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デル Inspiron 15 7000でゲームをプレイ!

更新日:2013年10月27日

タッチ操作によるゲームも快適!GeForce GT 750M 搭載のノートPC!

インテル第4世代CPU Haswellおよび、NVIDIA GeForce GT 750M搭載のノートパソコン「デル Inspiron 15 7000」で実際にPCゲームをプレイしてみました。高性能グラフィックスのGTXシリーズと比べるとパフォーマンスでは劣ってしまいますが、GTシリーズの中では最上級の性能です。また本機はタッチパネルを搭載しているので、対応しているゲームならタッチによる直感的な操作で遊ぶことができます。今回はタッチ操作に対応したストラテジーゲーム「Civilization V」やその他4タイトルをプレイしてみました。

本機の構成は、OS:Windows 8、CPU:Intel Core i7-4500U、グラフィックス:GeForce GT 750M(2GB)、搭載メモリは8GBです。なお グラフィックドライバーは最新の「ver. 327.23」となっています。

Sid Meier's Civilization V


Inspiron 15 7000で「 Civilization V」をプレイ

まずはTake-Two Interactive Japanより発売されている「シヴィライゼーション5」をプレイ。このゲームは人類の文明や歴史の発展をテーマとした、ターン製のストラテジーゲーム。時間がリアルタイムで進む「エイジオブエンパイア」のようなRTS(リアルタイムストラテジー)とは違い、ターンごとにじっくり戦略を練るタイプのゲームです。

一見難しそうなゲームではありますが、意外と単純でかつ将棋や囲碁のように奥が深いゲームです。中毒性も高く、一度始めると終りどころが見つからず、気付けば朝になっていたということもよくあります。

またこのゲームはタッチパネルに対応したWindows 8搭載のパソコンなら、タッチ操作で遊ぶことができます。私も「シヴィライゼーション5」をタッチ操作でプレイするのは今回が初めて。タッチ操作の種類は下記の写真の通り、ズームやスクロール、3点マルチタッチと豊富で、直感的にすべての操作が行えるようになっています。グラフィック品質の初期起動時の設定は下記の写真の通り。GeForce GT 750Mで問題なくプレイできるであろう、低すぎず、高すぎない設定となっています。


Civilization Vでのタッチ操作方法

初期起動時のグラフィック品質

「Civilization V」はタッチ操作で快適にプレイが可能

以前からちびちびと遊んでいたデータがなぜか消えてなくなっていたので、初期からゲームを始めることに。ひと通りプレイしてみた結果、グラフィックではカクツキや処理落ち、重いといったこともなくとても快適です。「Fraps Version 3.5.99」でfpsを見てみたところ、マップを拡大縮小しても常に60fps辺りで安定していました。このゲームはストラテジーゲームで激しい動きもないので、GeForce GTシリーズならノートパソコンでも十分快適にプレイできると思います。

タッチによる操作感ですが、マウスと同様に操作性は良いです。指でユニオンを動かしたり、タッチで文明を築いたり、スクロールでマップを見渡したりと、直感的な操作で快適にプレイすることができます。こうやって指で世界を動かしていると、まるで自分が「神」になったかのような感覚を味わえるというのもタッチ操作ならでは。



スクリーンショット

タッチ操作の様子

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア


Inspiron 15 7000で「FF XIV: 新生エオルゼア 」をプレイ

次ににスクウェア・エニックスのMMOオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」をプレイ。実機レビューのベンチマーク結果では解像度1920x1080で標準品質(ノート)だと、「とても快適」という結果でしたが、実際にはどこまでプレイできるのでしょうか。

動作検証にはグリダニアの街をぐるっと一周、フィールド探索の2つの環境をグラフィック品質「標準(ノートPC)」「高品質(ノートPC)」「最高品質」のそれぞれで、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使ってfpsを計測しました。画面解像度は1920×1080ドット。表示はすべてフルスクリーン表示、描画制限は60fps以上出るように無制限に設定。またフィールド探索時のバトルエフェクトはすべて表示にしています。


テストに用いたグラフィック設定

「FF XIV: 新生エオルゼア 」は標準設定(ノートPC)で快適にプレイが可能

結果は下記の通りです。実際にプレイしてみると、標準設定(ノートPC)なら街とフィールドともに平均fpsは60前後なものの、カクツキも少なく快適にプレイできると思います。高品質設定(ノートPC)となると、カクツキも多くカメラ回転時には処理落ちが見られるので重くてプレイするには難しいです。最高設定に至っては常時ガクガクでまともにプレイできる環境ではありません。なお今回は森林都市であるグリダニアの方でfpsの計測を行いましたが、都市やサーバーの混雑状況によってもfpsが変化するので、あくまでも参考程度の数値となります。

街を一周
グラフィック品質 平均fps 最小 最大 感想
標準(ノートPC) 51.7 39 71 快適
高品質(ノートPC) 34.2 27 45 重い
最高品質 21.4 18 26 かなり重い

フィールドを探索
グラフィック品質 平均fps 最小 最大 感想
標準(ノートPC) 61.3 47 73 快適
高品質(ノートPC) 35.9 28 43 重い
最高品質 20.0 6 30 かなり重い

グラフィック標準設定(ノートPC)のスクリーンショット
解像度は1920×1080ドット



「FFXIV: 新生エオルゼア」プロモーションサイト

BATTLE FIELD3


Inspiron 15 7000で「BATTLE FIELD3」をプレイ

次にエレクトロニック・アーツ社から発売されている「バトルフィールド3」をプレイ。続編の「バトルフィールド4」の発売が身近に迫り、ついに過去作となってしまう本作ですが、まだまだグラフィック負荷の高いゲームです。ノートパソコンでプレイするとなると、GeForce GT 750Mではさすがに厳しいところはありますが、どこまでプレイできるか検証してみました。

動作検証には「低」「中」「高」「最高」の4つのグラフィック設定で、シングルプレイの2ステージ目の途中までをプレイし、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使ってスコアを測定しました。垂直同期はオフにし、解像度は1920×1080のフルスクリーン表示です。


テストに用いたグラフィック設定

「BATTLE FIELD3」は低設定でなんとかプレイが可能

テスト結果は下記の通り。グラフィック設定「低」ではfpsが60を越えることもありますが、平均fpsは48.7と低いです。実際にプレイしてみると、シーンによってはカクツクこともあるものの、なんとかプレイできる環境ではあります。中設定になると途端に重くなり、カクツキも多く負荷による遅延も出てきます。高設定以上となると、重すぎてゲームどころではありません。またタッチパネル液晶の場合、FPSゲームにおいては残像を感じることが多いのですが、本機は特に気になりませんでした。

BATTLE FIELD3
グラフィック設定 平均FPS 最小 最大 感想
48.7 36 61 普通
31.7 15 43 重い
28.5 24 34 かなり重い
最高 21.1 17 25 かなり重い

グラフィック設定「低」のスクリーンショット



スーパーストリートファイター IV AE


「スーパーストリートファイター IV AE」をプレイ

次ににアーケードコントローラを接続してPC版「スーパーストリートファイター IV AE」をプレイ。主に液晶の表示遅延や残像を見ていきますが、まずはゲーム内ベンチマークにてスコアを検証。

グラフィック設定は下記の画像の通り、高すぎず低すぎず、むしろオンライン対戦ではカクツキが少なく最も推奨とされるグラフィック設定です。解像度は1920×1080ドットのフルスクリーン表示。垂直同期はオフに設定しています。

ベンチマークの結果はランクAのスコア5934.0。平均fpsは139.598と高スコアです。これならオンラインでも相手に迷惑をかけることもなく快適に対戦ができます。


ベンチマーク動作に用いたグラフィック設定

ベンチマーク結果はランクA

遅延や残像は特に気にならず、格闘ゲームは快適にプレイが可能。

本機の様なタッチパネル液晶の場合、表示遅延が激しい製品も少なくないのですが、実際に本機にアーケードコントローラーを接続して、トレーニングモードでひと通り操作してみたところ、格闘ゲームをする上では致命的になるような遅延は特に感じられず快適にプレイできました。目押しコンボも難なくできます。また残像も少ないので、速い動きにも十分対応できます。



DEAD SPACE 3


Inspiron 15 7000で「DEAD SPACE 3」をプレイ

次にエレクトロニック・アーツ社より発売されている
「DEAD SPACE 3」をプレイ。グラフィック負荷では、バトルフィールド3に比べてかなり軽い部類のゲームなので、本機に搭載されているGeForce GT 750Mでも十分プレイできるとは思います。

動作検証にはグラフィック品質「LOW」「MEDIUM」「HIGH」「VERY HIGH」で、ストーリーの序盤から最初の敵が現れるまでをプレイし、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使って平均fpsを計測しました。

グラフィック設定は下記の写真の通り、V-Sync(垂直同期)はオフ、解像度は1920×1080のフルスクリーン表示となっています。


テストに用いたグラフィック設定

「DEAD SPACE 3」はLOW設定で快適にプレイが可能

結果は下記の通りです。グラフィック設定LOWでは平均fpsは90以上あり、とても快適にプレイできます。グラフィック設定MEDIUMでは平均fpsが60以上あるものの、なぜか照準操作(カメラ操作)で遅延を感じます。ですがバトルフィールド3やスーパーストリートファイターをプレイした時には、液晶による遅延は感じなかったので、おそらくゲームエンジンの方で処理による遅延が発生していると思われます。FPSや2Dゲームとは違い、三人称視点のTPSゲームだからかも知れません。なので快適にプレイするとなると、LOW設定が一番安定してプレイできると思います。

TESV Skyrim
グラフィック品質 平均fps 最小 最大 感想
LOW 96.1 71 129 とても快適
MEDIUM 64.3 51 82 快適
HIGH 44.2 37 60 重い
VERY HIGH 41.1 34 57 重い

グラフィック品質「LOW」でのスクリーンショット



 

 

以上が、実際にゲームをプレイした時のレビューです。

今回ゲームをプレイしたInspiron 15 7000の詳細については下記をご覧ください。

詳細はこちら
安心のメーカー直販サイト:デル公式サイト