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レノボ ThinkPad X240sの実機レビュー

更新日:2013年11月8日

Haswellに対応し、薄型・軽量化

人気のモバイルノートパソコン:ThinkPad X200シリーズの最新版、しかも「s」付きのThinkPad X240s が発売されました。

ThinkPad X240sは、HaswellのCPUを搭載し、薄型、軽量になり、構成によってはウルトラブックの要件も満たします。

トラックポイントももちろん搭載しており、キーボードも打ちやすいです。ただし、トラックポイント用クリックボタンが、タッチパッドと一体型になりました。

液晶は視野角の良いIPSパネルを選択可能。現在はHD(1366x768)の解像度のみですが、今後フルHD(1920x1080)の解像度の液晶も選択できるようになる予定です。

VGA、LAN、Mini-Displayportといったビジネスでよく使うポートも搭載しています。

メーカーサイト:ThinkPad X240s

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

ThinkPad X240sの基本スペック

ThinkPad X240sの基本スペックをチェックします。※2013年8月20日時点の情報です。BTOという特性上、時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。なお、特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
Uシリーズの第4世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i5-4200Uです。
グラフィックカード
CPU内蔵のGPU(インテル HD グラフィックス4400)です。
液晶ディスプレイ
12.5型ワイドです。HD、HD IPSHD IPS マルチタッチ対応の液晶を選択可能です。年末にはフルHDも販売"予定"です。
メモリ
4GBまたは8GBです。1枚挿しです。本機の容量は8GBです。
ハードディスク/SSD
単体HDD、単体SSDHDD(+キャッシュSSD)を選択できます。本機は単体HDDです。
光学ドライブ
内蔵光学ドライブは搭載していません。
 
バッテリ駆動時間
メーカー公表値で最大11.8時間です。実測値は後述します。
テレビチューナー
内蔵のテレビチューナーは搭載していません。
 

特徴1 - 薄くなったThinkPad X200シリーズ



ゴム足を含めた高さの実測は約20mm

人気のモバイルノートパソコン「ThinkPad X200シリーズ」が、ウルトラブックと同等に薄くなりました。構成によっては(SSDを搭載するなど)ウルトラブックのカテゴリにも入ります。

ゴム足なしのメーカー公表値で約17.7mm、ゴム足を含めても約20mmの薄さとなっています。

 

 

特徴2 - Haswell+2つのバッテリで長時間駆動

ThinkPad X240sは、バッテリを2つ搭載しています。スペース的な問題で2つに分けたのではないかと思います。それぞれ24Whの容量で、合計48Whとなります。

CPUにはHaswellを搭載し、最大で約11.8時間の駆動時間となっています。


2つの搭載バッテリ

 

また、バッテリ駆動時間の実測値は次の通りです。比較的長い駆動時間だと思います。

バッテリ駆動時間
負荷内容 Core i5-4200U
320GB HDD
HD IPS液晶
動画再生時 ※1 7時間2分
PCMark 8 のバッテリライフテスト ※2 4時間28分43秒
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

 

なお、PC構成によるバッテリ駆動時間をメーカー仕様書で確認すると次のようになっています。Core i7-4500UのCPUを搭載すると、バッテリ駆動時間が短くなっています(また11ac対応の無線LAN「Wireless-AC 7260 ac/a/b/g/n」の影響も多少あり?)。

構成によるバッテリ駆動時間
  20AJ0026JP 20AJ0024JP 20AJ0025JP
CPU Core i5-4200U Core i7-4500U
ワイヤレス Wireless-N 7260 b/g/n Wireless-AC 7260 ac/a/b/g/n
液晶 HD IPS液晶 タッチパネル
HD IPS液晶
ストレージ 320GB HDD 128GB SSD
バッテリ駆動時間 約11.8時間 約9.6時間

特徴3 - 仕事で便利なポートを多数搭載

最近のモバイルノートパソコンは薄型化した影響で、ポートの種類が非常に少なくなっています。特にビジネスでよく使用するポートが省かれる傾向にあります。

一方、ThinkPad X240sは、ビジネスでよく使うVGA、LAN、Mini-DisplayPortを搭載しています。VGAはプロジェクターとの接続によく使います。企業の場合は、無線LANよりも有線LANを使っているケースが多いためLANポートがあるのも助かります。

特徴4 - MilSpecテストにも合格の頑丈ボディ

ThinkPadブランドを名乗っているだけあり、頑丈なボディです。落下テストや、開閉テストなど8項目のMilSpecテスト(米国軍の物資調達に使われる規格)に合格しています。

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

非光沢のIPSパネルにガンマ曲線も素直で、テキスト文字が見やすい液晶だと思います。現段階ではHD(1366x768)の解像度しか選べませんが、後日フルHD(1920x1080)も販売予定です。なお、IPS以外のパネルは未確認です。

 

詳細を確認します。

まず、今回搭載されていたパネルは、LG製のLP125WH2-SPT1でした。このパネルの特性について確認していきます。これ以外のパネルが搭載されていた場合は、異なる特性になるためご了承ください。

視野角は、IPSパネルであるため、広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、RGBともほぼずれがなく1:1の直線です。正確な発色です。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、ノートパソコンの中ではやや狭いです。
※ MacのColorSyncユーティリティでグラフを再作成しました。


ガモット図
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素の形状は次の通りです。ノングレア処理の表面を見ても凹凸が少なく、ギラつきはほぼ感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチの実測値は、横:約18.5mm、縦:約18mmです。キーストロークは約1.8mmあります。キートップは大きく湾曲しており、滑りにくい素材です。キーボード自体は打ちやすいと思います。

また、最上段のファンクションキーなどが、3~5個のキー毎にスペースが設けられました。これにより、カナ変換でF7~F10をよく使う人はキーを見つけやすくなったと思います。なお、ファンクションキーは(Edgeシリーズのように)割り当てが通常と異なっています。「Fn」+「Esc」で通常の割り当てに戻すことが可能です。

また、パームレストも広くなり、手のひらを乗せやすくなりました。

ただし、「:」や「@」などの一部のキーが小さくなりました。これは残念です。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

次は、トラックポイントとタッチパッド、クリックボタンをチェックします。

トラックポイントは相変わらず操作性抜群です。トラックポイントがあるためにThinkPadから抜けられないユーザーも多いと思います。

しかし、トラックポイント用のクリックボタンが、タッチパッドと一体型になってしまいました。左右のクリックボタンはやや硬めで押すと音が大きいものの、慣れればそれほど気になりません。しかし、中央のボタンを押しながらトラックポイントを動かしてスクロールさせるときの操作を筆者はよく失敗します。タッチパッドに別の指が触れていたりすると、中央のボタンを押しても反応しないときがあります。また、ボタンが独立していないため、見ないでクリックすると隣のボタンをクリックしてしまうときがあります。

筆者はサブノートにThinkPad X201sを所持しており、ほぼ毎日メール等で使用しているため、トラックポイントの操作には慣れているほうだと思います。それでも、スクロールするときの、トラックポイント+"トラックポイント用真ん中ボタン"での操作は、やりづらいと感じました。スクロールをするときは、タッチパッドでのジェスチャー操作のほうが、よほどやりやすいです。


トラックポイントの拡大図


タッチパッドの拡大図
※分かりやすいように書きましたが、本当は左クリックは下の図のようにもっと面積が広いです。

 

なお、タッチパッドおよびトラックポイントの有効/無効や、ボタンサイズ、感度は、変更することが可能です。トラックポイントを使う場合は、誤動作防止のためタッチパッドを無効にしても良いでしょう。


タッチパッドおよびトラックポイントの設定画面

パフォーマンスのチェック

CPUは、Uシリーズの第4世代インテルCPU「Haswell」を搭載しています。メモリは最大8GBで、1枚挿しとなっています。

ストレージは、HDDやSSDを選択可能です。HDDの場合、キャッシュ用SSD(マイクロ・ハード・ディスク)を付けることも可能です。

ウルトラブックとして標準的な構成です。

下記は、Core i5-4200U、メモリ8GB、320GB HDD構成時のベンチマーク結果です。

Windows エクスペリエンスインデックス

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ ICE STORM:Direct 9相当ベンチ、CLOUD GATE:Direct 10相当ベンチ、FIRE STRIKE:Direct 11ベンチ

PCMark 8

動画のエンコード時間のチェック


ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。

Core i5-4200Uでエンコードしたときの時間は次の表の通りです。

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
エンコード方法 Core i5-4200U
x264でエンコード 34分25秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 13分26秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

重量のチェック

重量はメーカー仕様書では1.34kgとありましたが、実測した結果はさらに軽く1271gでした。

ただし、構成によって重さは変わるのでご注意ください。


重量の実測結果

PC起動・シャットダウン時間のチェック

PCの起動・シャットダウン時間と、ディスクのベンチマーク結果です。

今回、HDDモデルであったため、起動時間はやや遅めです。SSDにすればもっと速いと思います。

PC起動時間など
テスト内容 HDDモデル
PC起動時間 15秒
PCシャットダウン時間 10秒
PC起動時間は、ハイブリッドブート時の時間。電源ボタンを押してからタイル画面が表示されるまでを計測

CrystalDiskMarkのベンチマーク

HDDのCrystal DiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。


HDDのベンチマーク結果

 

2013/8/24 追記:別途用意したSSDへ換装し、PC起動・シャットダウン時間およびCrystal DiskMarkを実行してみました。
詳細は、「ThinkPad X240sのSSD換装方法」をご覧ください。

カードリーダー/ライターのチェック

内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。

スロットは本体の右側面にあります。挿入後、SDカードの出っ張りはありません。このままカバンへ入れられます。

PUSHすると取り出せるようになっていますが、SDカードによっては出てこないものもありました。ただし、これは個体差があると思います。


SDカード挿入後の外観

 

カードリーダー/ライターのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の通りです。高速です。


 


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