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デル ALIENWARE 14の実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。
アイドル時でもファン音が聞こえます。また、エンコードのようなCPU利用率がほぼ100%になるような処理を実行した場合、かなり大きな動作音が聞こえます。
ゲームベンチマーク実行時の騒音値は次のとおりです。こちらの動作音は、他のゲームノートPCとほぼ変わりません。
騒音値の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
全体的にやや高めのCPU温度です。
ゲームベンチマーク実行時のパーツ温度は次のとおりです。他のゲームノートPCと比べて、GPU(グラフィック)の温度は標準的かなと思いますが、CPU温度がやや高いです。
各パーツの温度計測結果(ゲームベンチマーク実行時)
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
右のパームレストの真下にハードディスクがあるため、この部分温度が高くなりやすいです。パームレストは熱さを感じにくい素材ではあるのですが、実際に触ってみると温かみを感じます。
ゲームベンチマーク実行時の表面温度は次のとおりです。こちらも右のパームレスト部分が熱いです。右手をパームレストに常時乗せていると、やや不快に感じます。
表面温度の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
高精細な液晶ディスプレイを搭載しているため、消費電力はやや高めです。
ゲームベンチマークを実行時の消費電力です。外部GPUを搭載したゲームノートPCの中では低い消費電力だと思います。
消費電力の測定結果(ゲームベンチマーク実行時)
外観のチェック
外観です。マグネシウム合金のフレームとアルミニウム素材のボディです。パームレストはマットな素材で柔らかく肌触りが良いです。指紋跡なども付きづらいです。
正面から見た画像です。
タッチパッドに触ると、タッチパッド部分のLEDが点灯します。しばらく放っておくと消えます。
天板です。
給気口です。
排気口です。
底面に給気ファンがあります。
スピーカーです。サブウーファーを搭載した2.1chスピーカーです。
サブウーファーは、正面の真ん中にあります。
底面です。給気部分はメッシュになっています。
フタを開けたときの画像です。右上に給気ファン、左上に無線LANとmSATA SSD、真ん中にメモリ、左下に光学ドライブがあります。上位機種は給気ファンが2基搭載されているのですが、ALIENWARE 14は1基のみとなっています。
光学ドライブの下にハードディスクがあります。9mm厚のHDDです。
下図で言うと底面カバーの左側のみにフィルターがあります。通常は給気ファン側にフィルターを付けるような気がしますが、給気ファンは反対側に配置されています。このフィルターの意図はよく分かりません。
ACアダプターです。軽くはないですが薄型でカバンに入れやすいでしょう。ケーブルを固定するバンドも付いています。
ACアダプターの容量は150Wです。
側面のポートです。映像出力ポートとしてHDMIの他にMini DisplayPortも搭載しています。
液晶が開く角度です。
まとめ
以上が、ALIENWARE 14のレビューです。
映画に出てくる未来の戦闘機のような外観で、非常にデザインが個性的な製品です。LEDのイルミネーションもゲーム欲をかきたてます。ゲームノートパソコンをたくさん見てきましたが、ALIENWAREが一番カッコいいと個人的には思います。
液晶サイズが14型、重量が3kg以下と、持ち運べない大きさ&重さではないです。場所を変えてゲームをしたい方には良いと思います。
グラフィックスには、GeForce GTX765MまたはGT750Mを選択可能です。
GT750Mは1GBのGDDR5のメモリとなります。DDR3よりは高速ですがメモリサイズがやや小さいためご注意下さい。2GB GDDR5のメモリを搭載したGT750Mよりもややゲーム中のパフォーマンスが悪くなります。
また、ゲームをすると右のパームレスト部分が暖かくなるのが気になります。
価格もやや高いです。
メーカー直販サイト:デル公式サイト |