iPad Airの実機レビュー(2)
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、タブレットを持つ手が熱くなり不快になります。
本体の裏面を計測しましたが、低い温度でした。問題ありません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。低い消費電力です。特にスリープ時の消費電力が0.0Wである点が良いです。使わないときはほぼバッテリが減りません。歴代のiPadも同様で、この点は素晴らしいです。
また、動画再生時は上下に余黒ができるせいか、アイドル時よりも消費電力が下がりました。
外観のチェック
外観です。
iPad Airには、正面がブラック&背面がスペースグレイのカラーと、正面がホワイト&背面がシルバーのカラーが用意されています。本機は後者です。
旧iPadに比べるとベゼルの幅が狭くなり、サイズがコンパクトになりました。
端はダイヤモンドカットが施されています。また、液晶と本体の接合面もしっかりしており、強く押したり、ひねったりしても「メキメキ」鳴るようなことはありません。
角は丸くなっており、持ったときに手が痛くなりにくいです。
裏面です。やや滑る素材ですが、汚れや指紋などは目立ちにくいです。
ステレオスピーカーです。タブレットでこれだけの音が出れば十分だと思います。
非常に薄い本体です。
Webカメラや音量ボタンです。iPad Retina ディスプレイモデルは、ボタン類がブラックでしたが、iPad Air は背面と同じシルバーに統一されました。
ヘッドフォン端子です。
Lightningコネクタです。Lightning - USBケーブルを接続して、充電やパソコンとの接続を行います。
充電するときはUSB電源アダプタに接続します。
Lightning - USBケーブルとUSB電源アダプタの全体画像です。
側面の端子は少なめです。USB端子、HDMI端子、メモリカードスロットなどはありません。
主な仕様
最後に主な仕様を掲載します。
iPad Air | |
---|---|
OS | iOS |
液晶 | 9.7インチ (2048x1536)IPS液晶 |
プロセッサー | Apple A7 M7モーションコプロセッサ |
メモリ | 1GB |
内部ストレージ | 16/32/64/128GB |
バッテリー | 32.4Wh |
カメラ | OUT:500万画素 IN:120万画素 |
防水 / 防塵 | なし |
主なスロット | なし |
重量 | 約469g(Wi-Fiモデル) |
まとめ
以上がApple iPad Airのレビューでした。
タブレットの先駆けであり、また数回のモデルチェンジをしてきただけあり、非常に完成度の高い製品です。
特に、非常に軽くなった点が好印象でした。旧モデルのiPad Retinaディスプレイモデルは使っていて「やや重いな」と感じていましたが、新モデルのiPad Airは非常に軽く、片手でも楽々持てます。
外観や作りも洗練されています。タブレットなんて外観はどれも一緒と考えている方もいると思いますが、実際に触ってみると製品の質感が良く、余分なポートがないためデザイン性に優れ、ひねってもメキッといった音がせず、背面は指紋などが目立ちにくく、さすがiPadです。
ただし、SDカードスロットがないため大容量ファイルの保存にやや困ります。最初からできるだけ容量の大きいモデルを購入することをおすすめします。また、USBやHDMI端子も搭載していないため、周辺機器の接続が限定されてしまいます。
iPad Air(Wi-Fiモデル):アップルストア iPad Air(Wi-Fi +Cellularモデル):ソフトバンクオンラインショップ |