「LIFEBOOK AH50/H1」から大きく変化してはいません。ボディだけでなく、プロセッサーも同じです。

旧モデルからアップデートされているのは、無線LANが、Wi-Fi 6(1.2Gbps)からWi-Fi 6E(2.4Gbps)になりました。また、Dolby Atomosを搭載し、立体音響技術により臨場感のあるサウンドが楽しめるようになったようです。

体感で差を感じることは少ないと思うので、価格次第では旧モデルの「LIFEBOOK AH50/H1」を選んでもよさそうです。

 

カスタムメイドモデル(WAB/H3)

今回発表された、「LIFEBOOK AH50/H3」をベースにした、カスタムメイドモデル「WAB/H3」があります。

「LIFEBOOK WAB/H3」では、以下のような構成を選択することができます。

「LIFEBOOK WAB/H3」で選択できる項目

・32GBメモリ

・約1TB SSD

・ブルーレイディスクドライブ

・Microsoft Office Professional 2021

 

STYLISTIC QHシリーズ

STYLISTIC QHシリーズは、10.1型のタブレットPCです。

2023年冬モデルとして発表されたのは、「STYLISTIC WQ2/H3」で、富士通WEB MART限定モデルとなります。

 

STYLISTIC WQ2/H3は、普通のタブレットPCではありません。防水・防塵機能を備えた、堅牢性の高いタブレットPCです。そのため、アウトドアや、キッチンなどの水回りなど、普通のパソコンは使いにくいような場所でも使用することができます。

 

STYLISTIC WQ2/H3で、選択できる項目としてアナウンスされているのは以下の通りです。

高い堅牢性と引き換えに、処理性能はそれほど高くないようです。

「STYLISTIC WQ2/H3」で選択できる項目

・Celeron N5100 / 8GBメモリ

・約256GB フラッシュメモリ

・スーパーマルチドライブ(外付け / USB接続)

 

なお、既存機種の「arrows Tab WQ2/F3」でも、上記のような構成を選択することができました。そのため、それほど目新しいところがある訳ではなく、「arrows Tab QHシリーズ」から、「STYLISTIC QHシリーズ」への名称の変更がポイントなのかもしれません。

 

ESPRIMO FHシリーズ

ESPRIMO FHシリーズは、液晶一体型のデスクトップPCです。

ESPRIMO FHシリーズには、27.0型と、23.8型の2サイズがありますが、2023年冬モデルとして新しく発表されたのは、23.8型サイズの「FH77/H3」と、「FH60/H3」です。

下の写真のように、一見すると液晶ディスプレイだけのように見える、非常にシンプルなデザインです。リビングやダイニングなどの人目に付く場所を含めて、どんな部屋にでも設置しやすいです。

 

ESPRIMO FHシリーズ(カタログモデル)の簡単な仕様は下表のとおりです。

今回発表された「FH77/H3」と、「FH60/H3」は、23.8型のFHD液晶を搭載し、DVDスーパーマルチドライブや、HDMI入力端子を備えています。レンタルしたDVDを視聴したり、家庭用ゲーム機などのディスプレイとして使用することができます。ただし、TVチューナーは付いていません。

なお、「FH77/H3」は、インテルの第12世代Core i7-1260Pを搭載しています。一方、「FH60/H3」は、AMDのRyzen 5 7530U搭載です。どちらもノートPC向けのプロセッサーです。デスクトップ向けプロセッサーほどの処理性能ではありませんが、ウェブ閲覧、動画視聴、Officeソフトでの作業など、一般的な用途に快適に使用することができます。

ESPRIMO FHシリーズ(カタログモデル)の構成
  [2023年夏モデル]
FH90/H2
[2023年冬モデル]
FH77/H3
[2023年冬モデル]
FH60/H3
CPU Core i7-1260P Ryzen 5 7530U
メモリ 16GB 16GB 8GB
ストレージ 512GB Gen4 SSD +
1TB HDD
512GB Gen4 SSD 512GB SSD
ディスプレイ 27.0型
2560x1440
スーパーファイン低反射
23.8型
1920x1080
スーパーファイン低反射
光学ドライブ Blu-ray DVDスーパーマルチ
TV機能 TVチューナー x2
その他 HDMI入力、HDMI出力

 

旧モデルからの変化ポイント

ESPRIMO FHシリーズの「FH77/H3」と、「FH60/H3」は、旧モデルからCPUが更新されただけではなく、ボディなどにも変化があります。

まず、スタンド設置幅が、旧モデル:約541mmから、新モデル:約489mmと、約52mm狭くなりました。また、本体上部の幅が、旧モデル:約40mmから、新モデル:約19mmと、薄くなりました。より省スペースで配置することができるようになり、見た目も少しスリムになっています。

 

また、上部のウェブカメラには、カメラシャッターが設けられています。ウェブカメラを使わないときは、カメラシャッターを閉じておくと安心です。

 

カスタムメイドモデル(WF1/H3、WFB/H3)

ESPRIMO FHシリーズには、カスタムメイドモデルの「WF1/H3」、「WFB/H3」があります。

「WF1/H3」は、カタログモデルの「FH77/H3」をベースにしながら、以下のようなスペック構成を選択することができます。

「WF1/H3」で選択できる項目

・第12世代Core i5-1240P

・Windows 11 Pro

・2ndストレージに、約2TB HDD / 約1TB HDD

・ブルーレイディスクドライブ

・Microsoft Office Professional 2021

 

「WFB/H3」は、カタログモデルの「FH60/H3」をベースにしながら、以下のようなスペック構成を選択することができます。

「WFB/H3」で選択できる項目

・Ryzen 7 7730U

・Windows 11 Pro

・2ndストレージに、約1TB HDD

・ブルーレイディスクドライブ

・Microsoft Office Professional 2021

 

用途に合わせて、搭載するプロセッサーや、ストレージ構成などを選択することができます。また、カタログモデルの場合は、通常1年のメーカー保証ですが、カスタマイズモデルだと標準で3年のメーカー保証が付いています。

 

購入先

今回発表された2023年冬モデルの、LIFEBOOK CH75/H3、LIFEBOOK AH50/H3、STYLISTIC WQ2/H3、ESPRIMO FH77/H3、ESPRIMO FH60/H3と、それぞれに対応するカスタマイズモデルは、下記の富士通WEB MARTで詳細を確認することができます。

富士通WEB MARTはこちら

 

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