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Apple iPad miniの実機レビュー

更新日:2013年4月1日

小さくて軽いタブレット

iPad miniは、画面サイズ:7.9インチ、重量:308gと、小型・軽量なタブレットです。

10インチタブレットでは取り出すのが面倒なシーンでも、iPad miniなら手軽に取り出してサクッと使うことができます。

バッテリ駆動時間も長く、308gの本体重量で、約10時間(メーカー公表値)も駆動します。

iTunesでApple製品を一元管理できるのも良いです。iPhoneやiPodを既に持っている方なら良い選択肢です。

アップルストア:iPad mini

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

目次

特徴1 - 小さくて軽い

iPad miniは、通常の10インチクラスのタブレットよりも、小さくて軽い点が特徴です。

本体の重量は仕様で約308g、実測値でも306gしかなく、体感でも重量の違いははっきり分かります。iPad Retina ディスプレイモデルとiPad mini を両方とも数週間使ってみましたが、ちょっとした調べものをするときや、外出先へ持っていくときは、iPad miniのほうを手にとって使いたくなります(ただ、長時間、Web閲覧や動画鑑賞をするときはiPad Retina ディスプレイモデルを使いたくなります)。

また、他の7インチクラスのタブレットと比較しても、重量が軽いです。仕様では、Nexus 7 が約340g、Kindle Fire HDが約395gであるのに対し、iPad miniは約308gとなっています。

電源ケーブル類(Lightning - USBケーブルとUSB電源アダプタ)の重量も軽く、実測値で約40gです。


iPad mini(上)と、iPad Retina ディスプレイモデル(下)のサイズ比較


iPad miniの重量の実測結果

特徴2 - 薄い本体


高さの実測は約7mm強

薄さはメーカー仕様で7.2mm となっています。非常に薄くて持ちやすいです。カバンに入れるときもかさばりません。

実測した結果も7mm強と、メーカー仕様とほぼ一緒です。

特徴3 - 長いバッテリ駆動時間


長いバッテリ駆動時間

重量が軽い割には、バッテリ駆動時間も長いです。

メーカーの仕様表では、Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生時で最大10時間となっています。

本サイトでも、ローカルディスクへ保存した720x480の動画を連続再生してバッテリ駆動時間を計測したところ、11時間31分でした。非常に長い駆動時間です。

 

 

特徴4 - iTunesでiPhoneなどと一元管理可能

iTunesを使って、iPhoneやiPadなどの他のApple製品を含めて一元管理できる点も良いです。iPhoneで購入したアプリをiPad miniへ同期したりすることができます。


iTunesで一元管理

Webページを見る

タブレットはWebページ閲覧用途によく用いられるため、Webページ閲覧時の快適性をチェックしてみました。

画面を横長にして閲覧するときは、非常に快適です。文字や画像が大きく、タッチの反応・精度もよく、軽くて薄くて持ちやすいです。

ただし、画面を縦長にしてWebページを閲覧すると、見られる範囲ではありますが、やや文字が小さくぼやけます。下図では、iPad mini とiPad Retina ディスプレイモデルとで、縦長画面にして当サイトを閲覧したときの文字の綺麗さを比較しています。高解像度のiPad Retina ディスプレイモデルと比較してしまうと、iPad miniは文字がぼやけて見えるのがわかると思います。しかし、スマートフォンに比べれば十分見やすいです。


縦長画面で、当サイトを閲覧したときの文字の綺麗さ
左:iPad mini、右:iPad Retina ディスプレイモデル

 

次に、Webブラウザ「Safari」のベンチマーク結果を掲載します。

PEACEKEEPER

PEACEKEEPERにおいて、標準的なスコアは「タブレット端末では374」とあるため、やや良いスコアになっています。軽くて快適にページを閲覧できます。


PEACEKEEPER(Futuremark社)・・・Webブラウザベンチマークテスト

Octane

次は、JavaScriptのベンチマークの実行結果です。こちらは普通のスコアかなと思います。


Octane(Google社)・・・ JavaScriptベンチマークツール

テレビを観る

タブレットは、テレビ視聴用途に使われる場合も多いと思います。ここでは、ワイヤレスでテレビを視聴できる方法の紹介と、実際に動作検証した結果を掲載します。

SB-TV04-WRIPを使ってテレビ視聴

まず、ピクセラ製「SB-TV04-WRIP」を使用して、テレビが視聴できるかを試しました。

テレビのライブ視聴、録画、再生、番組表表示、録画番組削除を試しましたが、問題なく実行できました。

なお、SB-TV04-WRIPは、外出先からのテレビ視聴に対応している点も特徴です。自宅から視聴するときは最大HD解像度(720p)で配信されますが、外出先から視聴するときは解像度をもっと落とすことが可能です。地上デジタル放送に加えて、BS/110度CSデジタル放送にも対応しています。対応端末はiOSのみです。

ただ、番組を録画する場合は、別途外付けHDDの購入が必要です。


ピクセラ製のSB-TV04-WRIPを使ってテレビ視聴可能

ナスネ+DTCP-IPクライアントソフト

ナスネ」を使用してテレビ視聴が可能かも試しました。

こちらも、テレビのライブ視聴、録画、再生、番組表表示、録画番組削除を試しましたが、問題なく実行できました。ナスネはハードディスクを内蔵しているため、外付けHDDを別途接続しなくても録画が可能です。

なお、テレビのライブ視聴、再生をするには、「Twonky Beam(現在有料)」というDTCP-IPクライアントソフトをiPad miniへインストールする必要があります。番組表の確認や録画するときは「Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU」というサイトを利用します。これらのソフト/サイトを統合管理したいときや、録画番組を削除するときは「RECOPLA」というアプリをiPad miniへインストールします。ソフトをいくつもインストールしなくてはならず、UIも異なるのが難点です。


ナスネを使ってテレビ視聴可能

その他のテレビ視聴方法

この他に”ワイヤレス”でタブレットからテレビを視聴する方法としては次が考えられます。

ブルーレイレコーダー + DTCP-IPクライアントソフト

DTCP-IP対応のブルーレイレコーダーで映像の配信を行います。タブレット側にはTwonky Beamなどをインストールします。ソニー製のブルーレイレコーダーで試しましたが、ライブ視聴、再生とも正常に実行できました。ただし、全てのブルーレイレコーダーで動作するわけではないためご注意ください。

ワイヤレスワンセグチューナー

ワンセグを受信し、タブレット等へ映像を配信するチューナーを使います。チューナー機器には、I/O DATAのSEG CLIP mobileがあります。こちらの機器はiOS、Android OS対応です。ただし、ワンセグであるため映像は荒いです。こちらも未検証です。

電子書籍を読む

電子書籍を読む目的で使用する方も多いと思いますので、小説、マンガ、雑誌を購読してみました。

小説などのテキスト文字のみの書籍については、普通に読めると思います。ただし、画面の色温度がもう少し低いほうが、紙の色に近いかなとは感じます。また、ご年配の方だと、書籍によっては文字が若干小さく感じる方もいるかもしれません。

マンガについては、見開きにしても快適に読めました。

雑誌については、縦長の画面で1ページずつ表示させれば文字は見えます。ただ細かいイラスト画像については見づらいです。横長画面にして見開き(2ページを表示)にしたときは文字も読みづらいです。


SideBooksのアプリで雑誌(PDFファイル)を表示

ホールド感のチェック

持ったときのホールド感のチェックです。

裏面がツルツルであるため、やや滑ります。ただし、本体が薄いのでつかみやすいです。


裏面はやや滑る

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

見やすい液晶だと思います。

IPS液晶を搭載しているため、視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、各色とも直線的です。正しい色を表示しています。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、タブレットとしては標準的な広さだと思います。


ガモット図
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素は下の図のような形状をしています。ギラつきは感じません。


パフォーマンスのチェック

CPUはデュアルコアのApple A5を採用し、メモリは512MBです。現在発売中の10インチタブレットと比較すると、やや見劣りする性能です。

ただし、ベンチマークスコアを見ると、それほど低くもないです。下記にベンチマーク結果を掲載します。

PassMark PerformanceTest Mobile


Mobile GPU Mark(Quality:High)

 

 

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