Fallout 4のベンチマークとおすすめPC

更新日:2017年3月16日

2016.07.23 GeForce GTX 1060のフレームレートを追記
2016.11.01 ノートPC用GeForce GTX 1070のフレームレートを追記
2017.3.04 ノートPC用GTX 1080のベンチマークを追記
2017.3.16 ノートPC用GTX 1050のベンチマークを追記

Fallout 4がついに発売!

今作では核戦争前からスタート

2015年11月10日にシリーズ最新作「Fallout 4」がついに発売となりました。と言っても、発売されたのはまだ海外版だけで、国内での日本語版の発売は12月17日となっています。Steam版で購入しておくと、海外版ではありますが、ひと足先にプレイすることができます。日本語版解禁の12月17日にはちゃんと日本語字幕・日本語音声を含むファイルが配信されるので安心してください。

今作では初めて核戦争前からストーリーが始まります。キャラメイキングではスカイリムの時より細かな設定が可能となっています。日常を過ごしていると、突然核戦争が勃発。主人公は地下シェルターであるVault111にて冬眠することになります。目覚めるとそこは200年が経過した核戦争後の荒廃した世界。完全オープンワールド形式となっており、あらかじめメインとなるストーリーは用意されていますが、どこにいくかも何をするかも完全にプレイヤーの自由となっています。


幸せな日常が一転、突然核戦争が勃発

主人公とその家族は地下シェルターであるVault111に逃げることになるのだが・・・

舞台は整った。さあ冒険だ!

戦闘システムは前作と同様V.A.T.S.という狙う箇所をコマンドとして入力していくものですが、前作では完全に時間停止からスローモーションへと変更されました。この荒廃した世紀末感漂う世界観と、完全自由なオープンワールド、シューティングかつRPGのようなV.A.T.S.システムがFalloutシリーズにどっぷりハマれる大きな特徴だと思います。さらにPC版ではMODという自由な追加データによって、何倍にも遊びを膨らませることができます。筆者も前作のFallout 3ではMODを導入して何百時間と遊んだ記憶があります。

グラフィックは前作やスカイリムよりはかなり綺麗になっていますが、テクスチャ自体を見るとさほど進化しているとは言い難いです。4K解像度である3840x2160でプレイしてみて初めてかなり綺麗だと思うくらいでしょうか。ただグラフィックが綺麗過ぎて負荷が重過ぎても逆効果だと思うので、これくらいが一番でしょう。もの足りない場合は高画質MODとかを導入すればいいと思います。


V.A.T.S.発動中は時間がスローモーションで流れるように

1920×1080 最高設定でのスクリーンショット

Fallout 4のベンチマーク

動作環境とグラフィック設定画面

動作検証方法は、グラフィック設定「低」「中」「高」「最高」で、主人公の故郷サンクチュアリを一周し、「Fraps Version 3.5.99」のベンチマークを使ってフレームレートを計測。V-Sync(垂直同期)は何かと不具合が出るのを防ぐために、通常オフには設定できなくなっているのですが、iniファイルをいじって強制的にオフにしています。グラフィック設定画面は、下記のようにスカイリムと全く同じで、起動時にオプション画面が出るようになっています。

V-Sync(垂直同期)をオフにする方法は、マイドキュメントフォルダから、My Games→Fallout4と行き、Fallout4Prefs.iniファイルをメモ帳で開きます。[Display]の欄にiPresentInterval=1と書かれた箇所があるので、この数値を0に書き換え、上書き保存します。これでV-Syncがオフになり、フレームレートが60fps以上出るようになります。ちなみにオプションからグラフィック設定を変更すると初期値に戻されるので、その都度書き換えなければなりません。

  必要動作環境 推奨動作環境
OS
64-bit Windows 7以降 64-bit Windows 7以降
CPU
Intel Core i5-2300 2.8 GHz以上
AMD Phenom II X4 945 3.0 GHz以上
Intel Core i7-4790 3.6 GHz以上
AMD FX-9590 4.7 GHz以上
メモリ 4GB RAM以上 8GB RAM以上
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 550 Ti 2GB以上
AMD Radeon HD 7870 2GB以上
NVIDIA GeForce GTX 780 3GB以上
AMD Radeon R9 290X 4GB以上
HDD空き容量 30 GB以上 30 GB以上
DirectX DirectX 11 DirectX 11

 




「Fallout 4」のグラフィック設定画面

Fallout 4のベンチマーク結果

スコア結果は以下の通りです。実際にプレイしてみた感じでは、負荷はかなり高く、シーンや見る方向によってフレームレートがかなり大きく変動します。左を見ている時は60fpsを切っているが、右を見ると70fpsを越えるということもあります。下記のスコアは平均値のスコアですが、実際のプレイ時は最小と最大のフレーム差が激しいので、あくまでも参考程度の数値となります。

ノートパソコン
グラフィックス GeForce GTX1080 GeForce
GTX1070
GeForce GTX1060 GeForce
GTX 1050Ti
GeForce
GTX 1050
GeForce GTX960M GeForce GTX950M
使用したPC
マウス NG-NOTE i7900 ガレリア
QSF1070HGS
ガレリア
QSF1060HGS
ガレリア
GKF1050TNF
FRONTIER
NZ
マウス m-Book W HP Pavilion Gaming 15
1920x1080
166 fps 133 fps 127 fps 105 fps 83 fps 71 fps 45 fps

162 fps 129 fps 117 fps 75 fps 60 fps 44 fps 28 fps
134 fps 107 fps 98 fps 62 fps 50 fps 37 fps 25 fps
最高 130 fps 100 fps 81 fps 50 fps 38 fps 29 fps 19 fps
※60fps以上はピンク色のセルにしています

 

デスクトップパソコン
グラフィックス TITAN X GeForce
GTX1080
GeForce
GTX1070
GeForce
GTX1060
6GB
GeForce
GTX1060
3GB
GeForce
GTX1050Ti
GeForce
GTX1050
GeForce
GTX750Ti
使用したPC マウス NEXTGEAR-MICRO
1920x1080
162 fps 147 fps 142 fps 143 fps 139 fps 112 fps 102 fps 73 fps

- 138 fps 135 fps 126 fps 120 fps - - 45 fps
130 fps 120 fps 115 fps 108 fps 101 fps 63 fps 57 fps 38 fps
最高 126 fps 113 fps 108 fps 87 fps 81 fps 48 fps 44 fps 29 fps
3840x2160
144 fps 103 fps 86 fps 60 fps - - - -

- 73 fps 60 fps 40 fps - - - -
90 fps 64 fps 54 fps 37 fps - - - -
最高 68 fps 52 fps 43 fps 31 fps - - - -
※60fps以上はピンク色のセルにしています

Fallout 4をプレイするためのオススメPC

やはり最高設定である最高設定でプレイするとなるとノートパソコンではGeForce GTX980M以上、デスクトップだとGeForce GTX970以上と、かなりのスペックが要求されます。さらに、MODを導入してプレイすることも考慮すると、少し余裕を持たせないといけません。なので快適さを求めると、GeForce GTX980以上が必要だと思います。4K解像度でプレイするには、GeForce GTX 1080が良いと思います。ロード時間も短縮するために、SSDも用意したいですね。

おすすめのデスクトップパソコン
ドスパラ GALLERIA マウス NEXTGEAR
GeForce GTX 970以上 GeForce GTX970以上
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おすすめのノートパソコン
デル ALIENEARE 17 ドスパラ GALLERIA QSF980HGS
GeForce GTX 980M GeForce GTX 980M
近未来デザイン G-SYNC搭載
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公式サイト:http://bethsoft.com/ja/games/fallout_4

STEAMストアページ:http://store.steampowered.com/agecheck/app/377160/

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