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レノボ Lenovo YOGA 710(第7世代インテルCore)

更新日:2017年4月24日

アルミボディの2 in 1 PCが6万円台

Lenovo YOGA 710は、軽量でコンパクトな 2 in 1 パソコンです。

11.6型液晶搭載の小さいサイズで、重量もわずか1.04kgと軽量です。

CPUにはYシリーズの第7世代Coreプロセッサー、ストレージはSSDと、一般的なモバイルノートPCの用途なら、問題なくこなせるスペックです。

デザインも、アルミアルマイトのボディに、エッジはダイヤモンド加工されており高級感があります。

この構成でありながら、なんと6万円台で購入することが可能です。

公式サイト:
レノボ 公式サイト


※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

Lenovo YOGA 710の基本スペック

Lenovo YOGA 710の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年4月24日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代インテルCPUのCore i5-7Y54またはCore m3-7Y30です。本機は現在選択できないCore m5-6Y54となっています。
グラフィックカード
インテル HD グラフィックス 615(CPU内蔵)です。
液晶ディスプレイ
11.6型ワイド、IPSタッチパネルFHD (1920 x 1080)液晶です。
メモリ
4GB~8GBです。
 
SSD
128GB ~ 256GB SATA SSDです。
 
光学ドライブ
内蔵していません。
 
バッテリー駆動時間
メーカー公表値で最大約13.8時間(JEITA2.0)です。
その他
薄さ14.9mm、重量約1.04kgです。
 

特徴1 - 変形する2 in 1 PCが6万円台の安さ

本製品は、タブレット形状へも変形できる 2 in 1 パソコンです。

テントモードにした場合、キー入力はできませんが、画面が固定されタッチ操作がしやすくなります。スタンドモードにした場合、キー入力はできず、タッチ操作もしにくいですが、画面が手前にくるので、動画が観やすいです。外部ディスプレイ/キーボード/マウスをつなげてマルチ画面で操作するときにも便利です。タブレットモードの場合、タブレットとしては重量が重いですが、両手で持てばそれほど苦ではありません。立って作業をしなければならない場合に便利です。ノートブックモードでのみ使う方でも、液晶をかなり開いて(180度近くまで回転させて)使うことができて便利です。

この変形する2 in 1 パソコンが、なんと6万円台(税込)で購入することが可能です。非常に安いです。


2 in 1 パソコン

特徴2 - サイズがコンパクト

Lenovo YOGA 710は、11.6型液晶を搭載したパソコンで、ボディサイズがコンパクトです。

小さめのカバンにも入れることができます。女性にも良いと思います。


サイズがコンパクト

特徴3 - 比較的軽量

メーカーの仕様では、約1.04kgの重量となっています。レッツノート RZ5(リンク先のレビュー記事はRZ4)VAIO S11ほど軽量ではありませんが、まずまずの軽さだと思います。

当サイトで実測した結果は次の通りです。本体も軽いですが、ACアダプターも軽量です。


重量の実測結果

特徴4 - 比較的長いバッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量をフリーソフトで確認したところ、40,000mWhでした。11.6型ノートとしては十分な容量だと思います。

メーカー公表値のJEITA2.0計測法によるバッテリー駆動時間は、約13.8時間です。

当サイトによるバッテリー駆動時間の計測結果は下表のとおりです。モバイルノートパソコンの中でも長めの駆動時間です。本機は、現在選択できない1世代前のCore m5-6Y54を搭載しています。最新の第7世代インテルCPUを搭載した場合は、もう少し駆動時間が伸びる可能性があります。

バッテリー駆動時間
  Lenovo YOGA 710
動画再生時 ※1 9時間51分
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 5時間54分
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 6時間07分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

YOGA 700との比較

YOGA 710は、YOGA 700の後継機種となりますが、YOGA 710は、YOGA 700よりもサイズが一回り小さくなっています。




Lenovo YOGA 710とLenovo YOGA 710のサイズ比較

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

搭載されていたパネルは「CMN N116SHE- EBC」で、YOGA 700と同じものでした。

最大輝度は、当サイトによる計測では285cd/m2とやや低めでした。

視野角は、IPSパネルを搭載しているため広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや緑色が強く出ていますが、比較的自然な発色だと思います。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、やや狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状はシンプルです。ギラつきはほぼ感じません。


 

光沢液晶ですので、映り込みがあります。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測でキーピッチは横:約19mm、縦:約17.5mmです。若干、縦のキーピッチが狭いですが、実際に打った感覚としてはそれほど気になりません。

キーストロークは約1mmと浅めです。実際に打っても、浅さを感じます。ただし、慣れる範囲だと思います。

キー配列に変なところは特にありません。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドは、やや縦の長さが短いです。指の動かしやすさは普通です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

今回は1世代前のCore m5-6Y54でベンチマークを計測しています。このCPUでも、モバイルパソコンの一般的な用途なら、十分な性能を持っていますが、最新の第7世代インテルCoreプロセッサーを搭載したモデルは、もう少しベンチマークスコアが良くなると思われます。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core m5-6Y54
x265でエンコード (※1) 1時間27分20秒
x264でエンコード (※2) 43分20秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 19分50秒
XAVC Sの動画(約5分、4K)をMP4(FHD)へ変換。x265はH.265/HEVC、それ以外はH.264/AVCへ変換
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速

ストレージのベンチマーク


256GB SSD

 

 


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