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HP ENVY 13(13-ad000)の実機レビュー

更新日:2017年8月16日

高級感ありつつお手頃価格

ENVY 13は、高級感のあるデザインで、スペックも十分でありながら、8万円台から購入可能な、コストパフォーマンスの高い13.3型モバイルノートパソコンです。

天板およびキーボード面がアルミニウム素材、底面がマグネシウム素材で、表面梨地処理が施されており、高級感のあるデザインです。

Core i プロセッサーに、IPSフルHD液晶、PCIe SSDを搭載しており、スペックは十分で、質量は約1.24kg、バッテリー駆動時間は約14時間と、モバイルPCとしての性能もまずまずです。


※レビュー機は、1台が当サイトの購入品、もう1台がメーカーからの貸出機です

目次

HP ENVY 13の基本スペック

主な仕様は次の通りです。なお、メーカーサイトには「ENVY 13-ad000」と書かれている場合もありますが同じ製品です。本製品の特徴的な部分は赤字にしています。※2017年8月14日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第7世代インテルCPUのCore i3-7100UまたはCore i5-7200Uです。
グラフィックカード
インテル HDグラフィックス 620(CPU内蔵)です。
液晶ディスプレイ
13.3型ワイド、フルHD(1920x1080)IPS、光沢液晶です。
メモリ
LPDDR3のメモリで、4GBまたは8GBです。
 
ストレージ
PCIe-NVMe SSDで、256GBまたは512GBです。
光学ドライブ
内蔵していません。
 
バッテリー駆動時間
約14時間です(MobileMark 2014にて計測したメーカー仕様値)。
その他
質量は約1.24kg、薄さは14~16mmです。
 

 

今回のレビューでは、次の2つの構成の製品を用いています。

  • Core i3-7100U、メモリ4GB、256GB PCIe SSD
  • Core i5-7200U、メモリ8GB512GB PCIe SSD

特徴1 - この性能・素材で、88,800円~

HP ENVY 13は、アルミニウムやマグネシウムなどの高級素材を用い、Core iプロセッサー、PCIe SSDの十分なスペックで、視野角の良いIPS液晶を搭載し、約1.24㎏と比較的軽量なボディでありながら、88,800円(税抜き)からという安さの製品です。

こういった構成の場合、15万円くらいの価格でもおかしくないですが、HP ENVY 13は最小構成なら10万円を切る安さで、非常に高コストパフォーマンスなモバイルノートPCです。

また、左右の液晶ベゼルが細く、今流行りのデザインとなっており、ボディも比較的コンパクトです。ちなみに、ベゼルが狭いモバイルノートPCの元祖と言えば、デルのXPS 13ですが、この機種とPC本体のサイズを比較すると横幅はほぼ一緒です。ただし、縦幅に関してはXPS 13のほうがやや短かったです。


キーボード面はアルミニウム素材


底面はマグネシウム素材


ナローベゼル(狭い液晶フレーム)

特徴2 - 比較的長いバッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は53.61Whとなっています。モバイルノートPCの中には70Wh台の製品もありますが、一般的には40Wh台のモバイルノートPCが多いため、本製品は比較的多いバッテリー容量であるといえます。

バッテリー駆動時間は、メーカーサイトには約14時間(MobileMark 2014にて計測)と書かれています。当サイトの計測によるバッテリー駆動時間は下表の通りです。一般的なモバイルノートPCに比べて、比較的長い駆動時間です。

また、Core i5のモデルよりもCore i3のモデルのほうがバッテリー駆動時間は長くなります。CPU性能は落ちてしまいますが、バッテリー駆動時間を長くするためにあえてCore i3のモデルを選ぶのも良いと思います。

バッテリー駆動時間
  Core i3-7100U Core i5-7200U
PCMark 8 Home テスト ※1 7時間01分 5時間55分
PCMark 8 Work テスト ※2 9時間15分 7時間56分
動画再生時 ※3 9時間51分 9時間24分
※画面輝度を約120cd/m2に調整して計測
※1 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、画像編集、ビデオチャット、軽いゲームなどを実行

※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

特徴3 - やや軽めの質量

ENVY 13の質量のチェックです。

メーカー仕様表を確認すると、「約1.24kg」となっています。

当サイトによる計測値は下図の通りで、PC本体のみで1.235kgと、ほぼ仕様通りです。最近は1kg以下や1kgちょっとのモバイルノートパソコンが多くなってきており、これらと比べると重いですが、モバイルノートパソコン全体で見ると、やや軽量な部類かなと思います。

ACアダプターは、281gと普通の重さです。電源ケーブルが太くて重いため、HP Spectre x2のようにウォールマウントプラグが付属していたら良かったとも思います。


質量の実測結果

特徴4 - クアッド・スピーカー搭載

HP ENVY 13は、モバイルノートPCとしては珍しく4つのスピーカーを搭載しています。BANG & OLUFSENのスピーカーを、キーボードの上に2つと、底面の手前側に2つ配置しています。最近音楽を聴いた"モバイルノートPC"の中で、良い音が出るなと思ったのが、HuaweiのMateBook Xですが、それに近い立体感のあるサウンドで、特に高音は透明感のある綺麗な音が出てボーカル音は聞きやすいと思います(音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。


BANG & OLUFSENのクアッド・スピーカー搭載

楽天市場モデルとの比較

ENVY 13は、「ダイレクトモデル」と「楽天市場モデル」の2種類あります。

ほぼ同じボディですが、ボディカラーが異なります。ダイレクトモデルはシルクゴールドのカラーで、楽天市場モデルはナチュラルシルバーのカラーとなっています。価格については、ダイレクトモデルから直接買ったほうが安いです。

国内メーカーのスタンダードモデルの価格比較
  ダイレクトモデル 楽天市場モデル
ボディカラー シルクゴールド ナチュラルシルバー
液晶 13.3型フルHD 光沢IPS
ベゼル段差あり
13.3型フルHD 光沢IPS
ベゼル段差なし
CPU Core i3-7100U /
Core i5-7200U
メモリ 4GB / 8GB
ストレージ 256GB SSD /
512GB SSD
価格(税抜) 88,800円~ 99,800円~

液晶ディスプレイのチェック

ENVY 13の液晶ディスプレイのチェックです。

最大輝度は、当サイトによる計測では323 cd/m2でした。比較的明るいです。

広い視野角です。斜めから見ても色合いの変化が少ないです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、若干明部が暗めに調整されていますが、どの色もずれが少なく、自然は発色となっています。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートパソコンとしては、やや広めです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

ENVY 13のキーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーのスペック表を確認すると、キーピッチは18.6x18.6mm、キーストロークは約1.8mmとなっています。キーピッチは十分な広さです。ただ、キーストロークは、筆者が実際に測ると、1.0~1.2mmくらいしかありません。ただ、押し心地は普通だと思います。

キー配列は、「Home」、「Pg Up」などのキーが右端にあるのが気になります。このせいで、通常右端にある「Enter」キーや「BackSpace」がタイプミスしやすいです。「Enter」キーは通常よりも大きいのでまだマシですが、「BackSpace」キーが割とタイプミスしやすいです(個人差あります)。

また、パームレストがやや小さく、手の大きい筆者だと、パームレストから手の平がはみ出ます。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3


キーの拡大図4

 

キーボードバックライトを搭載しています。なお、明るさに段階はなく、ONかOFFのどちらかのみとなっています。


バックライトキーボード

 

実際にPCを操作していて気になったがタッチパッドです。

クリックボタンを押してから、センサーに到達するまで、車のクラッチのような遊びがあります。クリックボタンを押すと、センサーに届くと1回「カチッ」と音が鳴り、さらに押し込むと「カチッ」というクリック音がまた鳴るようになっており、1クリックするたびに2回音が鳴るので気になります(下の動画参照)。また、この影響と、タッチパッドとクリックボタンが一体になっていることから、クリックするときにマウスカーソルが少しズレることがあります。また、ファイルなどをドラッグする操作(左クリックをしながらマウスを移動させる操作)をすると、途中でドラッグが解除されてしまい、ファイルが意図しないところへ移動されることもありました。


タッチパッドのクリックボタンを押したときの様子(1クリックすると2回音が鳴る)

 

ただ、個体差もあるようです。今回2台のPCでレビューをしていますが、1台は2回クリック音が鳴る件について、それほど気にならず、もう1台はドラッグ操作のミスが起こりません。

また、慣れてくると、この場所をクリックすると、クリック音が2回鳴りにくいとか、マウスカーソルが動きにくいとかが分かってくるので、なんとかなるレベルだと思います。また、指や部屋が乾燥していると操作しにくい面がありますが、指が湿っていたり部屋の湿度が高いと、誤動作しにくくなるようです。

 

もし、気になるようでしたら、モバイル用のマウスを購入しておくのも良いと思います。HP ENVY 13の購入画面で、以下のようなBluetoothマウスやワイヤレスマウスを購入できます。なお、BluetoothマウスのほうがUSBポートを1つ塞がないので便利ですが、電池の持ちは悪いです。一方、ワイヤレスマウスは、電池の持ちがいいですが、アダプターをUSBポートに接続しなくてはなりません。


Z5000 Bluetoothマウス


Z3700ワイヤレスマウス

パフォーマンスのチェック

ENVY 13のパフォーマンスのチェックです。

CPU

本製品は、標準的な性能の「Uシリーズ」のCoreプロセッサーを搭載しています。Core i3とCore i5が選択できます。他社のモバイルノートPCでは、Core i5を搭載していることが多いです。本製品は高速なSSDを搭載しているため、Core i3でもライトな作業ならストレスなく使えると思います。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージには高速なPCIe SSDを搭載しています。多くの作業が快適でしょう。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

HP ENVY 13で計測したベンチマーク

以下、本機でのベンチマークスコアです。Core i3とCore i5のモデルのベンチマークスコアを掲載しています。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i3-7100U


Core i5-7200U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i3-7100U、インテル HD グラフィックス 620


Core i5-7200U、インテル HD グラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i3-7100U Core i5-7200U
x265でエンコード (※1) 53分29秒 48分24秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 5分01秒 4分49秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB SSD


512GB SSD

 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、今回はCore i5を搭載したモデルでの計測値となります。

静音性のチェック

ENVY 13の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時や動画再生時、動画編集時などはほぼ無音です。エンコードのような処理をするとファン音が聞こえますが、それでも他のモバイルノートPCよりも静かです。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

騒音値の計測結果

パーツの温度のチェック

ENVY 13の温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は普通です。


表面温度のチェック

表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけると裏面が熱くなりますが、表面は問題ないです。他のモバイルノートPCと比較した場合、普通の表面温度だと思います。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。


外観のチェック

ENVY 13の外観のチェックです。

今回はダイレクトモデルのシルクゴールドの製品を紹介します。なお、色が薄めのゴールドであるため、色域の狭い液晶でこのページをご覧になると、ゴールドではなくシルバーに見えてしまうかもしれません。

天板およびキーボード面がアルミニウム素材、底面がマグネシウム素材で、表面梨地処理(凹凸のあるザラザラした加工)が施されており、高級感のある外観です。指紋も目立ちにくく実用性も高いです。

 

天板です。

 

天板の一番下の部分のみは鏡上になっておりオシャレです。

 

液晶を開くと、本体の下側にロールバックするようになっており、PC本体が少し浮き上がります。これにより、キーボードがやや傾き、タイピングしやすくなり、また、底面から吸気しやすくなるため、冷却効率も上がります。

最近は、丸みを帯びたデザインが多いですが、本製品の後方は角ばったデザインになっており、逆に新しいです。

 

底面は側面の後ろに潜り込むようになっていますが、やや隙間が見えるのは残念です。

 

ヒンジ部分です。

 

液晶を閉じた時の外観です。美しいフォルムです。

 

キーボードと液晶の間から排気されるため、PC本体の後ろ側に物を置いても大丈夫です。

 

側面のポートです。USB 3.1 Type-Cポートが2つあり、映像出力(DisplayPort 1.2)にも対応しています。他にはUSB3.1が2つ、ヘッドホン/マイクコンボポート、micro SDカードスロットなどがあります。モバイルノートPCとしては十分なポート数があると思いますが、フルサイズのSDカードが入らないのは残念です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

ネジが少なく、スッキリとした底面です。

 

ネジは星形のT5のネジです。

 

底面カバーを取るには、見えているT5のねじの他に、ゴム足の下に隠れているねじも取る必要があります。

 

底面カバーを取り外したときの画像です。メモリはオンボードのため換装できません。

 

モバイルノートPCとしては珍しく2つの冷却ファンを搭載しています。

 

M.2 SSDは換装可能です。

 

バッテリー容量は53.61Whです。

 

ACアダプターの画像です。電源ケーブルはもう少し細いほうが良かったです。また電源ケーブルだけでなく、ウォールマウントプラグ(壁に直挿しできるプラグ)も付属していればよかったと思います。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。

まとめ

以上が、HP ENVY 13のレビューです。

アルミニウムおよびマグネシウム素材を用いて、一部角ばっているデザインが特徴的で、美しいフォルムだと思います。

この優れたデザインに加え、Core i のプロセッサー、IPS液晶、PCIe SSDを搭載し、質量も1.24kgと比較的軽く、バッテリー駆動時間も比較的長く、このスペックで8万円台という価格は、かなりコストパフォーマンスが高いと思います。

ただ、タッチパットは、やや使いにくさを感じます。個体差もあるのですが、クリックするときに音が2回鳴ったり、ドラッグに失敗したり、クリックしようとするとマウスカーソルが動いたりなど、若干残念です。ただ、使っていると慣れてくるもので、この場所を押すと2回鳴りにくいとか、右手をこのくらい離すと、左クリック時に誤動作しないとかが分かってきます。慣れればなんとかなると思います。もしくはモバイル用マウスを使うと良いと思います。

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