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レノボ ideapad 720Sの実機レビュー

更新日:2017年11月23日

いままで見てきたモバイルノートの中で最高のコストパフォーマンス

ideapad 720Sは、恐ろしくコストパフォーマンスの高いモバイルノートPCです。

インテルCore プロセッサー、フルHD IPS液晶、PCIe SSD、JBLスピーカーを搭載しながら、"7万円台~"という安さです。

質量も約1.14kgと比較的軽く、バッテリー駆動時間も最大約13.6時間と、モバイルとしての性能も優れています。

さらに、アルミを採用した薄型ボディに、狭額縁液晶を搭載し、デザインも良いです。ボディの周りはダイヤモンド加工が施されており、キラリと光るようになっています。

繰り返しますが、この性能、デザインで、この価格は、驚愕のコスパです。

2017.11.23 第8世代CPU搭載モデルが発売されました。それに伴って若干記事を修正しました。

CPU 第7世代、第8世代CPU
メモリ 4~8GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3型ワイド
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約 1.14kg
バッテリー 約12.8~13.6時間
サイズ 約305.9[W] x 213.82[D]
x 13.6mm[H]
LTE 非対応
価格 7万円台~

 

 

レビュー機は、当サイトでの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

  • Core i5-7200U、8GBメモリ、256GB PCIe SSD

目次

お忙しい方は、「1」の特徴のみお読みください。

ideapad 720Sの特徴

このスペックで7万円台と、ちょっとおかしい価格設定

ideapad 720Sは、Core プロセッサー、フルHD IPS液晶、PCIe SSD、JBLスピーカーを搭載し、また約1.14kgと比較的軽量で、バッテリー駆動時間も最大約13.6時間もありながら、7万円台という驚きの安さのモバイルノートです。

このような構成のモバイルノートPCは、通常、10万円を超えることがほとんどですので、ideapad 720Sはちょっとおかしい価格設定です。コストパフォーマンスが高すぎます。今まで、数多くのモバイルノートをレビューしてきましたが、ここまで高コスパな製品は初めてです。

同じレノボの製品であるYOGA 920YOGA 720ideapad 520と外観が似ているため、かなりのパーツを共通化し、価格を下げているのだと思います。

第8世代インテルCoreプロセッサー搭載モデルも発売されました。こちらは2017年11月23日時点で、9万円台からとなっています。第7世代CPUモデルは在庫切れになっていて、今後販売を再開するのかは不明です。


恐ろしく高いコストパフォーマンス

狭額縁液晶で、デザインも悪くない

ここまで安いと、外観がひどい場合もありますが、本製品はそんなこともありません。

液晶は、流行りの狭額縁を採用し、見た目が今風です。ボディはアルミ製で、エッジやタッチパッド周りはダイヤモンド加工が施され、キラリと光るようになっており、高級感もあります。本体も非常に薄く、とても7万円台から購入できるPCには見えません。


狭額縁液晶で今風のデザイン


キラリと光るダイヤモンドカット


薄型のボディ

液晶が約180度も開く

ちょっとしたことですが、ideapad 720Sは、液晶が約180度開くというメリットもあります。

あまり傾かないPCだと、座高の高い人は上からのぞき込むような形になり、画面が見にくいことがあります。また、ビジネスマンが、何かの現場作業を使う場合、床にPCを置いて使うこともあるかと思います。そういった場合に、液晶がここまで開くと便利です。


液晶は約180度開く

第8世代インテルCoreプロセッサーは選択不可

ideapad 720Sは、2017年9月に発売された新製品ですが、第8世代インテルCoreプロセッサーには対応していません。搭載しているCPUは、1世代古い第7世代Coreプロセッサーとなります。

ただ、一般的なモバイルノートPCで行うような用途の場合、第7世代Coreプロセッサーでも十分なケースがほとんどであるため、それほど困ることはないと思います。


CPUは第7世代Coreプロセッサー

USBポートの数は多いが、SDカードスロットはなし

ideapad 720Sは、USB3.0 Type-C(PD対応)が1ポート、USB3.1 Type-C(PD、Thunderbolt 3、DP出力対応)が1ポート、フルサイズのUSB3.0が2ポートと、USBポートの数は十分あります。

ただし、SDカードスロットはありません。ライターやカメラユーザーなどは、撮影した写真を、外出先でPCに取り込むときは、SDカードを使うことが多いと思いますが、本製品はそれができません。無線で転送するか、外付けカードリーダーを使う必要があります。


USBポートの数は十分だが、SDカードスロットはなし

ideapad 120Sやideapad 320Sとの比較

ideapadシリーズのモバイル向けノートパソコンには、末尾に「S」が付いており、ideapad 720Sの他にも、「S」付きの製品が存在します。ここではこれらの違いについて、簡単に解説します。

まず、エントリー向けのideapad 120Sですが、こちらは、液晶解像度が低く、CPUも低スペックですが、価格が3万円台からと非常に安くなっています。たまにしか使わない方に適した製品です。また、下表には掲載していませんが、14型のideapad 120S(14型)という製品もあります。こちらはideapad 120Sと似たようなスペックで、画面が14型と大きいですが、質量が約1.44kgとやや重くなっています。

次に店頭販売向けのideapad 320Sですが、第8世代インテルCoreプロセッサーを選択することができ、ストレージもPCIe SSDを搭載しており、性能は高いです。ただし、バッテリー駆動時間が最大で約6.1時間と短いのがデメリットです。実環境で使った場合、3時間前後しかバッテリーはもたないと思います。

最後に、今回レビューしているスタンダード性能のideapad 720Sです。バッテリー駆動時間が長く、しかも比較的軽量で、モバイルノートPCとしてのバランスは最も良いと思います。

ideapad 720Sのスペックと他製品との比較
  ideapad
120S
ideapad
320S
ideapad 720S
液晶 11.6型
1366x768
13.3型 IPS
1920x1080
13.3型 IPS
1920x1080
CPU Celeron N3350
Pentium N4200
Core i3-7100U
Core i5-8250U
Core i3-7100U
Core i5-7200U
Core i7-7500U
Core i5-8250U 新
Core i7-8550U 新
メモリ 4GB 4GB ~8GB
ストレージ HDD
SATA SSD
eMMC
PCIe SSD PCIe SSD
バッテリー ~約9.6時間 ~約6.1時間 ~約13.6時間
質量 約1.15kg 約1.2kg 約1.14kg
Office モデルによる あり なし
価格 3万円台~ 9万円台~ 7万円台~(第7世代CPU)
9万円台~(第8世代CPU)

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

最大輝度は、当サイトによる計測では317 cd/m2でした。

視野角は、IPSパネルを搭載しているため広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。わずかに青色が強いですが、1:1の直線に近く、自然な発色になっていると思います。


 

色域は、ノートパソコンとしてはやや広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みは低減されています。


画面への映り込み

 

画面の拡大図です。ギラつきは感じません。


画面拡大

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

2017年下半期に発売されたYOGAシリーズ、ideapadシリーズと共通化したキーボードです。普通の打ちやすさだと思います。

電源ボタンが、キーボードの右上に組み込まれていて、最初はダサいと思いましたが、その分電源ボタンを配置するスペースが上部になく、キーボード全体が上に配置されているため、パームレスト部分が広くなっています。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

バックライトキーボードも搭載しています。


バックライトキーボード搭載

 

タッチパッドは普通の操作性です。クリックボタンは比較的軽い力で押すことができるため、押しやすいです。


トラックポイント&タッチパッド

パフォーマンスのチェック

ideapad 720Sのパフォーマンスのチェックです。

CPU

第7世代CPUであるため、第8世代CPUのCore i7-8550UやCore i5-8250Uに比べると処理性能は落ちます。ただし、動画編集・画像編集などの編集系の作業をしなければ、十分な性能を持っていると思います。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージは、非常に高速なPCIe-NVMe SSDを搭載しています。しかも、3,000MB/sを超えるかなり高速なSSDです。この価格帯のPCに、このSSDが搭載されていることが信じられません。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ideapad 720Sで計測したベンチマーク

以下、レビュー機で計測したベンチマークスコアです。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i5-7200U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i5-7200U、インテル HD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i5-7200U
x265でエンコード (※1) 45分58秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 4分52秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB PCIe-NVMe SSD

質量のチェック

ideapad 720Sの軽さのチェックです。

メーカー仕様表を確認すると、「約1.14kg」となっています。

当サイトによる計測値は下図の通りです。ほぼメーカー仕様値通りで、1.111kgでした(ぞろ目で気持ちいいです)。

ACアダプターは270gと、平均よりもやや重いかなと思います。


質量の実測結果

バッテリー駆動時間のチェック

ideapad 720Sのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、当サイトで確認したところ約48Whでした。まずまずの容量だと思います。

バッテリー駆動時間のメーカー仕様値は、Core i3搭載時で約13時間、Core i5搭載時で約12.8時間、Core i7搭載時で約13.6時間です(JEITA2.0 計測法)。なぜか、高性能なCore i7を搭載したときが、最も長いバッテリー駆動時間になっています。

 

当サイトで計測したバッテリー駆動時間は、下表の通りです。なお、今回はCore i5-7200Uを搭載しています。普通のモバイルノートPCと比べて、"普通~やや長め"の駆動時間だと思います。

ちなみに、第8世代CPUを搭載した場合、バッテリー駆動時間がどう変化するかというと、Core i5-8250Uであれば、下表とほとんど変わらないと思います。Core i7-8550Uは少し駆動時間が短くなると思います。詳しくは「第8世代CPU搭載PCは、第7世代よりバッテリー駆動時間が短くなる?」をご覧ください。

バッテリー駆動時間(当サイトによる計測値)
  Core i5-7200U
PCMark 8 Home のテスト ※1 5時間05分
PCMark 8 Work のテスト ※2 6時間36分
動画再生時 ※3 7時間10分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 


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