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レノボ Lenovo YOGA 710(第7世代インテルCore)
アルミボディの2 in 1 PCが6万円台
Lenovo YOGA 710は、軽量でコンパクトな 2 in 1 パソコンです。
11.6型液晶搭載の小さいサイズで、重量もわずか1.04kgと軽量です。
CPUにはYシリーズの第7世代Coreプロセッサー、ストレージはSSDと、一般的なモバイルノートPCの用途なら、問題なくこなせるスペックです。
デザインも、アルミアルマイトのボディに、エッジはダイヤモンド加工されており高級感があります。
この構成でありながら、なんと6万円台で購入することが可能です。
公式サイト:
レノボ 公式サイト
※レビュー機は当サイトでの購入品です
目次
1 Lenovo YOGA 710 の基本スペック | 2 特徴1 - 変形する2 in 1 PCが6万円台の安さ |
3 特徴2 - サイズがコンパクト | 4 特徴3 - 比較的軽量 |
5 特徴4 - 比較的長いバッテリー駆動時間 | 6 YOGA 700との比較 |
7 液晶ディスプレイのチェック | 8 キーボードおよびタッチパッドのチェック |
9 パフォーマンスのチェック | 10 静音性のチェック |
11 パーツの温度のチェック | 12 表面温度のチェック |
13 消費電力のチェック | 14 外観のチェック |
15 まとめ |
Lenovo YOGA 710の基本スペック
Lenovo YOGA 710の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2017年4月24日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第7世代インテルCPUのCore i5-7Y54またはCore m3-7Y30です。本機は現在選択できないCore m5-6Y54となっています。 |
グラフィックカード インテル HD グラフィックス 615(CPU内蔵)です。 |
液晶ディスプレイ 11.6型ワイド、IPS、タッチパネル、FHD (1920 x 1080)液晶です。 |
メモリ 4GB~8GBです。 |
SSD 128GB ~ 256GB SATA SSDです。 |
光学ドライブ 内蔵していません。 |
バッテリー駆動時間 メーカー公表値で最大約13.8時間(JEITA2.0)です。 |
その他 薄さ14.9mm、重量約1.04kgです。 |
特徴1 - 変形する2 in 1 PCが6万円台の安さ
本製品は、タブレット形状へも変形できる 2 in 1 パソコンです。
テントモードにした場合、キー入力はできませんが、画面が固定されタッチ操作がしやすくなります。スタンドモードにした場合、キー入力はできず、タッチ操作もしにくいですが、画面が手前にくるので、動画が観やすいです。外部ディスプレイ/キーボード/マウスをつなげてマルチ画面で操作するときにも便利です。タブレットモードの場合、タブレットとしては重量が重いですが、両手で持てばそれほど苦ではありません。立って作業をしなければならない場合に便利です。ノートブックモードでのみ使う方でも、液晶をかなり開いて(180度近くまで回転させて)使うことができて便利です。
この変形する2 in 1 パソコンが、なんと6万円台(税込)で購入することが可能です。非常に安いです。
2 in 1 パソコン
特徴2 - サイズがコンパクト
Lenovo YOGA 710は、11.6型液晶を搭載したパソコンで、ボディサイズがコンパクトです。
小さめのカバンにも入れることができます。女性にも良いと思います。
サイズがコンパクト
特徴3 - 比較的軽量
メーカーの仕様では、約1.04kgの重量となっています。レッツノート RZ5(リンク先のレビュー記事はRZ4)やVAIO S11ほど軽量ではありませんが、まずまずの軽さだと思います。
当サイトで実測した結果は次の通りです。本体も軽いですが、ACアダプターも軽量です。
重量の実測結果
特徴4 - 比較的長いバッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量をフリーソフトで確認したところ、40,000mWhでした。11.6型ノートとしては十分な容量だと思います。
メーカー公表値のJEITA2.0計測法によるバッテリー駆動時間は、約13.8時間です。
当サイトによるバッテリー駆動時間の計測結果は下表のとおりです。モバイルノートパソコンの中でも長めの駆動時間です。本機は、現在選択できない1世代前のCore m5-6Y54を搭載しています。最新の第7世代インテルCPUを搭載した場合は、もう少し駆動時間が伸びる可能性があります。
Lenovo YOGA 710 | |
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動画再生時 ※1 | 9時間51分 |
PCMark 8 Home のバッテリーライフテスト ※2 | 5時間54分 |
PCMark 8 Work のバッテリーライフテスト ※3 | 6時間07分 |
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
YOGA 700との比較
YOGA 710は、YOGA 700の後継機種となりますが、YOGA 710は、YOGA 700よりもサイズが一回り小さくなっています。
Lenovo YOGA 710とLenovo YOGA 710のサイズ比較
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
搭載されていたパネルは「CMN N116SHE- EBC」で、YOGA 700と同じものでした。
最大輝度は、当サイトによる計測では285cd/m2とやや低めでした。
視野角は、IPSパネルを搭載しているため広いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや緑色が強く出ていますが、比較的自然な発色だと思います。
色域は、やや狭いです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状はシンプルです。ギラつきはほぼ感じません。
光沢液晶ですので、映り込みがあります。
画面への映り込み
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測でキーピッチは横:約19mm、縦:約17.5mmです。若干、縦のキーピッチが狭いですが、実際に打った感覚としてはそれほど気になりません。
キーストロークは約1mmと浅めです。実際に打っても、浅さを感じます。ただし、慣れる範囲だと思います。
キー配列に変なところは特にありません。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
タッチパッドは、やや縦の長さが短いです。指の動かしやすさは普通です。
タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
今回は1世代前のCore m5-6Y54でベンチマークを計測しています。このCPUでも、モバイルパソコンの一般的な用途なら、十分な性能を持っていますが、最新の第7世代インテルCoreプロセッサーを搭載したモデルは、もう少しベンチマークスコアが良くなると思われます。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
Core m5-6Y54 | |
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x265でエンコード (※1) | 1時間27分20秒 |
x264でエンコード (※2) | 43分20秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 19分50秒 |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
256GB SSD