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デル New Inspiron 15 ゲーミングの実機レビュー

更新日:2017年2月26日
Inspiron 15 ゲーミング

エントリー向けゲーミングノートPC

デル New Inspiron 15は、エントリー向けの15.6型ゲーミングノートPCです。

搭載しているグラフィックスは、GeForce GTX 10シリーズの中ではエントリーモデルに位置づけられるGeForce GTX 1050Tiではありますが、フルHD解像度なら、多くのゲームが"中"程度のグラフィック品質でプレイできる性能を持っています。

同社のAlienwareシリーズと比べると、液晶、キーボードなどの品質が見劣りしますが、その分価格は安くなっており、約11万円(税抜)から購入することができます。※価格は時期によって変動します。

デル直販サイト:
inspiron-15-7567-laptop(2017/1/20発売)


※レビュー機は、メーカーからの貸出機です

目次

New Inspiron 15 ゲーミングの基本スペック

New Inspiron 15 ゲーミングの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。なお、製品名の「New」の文字はそのうち取れます。※2017年2月25日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
Hシリーズ第7世代インテルCPUです。本機はCore i7-7700HQです。
グラフィックカード
GeForce GTX 1050Ti(4GB)を搭載しています。
液晶ディスプレイ
15.6型、FHD (1920 x 1080)、非光沢です。
 
メモリ
最大16GBまで選択できます。本機のメモリは16GB(16GB x1)です。
M.2 SSD
SATA SSDを搭載しています。本機は256GB SSDです。
ハードディスク
モデルによってはハードディスクも選択可能です。本機は1TB HDDを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 
その他
重量は約2.65kg、高さは25.44mmです。
 

特徴1 - GeForce GTX 1050Tiを搭載

New Inspiron 15 ゲーミングは、エントリー向けのGeForce GTX 1050Tiを搭載しています。

エントリー向けと言っても性能は高く、フルHD&中程度のグラフィック設定なら、60 fpsを超えるゲームが多いです。

GeForce GTX 1050Tiは、主に2GBのメモリを搭載したものと、4GBのメモリを搭載したものがありますが、本製品は4GBのメモリを搭載しています。グラフィック関連の設定にもよりますが、最近のゲームは、フルHD&中程度のグラフィック設定でも2GB前後のメモリを使うゲームが多いので、4GBのメモリを搭載している本製品ならば安心です。

ゲームベンチマーク
製品名 New Inspiron 15 ゲーミング
基本スペック Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1050Ti(4GB)
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) 標準品質 ★ 12682 (非常に快適)
高品質 ★ 10188 (非常に快適)
最高品質 7861 (非常に快適)
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 7719 (とても快適)
最高品質 7460 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 22096 (快適)
描画:6 13749 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 16160
ドラゴンクエストX 標準品質 13138 (すごく快適)
最高品質 12754 (すごく快適)
フォーオナー 106 fps
67 fps
超高 50 fps
STEEP 69 fps
53 fps
超高 38 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 84 fps
中品質 59 fps
最高品質 45 fps
ファークライ プライマル 低い 67 fps
高い 53 fps
最高 40 fps
GRID Autosport ウルトラロー 152 fps
ミディアム 104 fps
ウルトラ 83 fps
VRカノジョ パフォーマンス
クオリティ
ハイクオリティ
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。

 

VR ReadyのパソコンはGeForce GTX 1060以上であるため、本製品ではVRゲームを快適にプレイできません。


各VRの動作チェックツールの実行結果

 

GPU-Zで確認したグラフィックスの情報は次の通りです。


GPU-Z

特徴2 - GTX 1050Ti搭載で約11万円~

New Inspiron 15 ゲーミングは、価格が非常に安く、GeForce GTX 1050Tiのグラフィックを搭載しながら、約11万円から購入することが可能です。

下表は、GeForce GTX 1050Tiを搭載したゲーミングノートPCと、最低価格を比較したものですが、Inspiron 15 ゲーミングが非常に安いことが分かると思います。

安い理由としては、まず液晶がIPSパネルではなく、視野角/色域の狭いTNパネルとなっています。また、最低価格時のCPUがCore i5となっています。さらに、デルのパソコン自体が安いため、この価格を実現できています。

GeForce GTX 1050Ti搭載PCの価格
  最低価格(税抜)
GTX 1050Ti モデル
New Inspiron 15 ゲーミング 109,980円
Alienware 13 153,280円~
H社ゲーミングPC 139,800円~
F社ゲーミングPC 109,800円~
M社ゲーミングPC 179,800円~
D社ゲーミングPC 149,980円~
※2017年2月24日現在の価格です(時期によって価格は異なります)

特徴3 - ダブルストレージ搭載

New Inspiron 15 ゲーミングは、M.2 SSDと2.5インチハードディスクの2台を搭載可能です。

底面カバーはネジ1本外すだけで簡単に外れるので換装も楽です。ゲームはロード時間が短くなるようにSSDへインストールしたいところですが、M.2 SSDの容量は128GBまたは256GBと少なめです。そのため、2.5インチハードディスクをSSDへ換装し、こちらへゲームをインストールするのも良いと思います。


ダブルストレージ搭載

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は悪いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、ノートパソコンとしては、やや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状などです。ギラつきはそれほど感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

当サイトの計測では、キーピッチは横:約19mm×縦:約18.5mm、キーストロークも約1.3mmでした。キーピッチは十分ありますが、キーストロークは浅めです。

英語キーボードと共通化するためか、EnterキーやBackspaceキーなどが、隣のキーと同じ枠にあります。また、Backspaceキーと「\」キーの横幅が狭く、タイプミスしやすいです。キートップはほぼフラットです。

タッチパッドの操作性は普通です。

慣れれば普通に打てるとは思いますが、同じデル社のゲーミングノート「Alienwareシリーズ」ほど打ちやすくはありません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUの選び方

本製品はCore i5-7300HQまたはCore i7-7700HQのCPUを選択可能です。Core i5-7300HQでも、ほとんどのゲームはCPU使用率が80%以下で動作します。ただし、ゲームによってはCPU使用率が100%になることもあります。予算がなければCore i5-7300HQでもいいと思いますが、Core i7-7700HQのほうが無難だとは思います。


CPUの性能と用途(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

グラフィックス

グラフィックスはGTX 1050Tiを搭載しています。FHD&中程度のグラフィック設定なら、多くのゲームを快適にプレイできるでしょう。


グラフィックスの性能と用途(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージはSATA SSDを搭載しています。PCIe-NVMe SSDほど速くはないですが、実用面では十分な速度です。モデルによってはHDDも搭載されます。


ストレージの性能と用途(筆者の独自判断)

Inspiron 15 ゲーミングで計測したベンチマーク

以下、レビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700HQ
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050Ti
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)

※Target frame rateを超えていれば快適に動作
Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050Ti
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700HQ
GeForce GTX 1050Ti (4GB)
x265でエンコード (※1) 20分35秒
NVENCでエンコード (※2) 1分47秒
QSVでエンコード (※3) 3分51秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB M.2 SSD(SSDSCKKF256H6)

重量のチェック

重量のチェックです。

メーカーの仕様表には最小重量2.65kgと記載されています。

レビュー機はハードディスクを搭載しているため、やや重い構成となり、当サイトによる計測値は2.741kgでした。


当サイトでの重量の計測結果

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間チェックです。

バッテリー容量は、74Whと大きめです。

当サイトで計測した駆動時間は次の通りで、比較的長い駆動時間です。

バッテリー駆動時間(当サイトによる計測値)
  Inspiron 15 ゲーミング
動画再生時 ※1
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 4時間26分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 6時間28分
FF XIV ベンチマーク ループ実行 ※4 2時間03分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※4 バッテリーブーストの設定で最大30fpsに制限

 

なお、バッテリー駆動中にFF XIV ベンチマークをループ実行するテストでは、NVIDIA GEFORCE EXPERIENCEの「バッテリ ブースト」の機能により30 fpsに制限されます。


NVIDIA GEFORCE EXPERIENCEの「バッテリ ブースト」の設定画面

 

 

 

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