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東芝 dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)

更新日:2017年7月28日

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dynabook AZシリーズ


必要十分なスペックで、価格も良心的

dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)は、必要十分なスペックを持ち、国内メーカーの中では価格も良心的な15.6型ノートPCです。

UシリーズのCoreプロセッサー、広視野角のフルHD液晶、SSDを選択可能で、一般ユーザーが使用するパソコンとしては、十分な性能を持っています。それでいて過剰すぎるスペックでもありません。

価格も、国内の3大PCメーカーの中では安いです。

国内メーカーのPCだけに、マニュアルもしっかりしており、PC初心者にも安心です。

なお、東芝ダイレクト(Room1048)の会員になると安く購入できます。会員にはだれでも無料でなれるため、価格を確認したい場合は、会員登録を行って下さい。⇒ 東芝ダイレクト(Room1048)会員登録ページ


※レビュー機はメーカーからの貸出機です
※サテンゴールドの外観画像は旧モデルを使用しています。

目次

dynabook AZシリーズの基本スペック

dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)の基本スペックをチェックします。

dynabook AZ25/D、AZ45/D、AZ65/Dの3機種は、すべて同じボディを採用していますが、下表のように選択できるパーツがやや異なります。

なお、AZシリーズのAZ15/D、AZ35/D、AZ55/Dは別のボディを採用しているためご注意下さい。

AZシリーズの比較
型名 AZ25/D AZ45/D AZ65/D
CPU Celeron 3865U Core i3-7100U
Core i5-7200U
Core i7-7500U
液晶 フルHD(1920x1080) 光沢 広視野角
HD(1366x768) 非光沢
メモリ 4GB 4GB 4GB
8GB
16GB
ストレージ 500GB HDD
1TB HDD
1TB HDD
256GB SSD
1TB HDD
256GB SSD
512GB SSD
光学ドライブ DVDスーパー DVDスーパー
ブルーレイ
価格(税抜) 78,800円~ 95,800円~ 101,800円~

 

なお、筆者のおすすめは、Core i5-7200U、フルHD液晶、4GBメモリ、256GB SSDの構成のdynabook AZ45/Dです。メモリがやや少なく感じるかもしれませんが、ネジを1本取れば、簡単に増設可能です。

特徴1 - 必要十分なスペックで価格も良心的

本製品は、一般的なユーザーが快適に使え、かつ過剰なスペックになりすぎていないスタンダードな構成のPCです。

「広視野角」なフルHD液晶を選択可能

液晶は、「広視野角」なフルHD(1920x1080)液晶を選択可能で、色域も比較的広く見やすいです。光沢液晶ですので映り込みはありますが、発色は綺麗で画像や動画を美しく表示することが可能です。ノートパソコンには4K液晶の製品も存在しますが、Windowsのアプリはスケーリングが苦手なものも多いですし、画面の小さいノートPCではフルHDで十分だと思います。

なお、HD(1366x768)非光沢液晶も選択することができますが、こちらは広視野角ではありません。筆者としては、メインPCとして使うならフルHD(1920x1080)液晶を強くおすすめします。

UシリーズのCore iプロセッサーを選択可能

ノートパソコン用のCPUには、HシリーズのCore i、UシリーズのCore i、Celeron、Atomなどたくさんの種類がありますが、その中で、本製品はスタンダードな性能の「UシリーズのCore i」を選択可能です。一般的なユーザーにとってはちょうどよい標準的な性能のCPUです。

ONKYO製スピーカー搭載

スピーカーはONKYO製のものが搭載されています。重低音には物足りなさを感じるものの、薄型ノートパソコンにしてはヌケの良い音が出ます。ただし、スピーカーが正面側にあり、キーボードを打っていると、腕でスピーカーが隠れて音がこもってしまいます。スピーカーの位置は別のところが良かったです。

大容量SSDを選択可能

本製品は、256GB SSDまたは大容量の512GB SSDを選択することが可能です。SSDにしておけば、体感速度がかなり向上するので、是非ともSSDの搭載をおすすめします。なお、ノートパソコンにはPCIe-NVMe接続の超高速なSSDもありますが、体感速度はそれほど向上しないので、本製品に搭載されている(SATA接続の)SSDで十分だと思います。こちらのほうが発熱も少ないです。

光学ドライブも搭載

最近は光学ドライブを搭載していないノートPCも増えてきましたが、本製品はDVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブを選択可能です。通常はDVDスーパーマルチドライブで十分ですが、ブルーレイディスクドライブを選択すれば、購入した映画、アニメ、ライブ映像などのブルーレイのコンテンツを、フルHD液晶で楽しむことができます。

ゴールドの素敵なカラー

本製品は、プレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッド、サテンゴールドのボディカラーが用意されていますが、この中で筆者はサテンゴールドのカラーが素敵だと思います。全身がゴールドなわけでなく、天板とパームレスト周りだけなので、派手すぎることもありません。


サテンゴールドのカラー

国内3大メーカーの中では低価格

パソコンは、HP、レノボ、デルといった海外メーカーの製品のほうが基本的に安いです。しかし、サポート面の不安から、国内メーカーのPCを選びたい方も多いと思います。国内PCメーカーとしては、東芝、富士通、NECの3つが有名ですが、この中で、スタンダードモデルの価格が最も安いのが、東芝 dynabook AZシリーズです(ただし、構成にもよります)。

下の表は、 CPU:Core i5-7200U、 液晶:フルHD、 ストレージ:SSD の筆者おすすめの構成で価格を比較したものです。表の通り、dynabook AZ45/Dが最も安価でした。

国内メーカーのスタンダードモデルの価格比較
  東芝
dynabook
AZ45/D
富士通
LIFEBOOK
WA1/B2
NEC
LAVIE Direct
NS(S)
液晶 フルHD 広視野角 光沢液晶
CPU Core i5-7200U
メモリ 4GB 4GB 4GB
ストレージ 256GB SSD 256GB SSD 500GB HDD
価格(税抜) 118,800円 131,928円 143,800円

 

なお、直販サイトの東芝ダイレクトは、一般向けの価格と会員向けの価格が大きく異なります。30%以上割り引いていることがざらにあります。価格を確認する際は、会員になってから行うとよいでしょう。なお、会員には誰でも無料で登録できます。

東芝ダイレクト会員登録&ログインページ

特徴2 - しっかりしたマニュアル類

本製品は、国内メーカーの製品だけに、マニュアル類がしっかりしています。

海外メーカーのPCは、マニュアルがほぼ無かったり、全PC共通のマニュアルであったりするケースが多いですが、本製品は製品にあった紙のマニュアルが付属してきます。

また、電子マニュアル(PCの画面で見るマニュアル)も見やすくて、PC初心者に役に立ちます。


紙のマニュアル


電子マニュアル「おたすけナビ」

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

ここでは、FHD(1920x1080) 光沢液晶 と、HD(1366x768) 非光沢液晶 の両方の液晶について特性を掲載します。この2つの液晶は品質に大きな差があります。本製品を選ぶなら、是非、FHD(1920x1080) 、光沢液晶を選択することをおすすめします。

FHD(1920x1080) 、光沢液晶

まずは、FHD(1920x1080) 、光沢液晶についての特性を紹介します。

視野角は広いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、比較的広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは感じません。


 

光沢液晶ですので、画面への映り込みがあります。


画面の映り込み

 

HD(1366x768)、非光沢液晶

続いて、HD(1366x768)、非光沢液晶についての特性を紹介します。

こちらの液晶は視野角が狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、かなり寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

非光沢液晶ですので、画面への映り込みは少ないです。ギラつきはやや感じますが、それほど酷くはありません。


画面の映り込み

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

サテンゴールド

ここでは、サテンゴールドのボディで確認します。

キーピッチは19x19mm、キーストロークは約1.5mmです。ただし、「@」や「*」など一部のキーピッチは狭くなっています。キートップはやや凹んでいて指のフィット感は悪くないです。底つきの衝撃はそれほどありません。普通に打てるキーボードだと思います。

ただし、個人的に気になるのは「Prt Sc」キーを押すときにFnキーも一緒に押さなくてはならないことです。画面をキャプチャすることが多い人は面倒です。

サテンゴールドの場合、パームレストに付いた指紋などが目立ちにくいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2


キーの拡大図3

タッチパッドの指の動かしやすさは普通ですが、手が汗ばむと滑りが悪くなる素材です。クリックボタンは普通の力で押せますが、端のほうを押さないと、ダブルクリックがうまく認識されないケースがたまにあります。


タッチパッド

モデナレッド

なお、モデナレッドの外観は次のようになっています。光沢感があり、店頭で映えそうなカラーです。

モデナレッドの場合、サテンゴールドよりも、やや指紋が目立ちます。


キーボード全体図


キーの拡大図1

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPUの選び方

本製品は、下図のようなCPUを選択可能です。選び方も記載していますので参考にして下さい。おすすめはCore i5-7200Uです。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ストレージ

ストレージはSSDまたはHDDを選択可能です。予算に余裕があれば、是非、SSDの搭載をおすすめします。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

本機で計測したベンチマーク

以下、本機でのベンチマークスコアです。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7500U


Core i5-7200U
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i7-7500U、インテル HD グラフィックス 620


Core i5-7200U、インテル HDグラフィックス 620
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7500U Core i5-7200U
x265でエンコード (※1) 42分27秒 44分21秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 4分45秒 5分43秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

512GB SSD


1TB HDD
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

 

 

 

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