新型 MacBook Air 2019/2018の実機レビュー

更新日:2019年7月18日
CPU Core i5-8210Y
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 2560x1600 IPS
質量 1.25kg
バッテリー 49.9Wh
LTE 非対応
価格 11万円台~(税抜)
圧倒的なブランド力と美しいデザイン

MacBook Airは、圧倒的なブランド力、美しいデザインが特徴のモバイルノートパソコンです。天面にアップルマークがあるだけで、他の人に自慢できるでしょう。

性能面では、バッテリー駆動時間が長い点が特徴です。液晶も高精細で、比較的色鮮やかで見やすいです。

また、非公式ではありますが、当サイトでテストした限りでは、スマホ用の5V 超小型充電器で、充電することができました。

なお、当サイトではWindowsパソコンをレビューすることが圧倒的に多いので、今回は、Windowsパソコンと比較しながら評価していきたいと思います。

また、ここではOSの出来については語りません。純粋にハードウェアの良し悪しについてのみ記載します。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-8210Y、8GBメモリ、128GB PCIe SSD

目次

お忙しい方は、「MacBook Air 2019と2018モデルの違い」「MacBook Airの特徴」をお読みください。

 

MacBook Air 2019と2018モデルの違い

違い1:True Toneテクノロジーに対応

MacBook Air 2019では、Apple製品としてはおなじみの「True Toneテクノロジー対応」に対応しました。これは周囲光の色温度に合わせて、液晶画面のホワイトバランスを調整してくれる機能です。例えば、青っぽい色の蛍光灯の下で作業すると液晶の色温度が高く(青っぽく)なり、赤(黄色)っぽい色の電球の下で作業をすると液晶の色温度が低くなります。

True Toneテクノロジー対応
True Tone機能で、周囲光によって画面の色合いが変化
※上図は周囲光が5000Kくらいで撮影

 

違い2:キーボード

MacBook Airのバタフライキーボードには、スイッチの上に薄い膜が被せてあります。2018モデルの薄膜は滑りにくいシリコン素材でしたが、2019年モデルは表面がつるつるしていたので別の素材(おそらくナイロンポリマー)になっていると思われます。このことから、MacBook Pro 2019で採用された最新のバタフライキーボードが搭載されているようです。旧世代のMacBook Airのバタフライキーボードは故障しやすかったですが、大分信頼性の上がった世代のキーボードを搭載しています。

キーキャップを取り外したときの画像

 

違い3:バッテリー容量が微減

MacBook Air 2018モデルのバッテリーは50.3Whでしたが、2019モデルのバッテリーは49.9Whへ微減しました。ただ、ほんのわずかですので、バッテリー駆動時間にはほぼ影響ないです。

 

違い4:ややストレージ速度が遅い?

MacBook Air 2019は、2018モデルに比べてストレージの速度がやや遅くなったように思えます。下図は128GB SSDについて、2019と2018モデルで計測したAmorphousDiskMarkの結果ですが、シーケンシャルリード/ライトが特に遅くなっています。256GB以上のSSDについては不明です。

SSDの速度はやや遅くなった

 

違い5:価格が安くなった

MacBook Air 2019は、従来モデルに比べて価格が約10%値下がりしています。

価格の比較
  2019 2018
128GBモデル 119,800円 134,800円
256GBモデル 139,800円 156,800円
※512GB、1TB SSDのオプションもあり

 

MacBook Airの特徴

以下、MacBook Air 2019および2018共通の特徴です。

ロングバッテリー型のモバイルノート

MacBook Airは、モバイルノートパソコンの中でも、バッテリー駆動時間を重視した製品です。

モバイルノートパソコンは、大きな容量のバッテリーを搭載し、長くバッテリー駆動するようにした製品と、小さな容量のバッテリーを搭載し、質量が軽くなるようにした製品がありますが、MacBook Airは前者のタイプとなります。

下図は、有名な13.3型のバイルノートパソコンの質量とバッテリー駆動時間の関係を表にしたものです。この中で、MacBook Airは、質量がやや重い代わりに、バッテリー駆動時間が長いことが分かります。

有名な13.3型のモバイルノートのバッテリー駆動時間と質量
※Surface Pro 6はキーボードカバーを合わせた質量です
※ MacBook Airは、Amber Lake-Yの低消費電力のCPUであるため、バッテリー駆動時間に有利に働きます。ただし、消費電力の高い液晶解像度は高いため、その点は不利に働きます。

 

2560 x 1600の高精細液晶で見やすい

MacBook Airの液晶は、2560 x 1600の高解像度液晶を搭載しています。画面が高精細で、写真などを表示すると、ギザギザした感じが少なく見やすいです。

また、16:10のアスペクト比になっており、より下までコンテンツを表示することができ、Webページや文書ファイルが見やすいです。

2,560 x 1,600の高精細液晶

 

Windowsの有名なモバイルノートと液晶を比較したのが下の表です。3840 x 2160(4K)や、2736 x 1824を選択できるPCもありますが、主流は1920 x 1080です。MacBook Airは高解像度の液晶を搭載していると言えます。

有名な13.3型のモバイルノートの液晶解像度
製品名 液晶解像度
MacBook Air 2560 x 1600
New XPS 13 3840 x 2160
1920 x 1080
Surface Pro 6 2736 x 1824
VAIO SX14 3840 x 2160
1920 x 1080
dynabook GZ 1920 x 1080
LIFEBOOK WU2 1920 x 1080

 

指紋認証センサーを搭載

MacBook AirはTouch ID センサーによる指紋認証に対応しています。ロックを解除するときや、iTunes Storeなどで買い物するときの認証に便利です。

Touch ID センサー内蔵

 

圧倒的なブランド力で、人に自慢できる

MacBook Airは、圧倒的なブランド力も魅力の1つです。

2008年に、初代MacBook Airが発売されましたが、ボディが非常に薄く、アルミの削り出しを採用したくさび型の特徴的なデザインには、誰しも驚かされました。それ以降、たくさんのWindowsパソコンが、MacBook Airを真似たほどで、MacBook Airは現在の薄型モバイルノートのパイオニアといってもいいでしょう。

現在は、Windowsパソコンも進化し、MacBook Airと同等程度に薄く、質量はより軽く、性能も高い製品がたくさん発売されており、カタログだけ見れば、現在のMacBook Airはそこまで高いスペックではありません。しかし、今でも変わらぬ美しいボディで、アップルマークが付いているだけで「あ、MacBookだ」と気づかれ、人に自慢できることは間違いないと思います。

アップルマークで自慢できる
元祖!くさび型のデザイン

 

Amber Lake-YのCPU搭載し、性能はやや低め

MacBook Air は、Amber Lake-Yこと「Core i5-8210Y」のYシリーズのCoreプロセッサーを搭載しています。

現在、一般的には、UシリーズのCoreプロセッサーを搭載したモバイルノートが多く、このようなPCに比べるとMacBook AirのCPUはやや非力です。ベンチマークスコアを確認すると、MacBook Airに搭載されているCore i5-8210Yは、現在主流のCore i5-8265Uの半分程度のスコアしかありません。

13.3型の有名モバイルノートとのCPU比較
  CPU
MacBook Air 2018 Yシリーズ
(Core i5-8210Y)
Surface Pro 6 Uシリーズ
(Core i5-8265U 等)
LIFEBOOK WU2
New XPS 13
VAIO S13
CPU性能の目安
~ Geekbench 4 - CPU ~
Core i5-8265U 14154
MacBook Air
Core i5-8210Y
7863

 

スマホ向け充電器でも充電出来た

MacBook Airに、5V/2.4A出力のスマートフォン向け充電器を接続してみたところ、充電することができました。テストに使った充電器は、「AUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポート 超小型」です。かなり小型の充電器で、カバンに常時入れておいても邪魔にならないため便利です。

小型のスマホ用充電器でも充電可能

 

この充電器を使い、1時間の充電で、どこまで充電できるか確認した結果が下の表です。充電速度は速くありませんが、外出先でバッテリーが無くなってしまったときの緊急時用としては、十分使えると思います。軽い負荷であれば、PCを使用していてもバッテリー残量は減らないでしょう。

1時間の充電容量(何パーセント充電できたか)
  充電容量
スリープ時 約22%
動画再生時(480p/30fps) 約5%
AUKEY USB充電器 ACアダプター 2ポート 超小型の充電器を使用

 

その他のUSB Type-C周辺機器の動作テストを行った結果については後述する「USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト」をご覧ください。

 

インターフェースはUSB Type-Cとヘッドフォンのみ

MacBook Airは、インターフェースが非常に少なく、USB Type-Cとヘッドフォン端子のみとなっています。現在はUSB Type-Cだけでほとんどの周辺機器がつながるようになってきているため、それほど困ることは少ないですが、USBメモリや、SDカードなどを使いたい方、有線LANで高速通信したい方などは不便です。

インターフェース

 

LTEには非対応

MacBook Airは、というかMacBookのノートPC全般は、LTEに対応していません。最近のWindowsパソコンは、VAIO、ThinkPad、NEC LAVIE Direct PMなどLTEに対応しているパソコンが増えたので、LTEに対応していないのは残念です。

 

各用途の快適度

MacBook Airの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧、 Office作業(資料作成)、動画鑑賞 高い性能のCPUではありませんが、このくらいの用途なら十分な性能です。液晶解像度も高く、16:10のアスペクト比でより下まで表示できるので、Web閲覧や、資料作成などは快適でしょう。また、スピーカー音もいいので、動画鑑賞も快適です。
RAW現像・画像編集 Lightroom CC、PhotoShop CCを使ってみましたが、色調整、レンズ補正などの各調整作業は比較的スムーズでしたが、書き出しがやや遅いです。複数のRAWデータを現像する場合などは遅く感じることでしょう。
動画編集 ソフトにもよりますが、外部GPUを搭載していないので、スペック不足です。Premiere Pro / Rushを使ってみましたが、書き出しにかなり時間がかかり、CPU温度も100度になっていました。
3Dゲーム 外部GPUを搭載していないため、基本的に3Dゲームには向いていません。また、Mac OSに対応しているゲームも少ないです。ただし、軽めのゲームであればCPU内蔵のGPUでも、動くものもあります。

 

液晶ディスプレイのチェック

MacBook Airの液晶ディスプレイのチェックです。

アスペクト比は16:10です。最大輝度は、実測で309cd/m2とやや高めの輝度です。視野角も広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。どの色も1:1の直線に近く優秀です。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域はノートパソコンとしてはやや広いです。ColorACでは、sRGBカバー率が95.3%、sRGB比が99.4%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

 

反射を抑えた光沢液晶です。色の鮮やかさを損なわず、映り込みも抑えているため、見やすい液晶です。

画面への映り込み

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

Windowsパソコンのキーボードはパンタグラフ構造が多いですが、MacBook Airのキーボードは、バタフライ構造となっています。第2世代までのバタフライキーボードは、ホコリが入ると取り除くのが難しく故障の原因となり、現在訴訟問題にまで発展しています。しかし、MacBook Air 2018に搭載されている第3世代のバタフライキーボードからは、(静音性の改善という名目で)シリコン膜が追加され、ホコリが入りづらくなっています。MacBook Air 2019では、前述した通り最新世代(おそらく第4世代)のバタフライキーボードが搭載されています。

 

さて、キーピッチのほうは実測で横:約19mm、縦:約18mm、キーストロークは実測で約1mm弱です。キーストロークは浅いものの、割としっかりとした打鍵感は得られています。それほど打ちづらくはありませんが、底付きの衝撃が強めなのと、押し返す反発が少ないため、指がやや痛くなりやすく、疲れやすい印象はあります。ThinkPadシリーズのキーボードと比べると、打ちづらさは感じます。

タッチパッドは広大で指も動かしやすく、非常に操作しやすいです。また、クリックボタンも軽い力で押せて使いやすいです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

バックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

前述しましたが、Core i5-8210Yは、現在多くのモバイルノートに搭載されているCore i5-8265Uと比べると、処理性能はかなり落ちます。Core i3-8130Uと同等程度の性能です。

CPU性能の目安
~ Geekbench 4 ~

Core i5-8210Y
他のCPUとの比較(Multi-Core Score)
Core i7-9750H 21795
Core i5-8265U 14154
Core i3-8130U 8239
Core i5-8210Y 7863 [レビュー機で計測]
Core i5-8200Y 7912
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

グラフィックス

外部グラフィックスは搭載していないため、ゲームや動画編集などには不向きです。モバイルノートで行うような一般的な作業なら問題ありません。

グラフィックス性能の目安
~ Geekbench 4 - Compute ~
Core i5-8210Y
他のグラフィックスとの比較(OpenCL)
GTX 1050Ti Max-Q 81746
GeForce MX150 43900
Intel UHD 620 36110
Intel UHD 617 21056 [レビュー機で計測]
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、PCIe SSDを搭載しており高速ですが、128GBの場合、PCIe SSDにしてはそれほど速くもないです。

ストレージ性能の目安
~ AmorphousDiskMark ~
128GB M.2 NVMe SSD
他のストレージとの比較(Seq QD32 Read [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1325 [レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

USB Type-C周辺機器の動作チェック

 

前述しましたが、スマホ向けの5Vの充電器でも充電可能でした。いざというときのために、常時カバンに入れておくのもいいと思います。その他、Power Delivery対応の充電器や、モバイルバッテリーも使えました。多くのドックも使えます。

ただし、ちょっと試しただけなので、細かいチェックはしていません。長期間使ったりすると不具合があるかもしれません。また、純正品以外の充電器で充電し、故障しても当サイトでは責任をとれません。ご了承下さい。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック LANのみOK
ELECOM DST-C01SV
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
スマホ向け
充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A)
AUKEY 充電器(5V/2.4A)
UGREEN 充電器(5V/3A)
モバイル
バッテリー
Anker PowerCore 10000(5V/2.4A)
Anker PowerCore Speed 20000 PD(24W)
その他 DP-HDMIケーブルで外部モニター接続
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

質量のチェック

MacBook Airの質量のチェックです。

当サイトで計測した質量は、下図の通りです。重くはないですが、軽くもないです。モバイルノートとしては平均的な質量かなと思います。ただ、最近は1kgを切るような製品もたくさんあるので、もう少し軽くなって欲しかったとは思います。

質量の計測結果

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

Windowsのモバイルノートは40Whくらいのバッテリー容量が多いですが、MacBook Air 2018は50.3Wh、MacBook Air 2019は49.9Whとなっており、大きい容量です。

メーカーの仕様表では、バッテリー駆動時間について「最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧」、「最大13時間のiTunesムービー再生」と書かれています。

当サイトで計測したバッテリー駆動時間を下に掲載します。今回、ローカルに保存した動画を、iTunesで連続再生したときのバッテリー駆動時間を計測しました。MacBook Airは、他のWindowsモバイルノートと比べて、かなり長い駆動時間です。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  2019モデル
動画再生時 ※1 12時間2分
※画面輝度は約120cd/m2
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

また、付属のACアダプターを使ったアイドル時の充電速度は次の通りです。1時間で何パーセント充電できたかを計測しています。普通の速度です。

1時間の充電容量(何パーセント充電できたか)
  充電容量
アイドル時 53%
付属のACアダプターを使用

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

動作音は静かです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:Adobe Rushの編集画面でエフェクトを追加しプレビュー再生
左から4番目:Mac OS標準の機能でエンコード(4K動画を1080pへ変換)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

温度は全体的に高めです。特にエンコード時は、CPU温度が100度にまで達しています。あまり高い負荷はかけないほうがいいと思います。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:Intel Power Gadget v3.5.5
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけるとやや熱くなりますが、そこまで気にはなりません。低めの負荷なら問題ありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。CPUは低消費電力ですが、液晶解像度が高めなため、思ったよりは低くはなりませんでした。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

MacBook Airの外観写真を掲載します。

ボディは、再生アルミニウムを100%使用しており、見た目が美しいだけでなく、環境にも優しくなっています。また、狭額ベゼルを採用しておりスマートなデザインです。

 

天板です。アップルマークは光りませんが、鏡のようになっておりキラッとしています。

 

スピーカーは、ノートパソコンにしてはいい音質だと思います。勝手に点数をつけると、10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

液晶は、下図の角度まで開きます。

 

インターフェースは、次の通りです。

 

底面に吸気口などはなく美しい外観です。

 

スペースグレイとシルバーを並べたときの画像です。なお、このほかにもゴールドのカラーが選べます。

 

底面カバーを外したときの画像です。なお、カバーを外すには、五角1.2mmネジ用のドライバーが必要です。

全体的にブラックとシルバーで統一されており、内部まで美しいです。さすがです。

 

排気口は背面にありますが、外からは分かりにくいようになっています。

 

底面カバーの裏側です。

 

ACアダプターは小型です。

 

まとめ

以上が、新型 MacBook Air 2019/2018のレビューです。

圧倒的なブランド力と、美しいデザインで、持っているだけでドヤ顔できるモバイルノートです。

色々なタイプのモバイルノートがありますが、MacBook Airはバッテリー駆動時間重視の製品だと思います。かなり大容量のバッテリーを搭載し、他のPCよりも長くバッテリー状態で使うことができます。

また、液晶も見やすいです。高精細な液晶で、色域も比較的広く、ギラつきもありません。反射を抑えた光沢液晶で、鮮やかな発色を保ちつつ、映り込みも抑えられています。

ただし、一般的なWindowsモバイルノートPCと比べると、CPU性能が劣ります。現在主流のCore i5-8265Uの半分ほどのベンチマークスコアしかありません。また、質量もそれほど軽くはありません。

また、エンコードなどの高い負荷をかけるとCPU温度が100℃になる点が気になりました。高い負荷をかけるような作業はしないほうがいいと思います。動画編集などクリエイティブな作業にはあまり適していません。

さらに、インターフェースが極端に少なく、仕事で使用する場合は困るケースもあると思います。

他は、LTEに対応していない点が残念です。

 

圧倒的なブランド力と美しいデザイン

MacBook Air 2019/2018

特徴

  • 圧倒的なブランド力と美しいデザイン
  • 見やすい液晶画面
  • ロングバッテリー
  • CPUの性能は低め

こんなあなたに

  • ブランド力のある製品が欲しい方
  • バッテリー状態で長く使う方
  • 価格11万円台[税別]~
  • 一言CPU性能がちょっと・・・
公式サイトはこちら

 

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