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ドスパラ GALLERIA QSF960HE2 の実機レビュー(2)

更新日:2017年6月10日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は比較的静かです。他の状態は普通の動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時のCPU温度が高いです。ゲーム時のGPU温度は普通です。


 

なお、「クーラーブースト」機能を搭載しており、液晶下のファンコントロールボタンを押すと、ファンの回転速度を強制的に上げてパーツを強力に冷やすことが可能です(ただし動作音は高くなります)。


ファンコントロールボタン

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

全体的に割と低めの温度です。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

ゲーミングノートPCとしては低めの消費電力だと思います。


外観のチェック

外観のチェックです。

黒をベースに、キーボードやスピーカーを赤にした、かっこいいデザインです。

 

天板です。スポーツカーのボンネットのようなデザインです。

背面の排気口です。

正面のスピーカーです。

側面はやや斜めにカットされており、ヘッドホン端子やUSB端子に抜き差ししやすいです。

キーボード上部には電源ボタンとファンコントロールボタンがあります。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

側面のポートです。主要なポートは揃っています。光学ドライブは無いのでご注意ください。また、右側面のUSBポートはUSB2.0となっています。

 

上の画像では背面が見えづらいので拡大します。左から電源、HDMI、LAN、USB 3.0×2、USB3.1 Type-Cポートとなっています。背面にポート類が集中しており、接続したケーブルが見えにくいため、見た目はスッキリします。ただし、液晶を開いたままケーブルを抜き差ししにくいため、頻繁にHDMIケーブルやLANケーブル、USB3.0対応の周辺機器などを抜き差しする方はご注意ください。

 

液晶が開く角度です。

 

底面です。

 

底面カバーの一部を開けたときの画像です。メモリやストレージは換装しやすくなっています。

 

今回搭載されていたメモリです。

 

M.2 SSDは2スロットあります。

 

今回搭載されていた2.5インチのHDDです。

 

ACアダプターは大きめです。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。

まとめ

以上が、ドスパラ GALLERIA QSF960HE2のレビューです。

旧世代のCPU「Core i7-6700HQ」と、旧世代のグラフィックス「GeForce GTX 960M」を搭載する代わりに、価格を安くしている製品です。

CPUに関しては旧世代でも、ゲームにはほとんど影響はありません。

グラフィックスに関しては、最新世代の最もグレードの低いGeForce GTX 1050よりも2~3割はベンチマークスコアが落ちています。"低め~中程度"のグラフィック品質に下げて、ゲームをする必要があるでしょう。

デザインはかっこいいと思います。

ただし、(最近のゲーミングノートPCに多いですが)光学ドライブを搭載していないのでご注意ください。また、ENTERキーの縦幅が、通常よりも短いです。慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

 

詳細はこちら
直販サイト:ドスパラ(GALLERIA QSF960HE2製品ページ)