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ASUS、14型有機EL+RTX3050で、約1.48kgと軽いVivobook Pro 14X OLED を発表
ASUSから、RTX 3050 + 有機ELディスプレイという構成の、クリエイター向け14型ノートPC、Vivobook Pro 14X OLEDが発表されました。
RTX 3050を搭載した、高めのスペックながら、質量は約1.48kgと軽いです。外で動画編集などのクリエイティブな作業を行いたい方にちょうどいいと思います。なお、インテルモデルと、Ryzenモデルがあるので、用途や好みで選ぶことができます。
ディスプレイは、2.8Kの有機ELディスプレイです。100% DCI-P3クラスと色域が広く、クリエイティブな作業に適しています。
ASUS DialPad搭載も、他にはない特徴です。
持ち運びやすく、外出先でも快適なクリエイティブワークを行えるノートPCを探している方におすすめです。
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製品の特徴
RTX 3050搭載ながら、約1.48kgのスリムボディ
Vivobook Pro 14X OLEDは、外部グラフィックスにGeForce RTX 3050を搭載した機種です。14型でRTX 30シリーズの外部グラフィックス搭載という構成は、あまり見ない珍しい構成です。筆者の知る限りでは、同じASUSのゲーミングノートPCであるROG ZEPHYRUS G14ぐらいしかありません。
RTX 3050を搭載することで、動画編集などを快適に行うことができます。YouTube投稿用など、動画編集を頻繁に行う方におすすめです。
しかも、Vivobook Pro 14X OLEDは、約1.48kgと、この構成の割には軽く、ボディの厚みも約18.2mmとスリムです。高めのスペックを持ち運びやすいというのは大きなメリットです。
2.8Kの有機ELディスプレイを搭載
Vivobook Pro 14X OLEDは、その名の通り、OLED、つまり有機ELディスプレイを搭載しています。
解像度は2.8K(2,880x1,800)で、アスペクト比は最近流行りの16:10です。また、リフレッシュレートも少し高く、90Hz駆動となっています。一般的な画面比16:9のFHDディスプレイよりも、精細な表示ができますし、縦方向の表示面積も広いです。そのため、クリエイター向けソフトでの作業がしやすいです。90Hz駆動なので、スクロール時などは画面がスムーズに動きますし、軽めのゲームであれば、滑らかな映像でのプレイも可能かもしれません。
有機ELディスプレイの特徴としては、100% DCI-P3クラス(133% sRGB)と色域が広く、鮮やかな色での表示が可能です。また、通常の液晶では、輝度を変えると、表示される映像の色域が狭くなりますが、有機ELディスプレイでは、輝度を下げても広い色域を維持することができます。さらに、色の精度を維持したまま、ブルーライトを低減できます。そのため、目に優しい環境で、クリエイティブな作業ができます。
コントラスト比も1,000,000:1と高く、黒をしっかりと表示できるので、映像にメリハリがあります。
一方、有機ELディスプレイの気になる点としては、同じ映像を長時間表示し続けると、画面の焼き付きが起こりやすいことが挙げられます。
そのため、Vivobook Pro 14X OLEDでは、焼き付き防止の目的で、Windowsのダークモードがデフォルトになっていたり、一定時間のアイドル状態でスクリーンセーバーが起動するようになっています。
Vivobook Pro 14X OLEDの構成比較
Vivobook Pro 14X OLEDには、AMD Ryzen搭載のM7400QCと、インテルCPU搭載のN7400PCという、2つのモデルがあります。
下表では、この2つのモデルの構成を比較しています。
Ryzen搭載モデルは、Ryzen 9 5900HXを搭載し、インテルモデルよりもマルチコア性能のポテンシャルが高いです。動画編集など、GPU性能を重視し、インテルCPUにこだわらない場合におすすめです。
一方、インテルモデルは、クリエイター向けアプリとの相性がいい場合が多いです。例えば、Lightroom Classic CCを使用したRAW現像などにかかる時間が、AMD Ryzen搭載モデルより短いなど、使用するアプリによっては、インテルモデルの方が有利だと思います。また、最大8K解像度での外部ディスプレイへの出力が可能です。
M7400QC |
N7400PC | |
CPU | Ryzen 9 5900HX | Core i7-11370H |
GPU | GeForce RTX 3050 Laptop | |
ストレージ | 512GB PCIe SSD | |
メモリ | 16GB | |
液晶サイズ | 14.0インチ | |
液晶種類 | 2,880x1,800 有機EL 光沢 90Hz | |
外部ディスプレイ |
最大 5,120x2,880 | 最大 7,680x4,320 |
質量 | 約1.48kg | |
バッテリー | 約9.4時間 (63Wh) | 約9.9時間 (63Wh) |
ASUS DialPadを搭載
Vivobook Pro 14X OLEDは、ASUS DialPadを搭載しています。
これは、タッチパッドの一部をバーチャルなダイヤルとして使用する機能です。ボリュームの上げ下げや、ページのスクロールなどに使うこともできますが、Adobe系ソフトでの様々なコントロールにも使用できます。動作のカスタマイズもできるので、慣れるとクリエイティブな作業を一層効率よく行えるようになりそうです。
キーボード
Vivobook Pro 14X OLEDは、下の画像のようなキーボードを備えています。
なお、国内販売モデルは、日本語キーボード(イルミネート)搭載となります。
キーピッチは約18.7mm、キーストロークは約1.35mmです。キートップはわずかに(約0.2mm)くぼんでいます。
エンターキーの模様や、左右サイドはキーの色が違う点など、見た目にもこだわっています。
インターフェイス
Vivobook Pro 14X OLEDは、下の画像のようなインターフェイスを備えています。
USB3.2、USB2.0 x2、USB-C、HDMI、microSDカードリーダーという構成です。
インテルCPU搭載のN7400PCでは、USB-CポートはThunderbolt 4、映像出力、本機器への給電に対応しています。AMD Ryzen搭載のM7400QCでは、USB-Cポートは、データ転送のみとなり、映像出力、本機器への給電には対応していません。
ウェブカメラは、約92万画素の標準的なカメラです。カメラには、Webカメラシールドが付いています。IRカメラは非搭載なので、顔認証は使用できません。
なお、電源ボタンに指紋認証センサーが内蔵されているので、Windows Helloの指紋認証を使用できます。
購入先
ASUSから発売された、Vivobook Pro 14X OLEDの価格は18万円台からとなっており、下記のASUS Storeから購入することができます。
ASUS Store
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