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レノボ ThinkPad X380 Yogaの実機レビュー

更新日:2018年3月22日

意外と軽く、実測値は1.3kg台だった

ThinkPad X380 Yogaは、入力方法がいっぱいある2 in 1 パソコンです。

キーボードおよびタッチパネルの他に、トラックポイント、ペンでの入力が可能で、さらに液晶が360度回転する2 in 1 PCとなっており、どのようなシーンでも、活用可能でしょう。

14型のフラグシップモデル「ThinkPad X1 Yoga」よりも画面サイズは小さいですが、価格は安く、サイズもコンパクトです。

質量は、メーカー仕様値では1.44kgとなっていましたが、実際に計測したところ、1.361kgしかなく思ったよりも軽量でした。

なお、この製品は、ThinkPad Yoga 370の後継となる製品で、ボディなどはほぼ一緒です。

CPU 第8世代インテルCore
メモリ 最大16GB
ストレージ 最大1TB PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD IPS タッチ 反射防止
質量 約1.44kg
バッテリー 最大12.9時間
価格 約150,000円(税抜)~

 

 

レビュー機は、当サイトでの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Core i5-8250U、8GBメモリ、128GB SATA SSD

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

ThinkPad X380 Yogaの特徴

ペン対応の2 in 1 PC

ThinkPad X380 Yogaは、ペンに対応した2 in 1 パソコンです。液晶が360度回転するため、様々なスタイルでペン入力することが可能です。ペンは、PC本体に収納可能で、収納することでペンは充電されます。傾き検知には対応していませんが、文字や簡単な図を描く程度なら十分な品質です。


ペン対応


ペンはPC本体に収納可能。収納すると充電される


ペンの拡大図

 

また、リフトンロック対応で、タブレット形状に変形すると、キーがフレームの位置まで下がり、ロックされます。これにより、キーの破損を防ぎ、また持ちやすくなります。


ペン対応

 

ライバル製品としては、dynabook VZシリーズが挙げられます。dynabook VZシリーズのほうが質量は軽いですが、ThinkPad X380 Yogaはキーボードが打ちやすいという点がメリットになると思います。また、他の機種にはないトラックポイントを搭載しており、入力性能は優れています。

ライバル機種との比較
  ThinkPad X380 Yoga
dynabook VZ
液晶サイズ 13.3型 タッチ 12.5型 タッチ
液晶種類 FHD IPS 光沢(反射防止) FHD IPS 非光沢
質量 約1.44kg 約1.099kg
バッテリー容量 51Wh 44Wh
LTE 対応 非対応
サイズ 313.5[幅]x222.2[奥行]
x18.2[高さ]mm
299.0[幅]x219.0[奥行]
x15.4[高さ]mm
価格 約150,000円~
約120,000円~
レビュー レビュー

 

LTEにも対応

ThinkPad X380 Yogaは、LTEにも対応しています。ただし、選択できるのは4月下旬頃からとなります。


LTEモジュールは4月下旬から

ThinkPad Yoga 370との比較

ThinkPad X380 Yogaは、ThinkPad Yoga 370の後継機種となりますが、インターフェースはほとんど変わっていません。ただし、ThinkPad X380 Yogaは、第8世代インテルCoreプロセッサーを搭載しているため、処理性能は格段に上がっています。

質量については、ThinkPad X380 Yogaのほうが若干重くなっているようですが、それほど大きな違いはありません。

ThinkPad X380 YogaとYoga X370の比較
  ThinkPad X380 Yoga ThinkPad Yoga 370
CPU 第8世代Core 第7世代Core
液晶 13.3型 FHD IPS タッチ
質量 約1.44kg 約1.38kg
バッテリー容量 51Wh 51Wh
サイズ 313.5[幅]x222.2[奥行]x18.2[高さ]mm
主な
インターフェース
電源
USB3.0 x2
Thunderbolt 3
HDMI
LAN(ドングル必要)
LTE
microSDカードスロット
電源
USB3.0 x2
Thunderbolt 3
HDMI
LAN(ドングル必要)
LTE
microSDカードスロット
レビュー レビュー

ペン対応のThinkPad新シリーズ との比較

ペン対応の2 in 1 PCとして、ThinkPadシリーズには、ThinkPad X1 Yogaという機種があります。また新たにThinkPad L380 Yogaという機種も追加されました。ここでは、これらの機種と、ThinkPad X380 Yogaとを比較してみます。

ThinkPad X1 Yogaは、フラグシップモデルだけあって、液晶の選択肢が広く、バッテリー駆動時間も長く、ボディも薄いです。ただし、価格はやや高めになっています。

ThinkPad X380 Yogaは、幅と奥行きが短くコンパクトです。また、メーカー仕様値は1.44kgでしたが実測値は1.361kgと大分軽量でした。この中では最も持ち運びに適していると思います。また、価格もこの中では比較的安くなっています。

最後に、ThinkPad L380 Yogaは、やや重くなってしまいますが、価格は最も安いです。

ペン対応のThinkPad新シリーズ
  ThinkPad X380 Yoga ThinkPad L380 Yoga ThinkPad X1 Yoga
液晶サイズ 13.3型 タッチ 13.3型 タッチ 14.0型 タッチ
液晶種類 FHD IPS FHD IPS FHD IPS
WQHD IPS
HDR WQHD IPS
質量 約1.44kg
(実測:1.361kg)
1.56kg 約1.42kg
(実測:1.403kg)
バッテリー容量 51Wh 45Wh 54Wh
サイズ 313.5[幅]x222.2[奥行]
x18.2[高さ]mm
322[幅]x224.2[奥行]
x18.8[高さ]mm
333[幅]x229[奥行]
x17.05[高さ]mm
価格 約150,000円~
約140,000円~ 約180,000円~
レビュー 簡易レビュー レビュー

 

 

【公式サイト】

レノボ(ThinkPad X380 Yoga)

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

搭載されていた液晶の型番は「M133NWF4 R3」でした。

視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、やや緑色が強く発色していますが、比較的自然な色であることが分かります。


 

色域は広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は下図の通りです。ギラつきは感じません。


画素の拡大図

 

表面は"反射防止"になっており、やや映り込みは低減されています。ただ、非光沢ほど反射が抑えられているわけではなく、ハーフグレアに近いです。


画面の映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

「@」など一部小さいキーがあるものの、十分なキーピッチおよびキーストロークあり、タイピングしやすいです。

トラックポイントももちろん搭載されており、マウスポインタ―を操作するときに便利です。


キーボード全体図


トラックポイント拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。


バックライト付キーボード

 

タッチパッドも操作しやすいです。


タッチパッド&トラックポイント

 

パフォーマンスのチェック

ThinkPad X380 Yoga のパフォーマンスのチェックです。

CPU

第8世代Coreプロセッサーを搭載し、CPU性能は比較的高いです。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、SATA SSD、PCIe SSDを選択可能です。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ThinkPad X380 Yogaで計測したベンチマーク

以下、本製品で計測したベンチマークスコアです。

同じCPUを搭載した他のPCに比べて、ベンチマークスコアはやや低めになっています。エンコード中のクロックを見ても、徐々にクロック周波数が下がっていっていることが分かります。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Core i5-8250U
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i5-8250U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i5-8250U、インテル UHD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i5-8250U
x265でエンコード (※1) 33分29秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 4分51秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー


x256でエンコード中のCPUクロックの遷移
(徐々にクロックが下がっていっている)

CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

128GB SATA M.2 SSD(SanDisk SD8SN8U128G1001)

 

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。

micro SDカードスロットのみに対応しており、右側面に挿入します。挿入後のSDカードはやや出っ張ります。


micro SDカード挿入後の画像

 

速度は普通です。UHS-IIには対応していないようです(逆に速度下がる)。


micro SDカードのベンチマーク(最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定)


micro SDカードのベンチマーク2(最大275MB/sのUHS-IIのカードで測定)

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、下表の他の充電器やドックで充電などができるかを試した結果を掲載します。

試した機器は、問題なく使えました。

USB Type-C/Thuderbolt対応の充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニターや
LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック OK OK
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック OK OK
充電器 Helper 充電器(60W) OK
ZHOULX 充電器(65W) OK

 

質量のチェック

ThinkPad X380 Yogaの質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.44kg」と書かれてありましたが、実際に計測してみたところ、1.361kgしかありませんでした。

ACアダプターは232gと、こちらはやや軽量です。


質量の計測結果

 

ACアダプターは45Wと65Wがあります。またそれぞれ、角形コネクタとUSB Type-Cコネクタの2種類あります。各質量の実測値は次のようになっています。

ACアダプターの質量(実測値)
  質量
45W ACアダプター 207g
65W ACアダプター
45W ACアダプター(USB Type-C) 232g
65W ACアダプター(USB Type-C) 281g

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

メーカーサイトには、JEITA2.0測定法で「最大 約12.9時間」と記載されています。

バッテリー容量は、51Whと、他のモバイルパソコンと比較してやや多めです。

当サイトによるバッテリー駆動時間は下の表の通りです。バッテリー駆動時間の電源モードは、デフォルトの"高パフォーマンス"にしています。

他のモバイルPCと比較して、バッテリー駆動時間は、タッチパネルを搭載している割にはやや長めだと思います。

バッテリー駆動時間
  Core i5-8250U
PCMark 8 Home テスト ※1 5時間10分
PCMark 8 Work テスト ※2 6時間39分
動画再生時 ※3 9時間04分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、「インテリジェント クーリング」の機能をONにしていると、エンコード時に急激にCPUクロックが下がるため、ここではOFFにしてテストをしています。

静音性のチェック

ThinkPad X380 Yogaの動作音(静音性)のチェック結果です。うるさいと図書館や講義室などで使うときに、周りの人の迷惑になります。

やや低めの動作音です。


騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


 

2 in 1 PCのためか、エンコード時のクロック周波数はそれほど高くなく、しかもだんだんと下がり、処理時間はそれほど速くありません。その代わりCPU温度もそんなに高くはなりません。


エンコード時のCPU温度とクロック

表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

パームレスト部分の温度はほどんど上がらず快適に作業できます。ただし、裏面はかなり熱くなる部分があるため、変形して使うときには注意しましょう。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。


 

外観のチェック

外観のチェックです。

比較的ベゼルが狭く、ボディも薄型のデザインです。

 

天板です。

 

スピーカーはキーボードと液晶の間にあります。やや臨場感に欠け、それほど音質は良いとは思いませんでした。勝手に点数をつけると、10点満点で4~5点の音質です(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。

 

ヒンジ部分の画像です。

 

タブレット形状にしたときの画像です。

 

液晶を覆うガラスの写真です。

 

インターフェースは、下図の通りです。2 in 1 PCとしては充実していると思います。

 

LANコネクタはドングル(イーサネット拡張コネクター)が必要です。

 

底面はすっきりとしています。底面カバーは比較的外しやすいです。

 

底面カバーを外したときの画像です。

 

メモリはオンボードとなっています。

 

CPUのヒートパイプは1本です。

 

M.2 SSDの画像です。換装も可能でしょう。

 

バッテリーは51Whです。

 

角形とUSB Type-Cの両方のコネクタのACアダプターが使えます。

まとめ

以上が、ThinkPad X380 Yogaのレビューです。

液晶が360度回転する2 in 1 PCで、ペンにも対応しています。

ThinkPadシリーズには、ペンに対応した2 in 1 PCが他にもいくつかありますが、X380 Yogaは、最もコンパクトで最も軽量です。持ち運びに適していると思います。

キーボードも打ちやすいですし、液晶も見やすいです。LTEにも対応しています。

ただし、他社を含めた2 in 1 PCの中では、やや質量が重いです。また、第8世代インテルCPUの割にはベンチマークスコアがやや伸びなかったです。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】

レノボ(ThinkPad X380 Yoga)

 

 

 

 

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