ASUS ZenBook 14(UM425IA)の実機レビュー

更新日:2020年9月10日
CPU Ryzen 7 4700U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 FHD IPS
質量 約1.25kg
バッテリー 67Wh
LTE 非対応
価格[税込] 12万円台~

Ryzen搭載のロングバッテリーモバイルノート

ZenBook 14(UM425IA)は、Ryzenプロセッサーを搭載したモバイルノートです。

ボディは薄型・コンパクトで、さらにバッテリー容量が67Wもありバッテリー駆動時間が長く、モバイルノートとして優秀です。

質量は約1.25kgとそこまで軽いわけではありませんが、Ryzenプロセッサー搭載PCの中では軽い部類です。高性能プロセッサー搭載PCを持ち運ぶことが出来ると思えば、この質量でも十分妥協できるのではないかと思います。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 4700U、16GBメモリ、512GB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「ZenBook 14(UM425IA)の特徴」のみお読みください。

 

ZenBook 14(UM425IA)の特徴

薄型・コンパクト

ZenBook 14(UM425IA)は、画面占有率90%とベゼルが狭く、それゆえコンパクトで、薄さも14.3mmしかないボディです。質量はそこまで軽くはありませんが、カバンの中に収納しやすい製品だと思います。

画面占有率90%
薄さの比較

 

ロングバッテリー

ZenBook 14(UM425IA)は、67Whものバッテリーを搭載しており、非常に長いバッテリー駆動時間です。通常のモバイルノートは40Wh台であることが多いため、その容量の多さが分かると思います。バッテリー駆動状態で長く使う方におすすめです。

ロングバッテリー

 

貴重なRyzen 4000搭載モバイルノート

第10世代Coreプロセッサー Uシリーズよりも性能が高いRyzen 4000 Uシリーズ プロセッサーですが、このプロセッサーを搭載したモバイルノート(持ち運びも考慮した軽量ノート)は選択肢があまりありません。

ZenBook 14(UM425IA)は、数少ないRyzen 4000 Uシリーズを搭載したモバイルノートで、高い性能のノートPCを、外出先へ持ち運ぶことが可能です。

質量は約1.25kgと、最近のモバイルノートとしては決して軽い部類ではありませんが、十分持ち運べる質量ではあると思います。

Ryzenプロセッサーを搭載したモバイルノート

 

Ryzen 7 4700U搭載モバイルノートとしては安い

ZenBook 14(UM425IA)は、Ryzen 7 4700Uを搭載したモバイルノートとしては、価格が安いと思います。特に、Microsoft Office Home and Business 2019を搭載したモデルが、118,000円(税別)というのはかなり安いのではないかと思います。

Ryzen 7 4700U搭載モデルとしては比較的安い

 

5~20V充電器・モバイルバッテリーが使える

ZenBook 14(UM425IA)は、Power Deliveryに対応しており、他の充電器で充電することも可能です。5Vの充電器にも対応していますが、当サイトで試した2つの充電器では、良くても「5V - 0.8A」の出力しか出なかったのでPCを使用中に充電するとバッテリー残量が減っていきます。可能なら18W以上の充電器を使う方が無難だと思います。

5~20Vの充電器に対応

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適に動作します。
動画鑑賞 ディスプレイが見やすく、スピーカー音もまずまずですので、動画も見やすいです。
RAW現像
画像編集
当サイトの計測ではsRGBカバー率が96.3%であったため、Web掲載用のRAW現像、画像編集などには使えるでしょう。
動画編集 FHD動画の簡易的な動画編集ならできますが、4K動画は極端に書き出しが遅くなるので止めたほうがいいです。できれば、外部グラフィックスを搭載したノートPCをおすすめします。
ゲーム プロセッサー内蔵のグラフィクスとしては性能が高いので、グラフィック品質設定を下げれば高めのフレームレートが出るゲームもあります。ただし、外部グラフィックスを搭載したPCのほうがおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

色域が比較的広く、視野角も広く、見やすいディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では259cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は96.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線をするすると、明部になると緑と青がやや強めに出ますが、わずかですのでほぼ気にならないでしょう。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、輝度を下げても、調光によるフリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

ZenBook 14(UM425IA)のキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは、メーカー公表値で横:19.05mmとなっています。縦方向のキーピッチは実測で18mm弱です。キーストロークはメーカー公表値で約1.4mmです。キートップは0.15mm湾曲しており、やや指のフィット感が良くなっています。

Enterキーの右横にもキーがありますが、Enterキー、Backspaceキーは十分大きくなっているため、タイプミスすることは少ないでしょう。

タッチパッドの操作性は普通です。ただ、タッチパッドが非常に大きく中央にあるため、右手がタッチパッドにやや被ってしまい、左と右の手の平の感触が違って、違和感があります。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

ZenBook 14(UM425IA)はRyzen 7 4700Uのプロセッサーを搭載しており高い性能です。一般的なユーザーが行うような作業なら、快適に使えることでしょう。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 4700U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Core i9-10885H 3516
Ryzen 5 4600H 3260
Ryzen 7 Pro 4750U 3197
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
2758
Ryzen 5 Pro 4650U 2424
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1484
Core i7-10510U 1459
Core i5-1035G1 1424
Core i5-10210U 1418
Core i3-1005G1 948
Core i3-10110U 913
Pentium Gold 5405U 516
Celeron N4100 459
Core m3-8100Y 434
Celeron 4205U 304
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは LPDDR4x-3733 のデュアルチャネルで、高速です。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスについては、プロセッサーの内蔵グラフィックスとしては高い性能です。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~

Ryzen 7 4700U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
Radeon Graphics
(Ryzen 9 4900HS)
16322
GeForce MX250 15406
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13643
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
12126
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe SSDを搭載しており高速です。PCIe SSDにしてはそこまで速くもありませんでしたが、体感速度はそれほど変わらないでしょう。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
1002
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

micro SDカードスロットを搭載しています。速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

エンコード時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。エンコード時間は比較的速いです。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 16分28秒
VCEでエンコード (※2) 1分08秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 プロセッサー内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
16分28秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

その他のベンチマーク

その他のベンチマーク、LightroomやPremiere Proの書き出し時間、フォートナイトやPUBG Liteなどのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。他の機種で計測したスコアではありますが、ほぼ変わらないので参考になると思います。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作のチェック結果は下表の通りです。充電に関しては5~20Vに対応しています。ただ、5V充電器では充電がかなり遅かったので、18W以上の充電器の利用をおすすめします。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器
18W cheero充電器
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器
5V/2.4A AUKEY充電器
モバイル
バッテリー
18W Anker 10000 PD
18W TNTOR TN-10PD
5V/2A TNTOR WT-H340 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、YCbCr444で出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

ZenBook 14(UM425IA)の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.25kg」とあります。当サイトの計測値は下表の通りです。最近のモバイルノートPCとしてはそこまで軽くはありませんが、十分持ち運び出る質量です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.257kg
ACアダプター+電源ケーブル 214g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ZenBook 14(UM425IA)バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は67Whと非常に多いです。当サイトによるバッテリー駆動時間の計測結果は次の通りで、一日仕事でバッテリー駆動状態で使っていても大丈夫なバッテリー駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約18.6時間
(2) PCMark 10 Modern Office 12時間35分
(3) 動画再生時 8時間54分
(4) PCMark 8 Work 8時間30分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20のスコアです。デフォルトでは、バッテリー駆動時の電源モードは「より良いパフォーマンス」となっていますが、他のノートPCは「高パフォーマンス」になっていることが多いので、この両方で計測しました。どちらもそれほど変わらぬスコアで、さらに電源接続時と大きくパフォーマンスが変わることはありませんでした。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20
バッテリー駆動時のスコア(高パフォーマンス)
バッテリー駆動時のスコア(より良いバッテリー)
電源接続時との比較
Ryzen 5 4500U 2758
2606 [高パフォーマンス]
2557 [より良いバッテリー]
 :電源接続時のスコア
 :バッテリー駆動時のスコア

 

急速充電に対応しており、49分で約60%まで充電することが可能となっています。当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。1時間で約44Whも充電出来ています。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
66%(約44Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

カメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720で、画質は標準的です。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

スピーカー

スピーカーは底面に配置されています。ノートPCとしては音質はやや良く、10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかった場合は普通の動作音です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

なお、本製品はファンモードが用意されており、デフォルトから「ウィスパーモード」へ変更できます。エンコード時にウィスパーモードに変更してみたところ、約30dBまで騒音値が下がりました。

ファンモード

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

(CPUクロックが落ち着き)温度が安定してからは、60℃台で推移しており問題ない温度です。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコードのような高い負荷をかけるとキーボード上部などが熱くなりますが、少しの負荷であれば問題ありません。快適に使えます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

TDPが低いプロセッサーですので、消費電力も高くありません。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

CPU負荷が100%になるエンコード中の電力の推移は次のようになっています。最初は35Wの電力となりますが、しばらくすると14~15Wに落ち着きます。

電力
x265でエンコード中のCPUの電力

 

外観のチェック

ZenBook 14(UM425IA)の外観のチェックです。

「パイングレー」というのやや青みのあるグレーで、オールメタルデザインとなっており素敵です。ボディはMIL規格に準拠し、堅牢性も高いです。

 

天板には、ZenBook特有の同心円状の模様が入っています。

 

IRカメラを搭載し、顔認証ログインも可能です。ただし、コロナ禍で外出先ではマスクをしていることが多いため、顔認証だけでなく指紋認証にも対応していると良かったです。

 

薄いボディです。

 

側面のポート類です。USB Type-Cポートが2つ搭載されているのは嬉しいです。USB Type-Aも搭載されています。HDMIが端にあり、ACアダプターをここに接続しそうになるので気を付けましょう。

 

ヘッドホン端子がない代わりに、USB Type-Cポートに接続するオーディオジャックのドングルが同梱されています。また、他にはUSB-A - 有線LANのドングルも付属しています。

 

液晶が開く最大の角度は下図のようになっています。

 

底面は次のようになっています。

 

ACアダプターは、65Wです。小さく軽いので持ち運びに便利です。

 

まとめ

ZenBook 14(UM425IA)は、Ryzen 4000 Uシリーズを搭載した数少ない貴重なモバイルノートです。高い性能のノートPCを持ち運ぶことができます。

質量は約1.25kgと最近のノートPCとしては軽い部類ではありませんが、ボディはコンパクトで薄く、さらにバッテリー駆動時間が非常に長いため、携帯するノートPCとしては便利なのではないかと思います。また低出力の充電器、モバイルバッテリーが使える点もメリットです。

ディスプレイの色域も比較的広いので、外出先でRAW現像をしたいといったような方にもいいと思います。

もう少し軽ければという感じがしますが、その他の部分は優秀なので、妥協できる範囲でしょう。また、欲を言えば指紋認証およびLTEに対応していれば良かったなと思います。

 

Ryzenプロセッサー搭載でロングバッテリー

ZenBook 14(UM425IA)

特徴

  • Ryzen 7 4700U搭載のモバイルノート
  • 薄型・コンパクト
  • ロングバッテリー & 5~20Vの充電器に対応

こんなあなたに

  • 高めの性能のノートを持ち運びたい方
  • 価格12万円台[税込]~
公式サイトはこちら

 

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