ASUS、Celeronプロセッサーを搭載し、約5万円で購入できるノートPCを3機種発売

ASUSから、約5万円で購入できるノートPCが3機種発売されました。

それぞれサイズが異なり、11.6型、14型、15.6型となっています。

小・中学生のファーストPCや、たまにしかPCを使わない人、ネット閲覧くらいしかしない人などに適していると思います。

公式サイト（販売サイト）はこちら

ASUS E210KA ASUS E410KA ASUS E510MA

製品の特徴

いずれのモデルも約5万円と低価格

今回発売された3機種は、いずれも価格が5万円をわずかに切る価格となっており、非常にお手頃です。そんなに高いスペックのPCは必要ないけれど、パソコンが必要な方もいると思います。例えば、子供の塾のオンライン授業用です。そういった方に、本製品はいいのではないかと思います。

CPUはCeleronなので割り切りが必要

ただし、CPUはCeleronなので、そこまで高い性能ではありません。下表のように、一般的なノートPCに搭載されているRyzen 5 5500UやCore i5-1135G7と比べると、大分性能が落ちます。

ただ、オンライン授業用やタイピング練習用くらいになら使えると思います。

オンライン授業で使う場合、安いPCはスピーカーが気になるところですが、2Wx2のステレオスピーカーを搭載しているので、特別悪い音質ではなさそうです。

OSはWindows 11 Home (Sモード)

OSは、最新のWindows 11 Home Sモードを搭載しています。Sモードなので、初期状態では、マイクロソフトストアのアプリはインストールできますが、Windowsのデスクトップアプリはインストールすることが出来ません。ただ、子供に使わせるなら、勝手に変なアプリをインストールされないので、セキュアだと思います。

もちろん、Sモードは解除することができるので、制限なく使うことも可能です。

Microsoft 365 Personal (1年間使用権)

どのモデルも、Microsoft 365 Personalの1年間使用権が付属し、1年間はOfficeを使うことができます。ただし、2年目以降は、12,984円/年のサブスクリプション契約が必要となります。

各モデルの比較

3機種のスペックの比較をしてみます。画面サイズが違う3機種ですが、E210KAのみ解像度がHD（1366x768）となっています。他はFHD（1920x1080）です。

また、15.6型のみCPUとメモリの規格が、他よりも劣ります。15.6型はコストがかかる分、少しスペックを下げて、3機種とも4万円で揃えたのかもしれません。

いずれのモデルも、画面サイズの割には割と軽いので、持ち運びに便利でしょう。特に、11.6型のE210KAは、約1kgしかないので、小学生でも扱いやすいと思います。

E210KAのみ天板デザインが変わっている

E210KAのみ、ちょっと変わった天板デザインになっています。ASUSのロゴをモチーフにしているそうです。また、カラーバリエーションも多いのも特徴です。子供や女性が喜びそうなカラーも多いです。

E410KAとE510KAの天板はノーマルなデザインです。

E510MAのみテンキー搭載

E510MAのみテンキーが搭載されています。4列ではなく3列なので、「+」等の位置が、普通のテンキーとは異なりますが、数字入力を多くする方は、E510MAがいいでしょう。

E210KAとE410KAは、タッチパッドはテンキーに

E210KAとE410KAはテンキーは搭載されていませんが、ASUS のNumberPadに対応しており、タッチパッドがテンキーになります。

また、E410は、「半角/全角」キー（Tabの上）がやや小さく、Homeキーなどが端にあるので、ややタイピングしにくいかもしれません。

購入先

これらの3機種は、以下のASUS公式サイトで販売が開始されています。

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