レノボ Legion Y520の展示機レビュー

レノボのイベントにて、15.6型ゲーミングノートPCのLegion Y520の実機を確認してきたので、簡単にレビューします。

Legion Y520の特徴は次の通りです。

外観のチェック

外観は、タッチ周りやキーの刻印は鮮やかな赤で、バックライトも赤く光り、かっこいいと思います。

キーボードは英語キーボードのみとなっています。日本語の刻印がない点や、アルファベット以外のキーの配列が異なる点、Enterキーが縦長ではない点などが、通常の日本語キーボードとは異なります。ゲームでよく使うWASDキーは、キートップに赤い枠があります。

クリックボタン部分とタッチパッドの左右の部分は光沢感があります。見た目は良いですが、よく触れる部分なので、指紋が目立ちやすいです。

ハーマンインターナショナル製スピーカーが搭載されています。

IPS液晶であるため、視野角は良いです。

天面は凹凸のある模様が入っています。

底面です。吸気ファンは2つあります。

Lenovo Nerve SenseのソフトのExtreme Coolingの機能を使えば、吸気ファンを高速回転させ、よりパーツを冷却させることが可能です。

右側面です。USBやHDMIはもちろん、USB Type-Cポートも搭載されています。

左側面です。

仕様

レノボ Legion Y520の仕様です。

GTX 1050とGTX 1050Tiの2つのモデルがラインナップされています。

どちらのグラフィックスを搭載したモデルがよいか、迷われると思います。他のゲーミングPCで計測したものですが、下のバナーのリンク先に、各グラフィックスのゲームベンチマークを掲載していますので、モデル選びの参考にして下さい。

CPUは、エントリーモデルのGTX 1050のグラフィックスなら、Core i5-7300HQでもギリギリゲームは可能です。ただし、ゲーム以外にCPUに負荷のかかる作業（エンコードなど）をするなら、物足りないかもしれません。その場合は、Core i7-7700HQを搭載したモデルのほうが良いでしょう。

ライバル機種との価格比較

ライバル機種との比較です。

2017年3月21日現在、Legion Y520のGTX 1050Ti搭載モデルは品切れとなっているため、GTX 1050搭載モデルで、ライバル機種と価格を比較してみます。

15.6型液晶、GTX 1050を搭載したライバル機種としては、FRONTIER NZシリーズとHP OMEN by HP 15-ax200が挙げられます。メモリを16GBで合わせて価格を比較したの下表です。

この中で最も価格が安いのがLegion Y520でした。

FRONTIER NZシリーズは、この3機種の中で唯一Core i7を搭載しており、CPUの性能もこだわるならこちらの機種のほうがいいと思います。ただし、液晶はIPSではなく、視野角が悪いです。

HP OMEN by HP 15-ax200はキャンペーンをやっており、このときの価格を掲載していますが、本製品よりは高いです。ただし、同じGTX 1050を搭載していても、グラフィックメモリが4GBと多く、ゲームをより高いグラフィック品質でプレイするならこちらのほうが良いです。

Legion Y520は、レノボ直販サイト「レノボ・ショッピング」から購入することが可能です。

メーカーサイト：レノボ 公式サイト