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ナスネ(nasne)の実機レビュー

更新日:2013年2月4日

タブレット等からワイヤレスでテレビ視聴

nasneは、タブレットなどからワイヤレスでテレビ視聴等できるネットワーク型テレビチューナーです。

VAIO パソコン、Xperia Tablet、Xperia スマートフォン、PlayStation Vitaなどのソニー製品からテレビのライブ視聴、録画、再生、番組削除をすることができます。

これらのソニー製品の他にも、DTCP-IPクライアントソフトがインストールされている環境なら、フル機能を使えないまでも、テレビのライブ視聴や、再生等を行うことが可能な場合もあります(動作しない場合もあります)。

ここでは、(1)VAIO パソコン、(2)Xperia Tablet、(3)PlayStation Vitaからテレビ視聴を試してみました。

メーカー直販サイト:ソニーストア(nasne) icon

※レビュー機は当サイトでの購入製品です

はじめに

今までの筆者のワイヤレステレビ環境の不満点

筆者は今までもワイヤレスでテレビの録画番組を再生していましたが、その方法はブルーレイレコーダーでテレビ番組を録画し、パソコンのDTCP-IPクライアントソフトで視聴するというやり方でした。

しかし、"筆者の環境"のブルーレイレコーダーでは、放送中の番組をライブ視聴できないですし、番組の録画予約や見終わった番組の削除などの操作もできず、不満がありました。


筆者のブルーレイレコーダーでは、ライブ視聴や、番組の録画予約や削除などの操作ができない
※現在はブルーレイレコーダーが対応していれば、DTCP-IPクライアントでもライブ視聴可能です

 

他にもワイヤレスでテレビを視聴する方法はありますが、次のような不満点があります。

nasneのメリット

一方、nasneを使えば、パソコン、タブレットなどのソニー製デバイスから、ワイヤレスでライブ視聴録画予約録画番組の再生録画番組の削除などの操作が可能です。nasne本体に500GBのハードディスクが搭載されており、ここに番組を録画します。nasneさえ起動していれば録画可能です。

テレビ視聴等できるソニー製デバイスには、VAIO パソコン、Xperia Tablet、PlayStation Vita、Xperia スマートフォンなどなどがあります。

ソニー製デバイスではなくても、DTCP-IPクライアントソフトを使えば、nasneでライブ視聴、録画番組の再生など出来る場合もあります。ただし視聴できない可能性もありますし、視聴できても色々制限がある場合もあるようです。なお、DTCP-IPクライアントソフトには次のようなものがあります。

DTCP-IPクライアントソフト一覧
Windows OS DiXiM Digital TV plusSoftDMA、プリインストールされている場合もあり
iOS(iPhone、iPadなど) Twonky Beam
Android OS Twonky BeamDiXiM for Android、プリインストールされている場合もあり

 

nasneの機能をフルに使いたいなら、ソニー製デバイスを用いたほうが良いでしょう。

ここでは、パソコンから視聴Xpeira Tablet SおよびZから視聴PlayStation Vitaから視聴を試したので、感想を記載します。

nasneを接続する

ソニー製デバイスからの使用感を記載する前に、まずnasneの外観と配線を説明します。

nasneの外観画像

nasneは片手で持てるくらいの大きさで非常にコンパクトです。

 

弁当箱のような角張ったデザインではなく、曲線的な良デザインです。

 

背面の端子です。

nasneを配線

筆者宅のnasneの配線図を掲載します。

配線が難しそうなイメージがあるかもしれませんが、そうでもないです。現在無線LANルーターを使っているなら、nasneと無線LANルーターをLANケーブルで接続し、nasneと壁のアンテナ端子をTVケーブルで接続すれば終わりです。nasneはDHCPに対応しているため、無線LANルーターから自動でIPが割り振られます。


筆者宅のnasneの配線図

コマ落ちしたりしないように無線LANルーターを交換

最初、nasneを利用し、VAIO パソコンから無線LANでテレビを観たら、映像がコマ落ちしたり、ネットワーク速度が遅くなって止まったりすることがありました。

無線LANルーターは、nasneを接続する前までは特に不便が無かったため2.4GHz帯で通信していました。しかし、2.4GHz帯は周りの家で使用している方が多く、5GHz帯の電波状況を確認したら誰も使用していなかったため、5GHz帯を使用できる無線LANルーター「WZR-D1100H」を購入しました。なお、筆者はイーサネットコンバーター付きの製品を買いましたが、一般の方であれば無線LANルーター単体でも大丈夫です。

この無線LANに交換し5GHz帯を使用したところ、コマ落ちや動作停止することが無くなりました。3日間24時間連続で、ライブ視聴してみましたが、(コマ落ちまで24時間監視してませんが)動作停止することはなかったです。

ちなみに、無線LANルータを設置している部屋の隣の部屋でテレビ視聴しましたが、この部屋での無線LANの速度は約120Mbps出ていました(テレビ視聴時ではなく大きなデータを受信したときの速度)。


5GHz帯は筆者以外誰も使用していない(inSSIDerのソフトで確認)

VAIO パソコンから視聴

まずはパソコンのVAIO Duo 11からnasneを利用したときの感想を記載します。

VAIO パソコンからテレビを視聴するときはハイビジョン画質(1440x1080や1920x1080)であるため非常に綺麗です。

ただし、それだけ大きなデータが流れます。実測では”地デジ”視聴時に約17Mbpsの速度が出ていました。また番組再生時にスキップ操作をすると約30Mbps必要でした。快適に使うにはこれ以上の速度が出る環境が必要となります。また、BS等を視聴するときはもっと必要になります。

上の項目で記載した通り、筆者の自宅でもコマ落ち等発生しましたが、5GHz帯の無線LANを使用することで映像が安定しました。安定して視聴できえすれば、視聴ソフトも使いやすいですし、満足度は非常に高いです。

なお、ソニーの公式サイトでは「有線で接続することをおすすめします。無線で接続する場合は、IEEE802.11nなど、より高速な環境でお使いください」と書かれています。

パソコンで視聴する他のメリットとしては、Xperia TabletやPS Vitaよりもサウンドが良いということも挙げられます。

使用するアプリ

VAIO パソコンでは「VAIO TV with nasne」のソフトを使用します。VAIO Care またはVAIO Updateからダウンロードして下さい。

このソフトは主に「home」、「video」、「guide」、「schedule」、「tv」の画面で構成されています。

これら5つの画面では次のようなことができます。

詳細は次の通りです。

home

「home」画面では、未視聴の番組、現在放送中の番組、注目の番組などの表示や、キーワードなどによる番組検索が可能です。分かりやすいインターフェースです。


「home」画面

video

「video」画面では、録画した番組一覧を表示することが可能です。

「再生」ボタンを押すと録画番組を再生することができます。DR画質で録画した地デジ番組を再生したときは、約17Mbpsのビットレートでした。x1.5倍で早送りするときは約25Mbps、スキップするときは約30Mbpsのビットレートでした。快適に使用するには30Mbps以上の速度が必要になると思います。

3倍の設定で録画した場合、再生時は約8Mbps、x1.5倍の早送りで約10Mbps、スキップで30Mbpsのビットレートでした。


「video」画面

 

VAIO パソコンへ転送したり、ブルーレイディスクへ書き出ししたりすることも可能です。

DR画質の30分番組(3.28GB)をVAIO パソコンへ転送したところ、本環境では5分44秒で終わりました。ただし、これはnasne - VAIO パソコン間の通信速度に依存します。もっと遅い無線LAN環境の場合は転送時間はもっとかかります。

ファイルサイズがかなり大きいため、書き出しを頻繁に行う方は、ストレージ容量の大きいパソコンの購入をおすすめします。


録画番組の書き出し

guide

「guide」画面では、番組表を確認することが出来ます。

画面をスクロールさせ未来の番組を表示させようとすると、描画にややもたつきがあります。torneのようなサクサク感はありません。


「guide」画面

schedule

「schedule」画面では、録画設定済みの番組一覧を確認することができます。


「schedule」画面

tv

「tv」画面では放送中の番組をライブ視聴可能です。現在放送中の他の番組を表示させてチャンネルを切り替えることも可能です。


「tv」画面

テレビが視聴できるまでの画面遷移の時間

デスクトップ上のアイコンをクリックしてから、テレビが視聴できるようになるまでの画面遷移と、遷移にかかる時間を計測しました。

アプリが起動するまでは時間がかかりますが、アプリが起動してしまえば、画面の切り替えは比較的スムーズです。


アプリの起動や番組選局時の反応時間

 

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