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DELL ALIENWARE X51 (R3) の実機レビュー(2)

更新日:2016年1月19日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって、結果が変わりますのでご注意ください。

なお、静音性や温度を計測するとき、最近は、FF XIV のベンチマークは「蒼天のイシュガルド」で実行していました。しかし、今回このベンチマークソフトが正常に動作しなかったため、「新生エオルゼア キャラクター編」で実行しました。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

水冷式CPUクーラーを搭載している影響で、動作音はやや静かです。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

水冷式CPUクーラーを搭載している割にはCPU温度がやや高めでした。GPU温度も、FF XIVベンチマークをfps制限なしで実行した場合、やや高めでした。PCケースが小さいので仕方のない面もあります。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

高性能CPUや、専用グラフィックカードのGeForce GTX 960を搭載しているため、やや高めの消費電力です。


外観のチェック

ALIENWARE X51の外観です。

ゲーミングパソコンらしい攻撃的な外観です。ただ、光学ドライブがありません。

 

横置きで設定することも可能です。このとき、正面のエイリアンの顔も回転させることができます。

 

底面には吸気口があります。

天面にも吸気口があります。

 

正面の画像です。 一番上の透明なボタンが、電源ボタンになります。

 

ケースの側面です。

 

背面です。映像出力ポート類は、搭載するグラフィックカードによって変わります。今回はGeForce GTX 960選択時の画像です。

 

本構成の場合、電源は330Wです(別構成だと240Wの場合もあります)。

ケースの内部とエアフローのチェック

ALIENWARE X51のケース内部です。

写真では見えませんが、正面の下側(下の図だと右下部分)に吸気ファンが搭載されています。正面から吸気し、グラフィックカードやハードディスクを冷やしています。

 

水冷式CPUクーラーの画像です。

 

メモリスロットは2つです。水冷式CPUクーラーが邪魔をしており、メモリを取り出すには水冷式CPUクーラーも外す必要があると思われます。

まとめ

以上が、スリムタワー型デスクトップPCのALIENWARE X51 のレビューでした。

机のスペースが狭い場合でも設置しやすいデスクトップPCです。

スリムタワー型のデスクトップにしては、GeForce GTX 960など比較的高いグラフィックカードを選択可能です。やや高めのグラフィック品質設定でも、多くのゲームをプレイ可能です。

一回り大きいミニタワー型デスクトップPCと比較すると、パーツが密集し、ファンも小さいですが、電源をACアダプターとして外付けしていたり、CPUファンを水冷にしたりなど、放熱性も考えられています。ただ、それでもCPU温度やGPU温度はやや高めでした。

また、スリムタワーですので、拡張性はほぼありません。光学ドライブもありません。また、価格もやや高めです。

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