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デル ALIENWARE 15(R3)の実機レビュー

更新日:2016年12月7日

GTX 1060/1070搭載

デル ALIENWARE 15は、LEDイルミネーションが特徴的な近未来的デザインの15.6型ゲーミングノートパソコンです。

GeForce GTX 1060/1070を搭載可能で、デスクトップPCと変わらない性能を持っています。Oculus RiftやHTC ViveのVRシステムも動作可能です。

液晶はフルHD IPSや、UHD IPSなどが用意されており、G-SYNCに対応した液晶もあります。

2016.11.20 追記:ベンチマークスコアが想定より低かったのですが、ユーザー様の情報より、常にdGPUが使われるモードへ変更すると、ベンチマークスコアが改善されることが分かりました。詳細はページ下部のこちら

2016.12.07 追記:ALIENWARE 15にTobii視線追跡デバイスは搭載されていませんでした。詳細はページ下部のこちら


※レビュー機は当サイトの購入品です

目次

ALIENWARE 15(R3)の基本スペック

ALIENWARE 15の基本スペックをチェックします。ALIENWARE 15はモデルチェンジをしても製品名が変わらず、どの時期のモデルか分かりづらいですが、今回のレビュー機は、2016年9月発売のGeForce GTX 10シリーズを搭載したリリース3(R3)のモデルとなります。特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
HQシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。
グラフィックカード
GeForce GTX 1060、1070から選択可能です。本機はGTX 1070です。
液晶ディスプレイ
以下の液晶から選択可能です。
 ・15.6型 FHD 非光沢 IPS(本機)
 ・15.6型 FHD 非光沢 TN+WVA G-Sync対応 120Hz
 ・15.6型 UHD 非光沢 IGZO IPS
M.2 SSD
128GB SATA SSD、256GB/512GB/1TB PCIe SSDから選択可能です。本機は512GB PCIe SSDです。
HDD
1TB HDDです。M.2 SSDと同時搭載しています。
メモリ
最大32GBまで選択できます。本機は16GBを搭載しています。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは非搭載です。
 
バッテリー
68Whと99Whのバッテリーがあり、モデルによって異なります。本機は99Whです。
その他
平均重量は約3.49kg、高さは25.4 mmです。
 

特徴1 - 幻想的なイルミネーション+薄くなったボディ

2016年9月発売のALIENWARE 15(R3)は、ボディデザインが変りました。LEDイルミネーションが左右の側面に配置されたり、ロゴが新しくなったり、ボディが薄くなったりしています。

LEDイルミネーションは、キーボード、側面、ロゴ、タッチパッドなど12個のゾーンに分けられ、それぞれのゾーンごとに色を変えることが可能です。特に側面イルミネーションは、本体側と液晶側で色を分けて変更することができます。また、時間とともに色を変えたり、点滅させたりすることも可能です。


ゾーンごとにLEDの色やアクション(色変化やグラデーション、点滅など)を変えられる「AlienFX」

 

下にイルミネーションを点灯させたときの外観画像を掲載します。


 

ボディの高さについては、従来モデルは約34mmであったのに対し、新モデルは25.4mmと薄くなっています。

従来モデルは、デザインはかっこよかったものの、本体が分厚く、キーボードを打つときに手の位置が高くなり、やや入力しづらい面がありました。一方、新モデルは、デザインの良さは踏襲しつつ、ボディが薄くなってスタイリッシュになると共に、手のひらを置く位置も低くなっています。


薄くなったボディ

特徴2- 新世代GPU GeForce GTX 1060、1070選択可能

Alienware 15は、NVIDIAのノートPC向け新世代GPU、GeForce GTX 1060または1070のグラフィックスを選択することが可能です(2016年11月15日現在)。

GeForce GTX 1070を搭載した本機でのベンチマーク結果は下表の通りです。なお、グラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「375.70」です。

"最高"のグラフィック品質設定でも、60fpsを超える非常に高いスコアです。ただ、先日レビューしたGTX 1070搭載のGALLERIA QSF1070HGSと比べると、スコアが低くなっています。GALLERIA QSF1070HGSのほうが高性能なCPUを搭載しているため、その影響が大きいとは思いますが、それにしても、スコアに差があるなと感じました。

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2016.11.20 追記:GALLERIA QSF1070HGSとベンチマークスコアに差があると記載しましたが、ユーザー様の情報により、dGPU(本機の場合はGeForoce GTX 1070)のみを使用するモード「Performance Mode」へ移行すると、ベンチマークスコアが改善されることが分かりました。下表に、「Performance Mode」時のベンチマークスコアも追記しましたが、全体的にスコアが上昇していることが分かると思います。GALLERIA QSF1070HGSと比べるとまだ少し差がありますが、この程度差なら、CPUの性能差によるものと言えそうです。なお、Optimusテクノロジーが使用されるモードは「Power-saving Mode」と呼ばれています。

ゲームベンチマーク
製品名 デル
ALIENWARE 15 R3
ドスパラ GALLERIA QSF1070HGS
i7-6820HK
基本スペック Core i7-6700HQ
GTX 1070(8GB)
Core i7-6820HK
GTX 1070(8GB)
  Power-saving Mode Performance Mode
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
(DirectX 11)
標準品質 ★ 15262 (非常に快適) 17122 (非常に快適) 19872(非常に快適)
高品質 ★ 13890 (非常に快適) 15398 (非常に快適) 16885(非常に快適)
最高品質 13075 (非常に快適) 13938 (非常に快適) 14896(非常に快適)
ドラゴンズドグマオンライン
低品質 9028 (とても快適) 9478 (とても快適) 10658(とても快適)
標準品質 9015 (とても快適) 9378 (とても快適) 10642(とても快適)
最高品質 8824 (とても快適) 9162 (とても快適) 10278(とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 33008 (快適) 51003 (快適) 68245 (快適)
描画:6 18626 (快適) 32181 (快適) 43626 (快適)
バイオハザード6 RANK S (16506) RANK S (17133) RANK S (18746)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 35555 34142 34403
ドラゴンクエストX 標準品質 17200 (すごく快適) 17325 (すごく快適) 18417 (すごく快適)
最高品質 16987 (すごく快適) 17017 (すごく快適) 18224 (すごく快適)
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 126 fps 145 fps 161 fps
中品質 104 fps 118 fps 128 fps
最高品質 91 fps 96 fps 103 fps
ファークライ プライマル 低い 91 fps 102 fps 113 fps
高い 76 fps 84 fps 92 fps
最高 71 fps 78 fps 81 fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 122 fps 141 fps 157 fps
高品質 105 fps 119 fps 122 fps
最高品質 84 fps 87 fps 86 fps
GRID Autosport ウルトラロー 163 fps 244 fps 319 fps
ミディアム 118 fps 146 fps 169 fps
ウルトラ 88 fps 105 fps 121 fps
★「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。

 

「Performance Mode」へ移行するには、「Fn + F7」を押します。すると下図のようなポップアップが表示されるので、再起動をします。再起動後は、Optimusは使用されなくなり、必ず外部GPU(GeForce GTX 1070)が使用されるPerformance Modeへと移行します。


Fn + F7キーを押すと 「Performance Mode」へ移行する


Fn+F7を押したときに表示されるポップアップ画面

-----------(追記終わり)------------

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1070の情報は次の通りです。


GeForce GTX 1070のグラフィックカードのスペック

 

ベンチマークスコアについては「ゲームノートパソコンの比較」も参考にして下さい。他のグラフィックスでのベンチマーク結果や、他のゲームのベンチマーク結果も掲載しています。

特徴3 - ノートPCでもVRが動く

本製品はノートパソコンでありながら、Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムも動作するスペックです。

下図に、Oculus RiftおよびHTC ViveのVRシステムの動作チェック結果を掲載しますが、どちらも動作可能という結果でした。


各VRの動作チェックツールの実行結果

 

実際にOculus Riftを接続してプレイしてみましたが、問題ありませんでした。

ただし、Oculus Riftは、USB3.0が2つ(Oculus Touchも装着する場合は3つ)およびUSB2.0が1つ必要になるのに対し、ALIENWARE 15 R3のUSBポートは、USB3.0が2つのみです(他にUSB3.0 Type-Cポートはあり)。そのため、Oculus Riftを動作させるためには、USB3.0対応のハブを別途用意する必要があります。


Oculus Riftも動作OK。ただし、USB3.0ハブが必要

特徴4 - G-Sync対応ディスプレイ選択可能

本機は、ティアリングやカク付き(スタッター)を抑えるディスプレイ同期技術「NVIDIA G-SYNC」に対応した液晶ディスプレイを選択することができます。

NVIDIA G-SYNCは、GPU側の可変フレームレートに合わせて、ディスプレイ側のリフレッシュレートも動的に変更する技術です。詳細は、4Gamer.net様の記事「【PR】すべて分かるNVIDIAの新世代ディスプレイ同期技術「G-SYNC」。西川善司がその可能性を明らかにする」(外部リンク)が詳しいので、こちらをご覧ください。

今回は、G-SYNC対応の液晶を選択していませんが、以前、G-SYNC対応の液晶でゲームをプレイしたことがありますので、「GALLERIA QSF970HGSの実機レビュー」も参考にしてください。

特徴5 - ダブルストレージ搭載

ALIENWARE 15 R3は、標準でM.2 SSDと2.5インチハードディスクを同時搭載したダブルストレージ構成になっています。

M.2 SSDは、SATA接続のSSDと、PCIe接続のSSDが選べ、後者のほうが高速です。


ダブルストレージ搭載

特徴6 - Tobii アイトラッキングに対応

本製品には、Windows HelloカメラとTobiiアイトラッキングに対応しており、顔認証によるサインインや、ユーザーがいないことを感知して、画面を暗くしたり、画面をオフにしたりすることができる機能が搭載されています。

また対応しているゲームではトラッキングカメラを使って、ゲームの視界を広げたりなど、様々な機能を楽しむことができるそうです。対応しているゲームなど、詳しくは「http://tobiigaming.com/games」をご覧ください。

2017.12.7 追記 メーカーサイトに「Tobiiアイトラッキングに対応」と書かれていたため勘違いしてしまいましたが、ALIENWARE 15はTobii視線追跡デバイスは搭載されていません。ユーザーがいないことを感知して、画面をオフにしたりする機能については、赤外線カメラを利用しています。そのため、ゲームにTobiiアイトラッキングを利用することはできません。ALIENWARE 17ならゲームにも利用可能です。


ユーザーがいないことを感知して画面を暗くしたり、オフにしたりできる

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。 次の液晶の中から選択することが可能です。

本機は「15.6型 FHD 非光沢 IPS」を搭載しており、今回はこの液晶の特性について掲載します。

視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや逆S字のカーブになっています。そのため、実際の画面はややメリハリのある発色になっていることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、ノートパソコンとしては、やや広めだと思います。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状などです。ギラつきは感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは横:約19mm×縦:約19mmと十分な広さです。キーストロークも約2.2mmとなっており十分な深さです。キーの素材が柔らかく、また下へ湾曲しているため、指がフィットして押しやすいです。キーを押したときの底つきの衝撃も少ないです。パームレストもマットな素材で肌触りがよいです。打ちやすいキーボードだと思います。

また、Nキーロールオーバー(複数のキーが同時に押された場合、その押された順序に従ってすべて認識されること)にも対応し、キーを同時に連続して押すことの多いゲームに最適なキーボードとなっています。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは触るとLEDが点灯し、しばらく触れずにおくと消灯します。また常駐ソフトのポインティングデバイスの設定からタッチパッドの感度を調節することも可能です。


タッチパッド


タッチパッドの感度を調節可能

 

「Alienware TactX」からは、左側の5つのキーにマクロを割り当てることができます。また3つのプロファイルごとに設定でき、切り替えも一番上のキーひとつで瞬時に切り替わります。LEDバックライトの色も割り当てることができ、例えば、FPSはブルー、RTSはオレンジ、MMOではイエローなど、ゲームジャンルごとに分けることができます。


Alienware TactX(ALIENTACTX)


マクロを割り当て可能なキー

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品は、いくつかの種類の中からパーツを選択できるため、構成によってパフォーマンス(処理性能)は変わります。以下に各パーツの選び方を簡単に記載します。

CPUの選び方

2016年11月15日現在、選択できるCPUはCore i5-6300HQとCore i7-6700HQの2つです。なるべくCore i7-6700HQを搭載したほうが良いと思います。


CPUの選び方(筆者の独自判断)

グラフィックスの選び方

2016年11月15日現在、GeForce GTX 1060、GTX 1070のグラフィックスを選択可能です。どの程度の画質でゲームをしたいかによって、グラフィックカードを選択すると良いでしょう。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)

ストレージの選び方

ストレージは、下図のようなものを選択できます。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)

ALIENWARE 15(R3)で計測したベンチマーク

以下、Core i7-6700HQ、メモリ 16GB、GeForce GTX 1070、512GB PCIe SSD、1TB HDD搭載のレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-6700HQ
PassMark Performance Test 9.0 3D GRAPHICS MARK
(グラフィックス性能の評価)

GeForce GTX 1070

 

3DMarkのスコア
製品名 ALIENWARE 15 R3
基本スペック Core i7-6700HQ
GeForce GTX 1070
モード Power-saving Mode Performance Mode
Score 5247 5276
Graphics score 5601 5621
CPU test 3865 3915
Score 7532 7461
Graphics score 8434 8274
Physics score 8854 9260
Combined score 3719 3680
Score 12555 12623
Graphics score 17750 17060
Physics score 8711 9029
Combined score 4957 5364
Score 24287 27689
Graphics score 44050 55297
Physics score 8213 8745
Combined score 16996 18523

VRMark
製品名 ALIENWARE 15 R3
基本スペック Core i7-6700HQ
GeForce GTX 1070
モード Power-saving Mode Performance Mode
Score 6506 7313
Average frame rate 141.83 fps 159.42 fps
Score 1679 1743
Average frame rate 36.60 fps 38.00 fps

 

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-6700HQ
GeForce GTX 1070
x265でエンコード (※1) 22分43秒
NVENCでエンコード (※2) 1分42秒
QSVでエンコード (※3) 3分30秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark 5.1.2
(ストレージの評価)

約512GB PCIe M.2 SSD
CrystalDiskMark 5.1.2
(SDカードスロットの評価)
<SDカードスロットなし>

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

68Whと99Whのバッテリーがあり、モデルによってどちらかのバッテリーが搭載されます。本機は99Whのバッテリーを搭載しており、バッテリー駆動時間は下表のようになっています。

バッテリー駆動時間
  ALIENWARE 15 R3
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※1 4時間23分
FF XIV ベンチマーク実行時(30fps制限)※2 1時間31分
※画面輝度は約120cd/m2で計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※2 NVIDIAのBattery Boost機能によって、30fpsに制限をしてFF XIV ベンチマークをループ実行

 

 

 

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