※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
東芝 dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)
新しいモデルはこちら
↓↓↓↓
dynabook AZシリーズ
必要十分なスペックで、価格も良心的
dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)は、必要十分なスペックを持ち、国内メーカーの中では価格も良心的な15.6型ノートPCです。
UシリーズのCoreプロセッサー、広視野角のフルHD液晶、SSDを選択可能で、一般ユーザーが使用するパソコンとしては、十分な性能を持っています。それでいて過剰すぎるスペックでもありません。
価格も、国内の3大PCメーカーの中では安いです。
国内メーカーのPCだけに、マニュアルもしっかりしており、PC初心者にも安心です。
なお、東芝ダイレクト(Room1048)の会員になると安く購入できます。会員にはだれでも無料でなれるため、価格を確認したい場合は、会員登録を行って下さい。⇒ 東芝ダイレクト(Room1048)会員登録ページ
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
※サテンゴールドの外観画像は旧モデルを使用しています。
目次
1 dynabook AZシリーズ の基本スペック | 2 特徴1 - 必要十分なスペックで価格も良心的 |
3 特徴2 - しっかりしたマニュアル類 | 4 液晶ディスプレイのチェック |
5 キーボードおよびタッチパッドのチェック | 6 パフォーマンスのチェック |
7 静音性のチェック | 8 パーツの温度のチェック |
9 表面温度のチェック | 10 消費電力のチェック |
11 外観のチェック | 12 まとめ |
dynabook AZシリーズの基本スペック
dynabook AZシリーズ(AZ25/D、AZ45/D、AZ65/D)の基本スペックをチェックします。
dynabook AZ25/D、AZ45/D、AZ65/Dの3機種は、すべて同じボディを採用していますが、下表のように選択できるパーツがやや異なります。
なお、AZシリーズのAZ15/D、AZ35/D、AZ55/Dは別のボディを採用しているためご注意下さい。
型名 | AZ25/D | AZ45/D | AZ65/D |
---|---|---|---|
CPU | Celeron 3865U | Core i3-7100U Core i5-7200U |
Core i7-7500U |
液晶 | フルHD(1920x1080) 光沢 広視野角 | ||
HD(1366x768) 非光沢 | ― | ||
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB 8GB 16GB |
ストレージ | 500GB HDD 1TB HDD |
1TB HDD 256GB SSD |
1TB HDD 256GB SSD 512GB SSD |
光学ドライブ | DVDスーパー | DVDスーパー ブルーレイ |
|
価格(税抜) | 78,800円~ | 95,800円~ | 101,800円~ |
なお、筆者のおすすめは、Core i5-7200U、フルHD液晶、4GBメモリ、256GB SSDの構成のdynabook AZ45/Dです。メモリがやや少なく感じるかもしれませんが、ネジを1本取れば、簡単に増設可能です。
特徴1 - 必要十分なスペックで価格も良心的
本製品は、一般的なユーザーが快適に使え、かつ過剰なスペックになりすぎていないスタンダードな構成のPCです。
「広視野角」なフルHD液晶を選択可能
液晶は、「広視野角」なフルHD(1920x1080)液晶を選択可能で、色域も比較的広く見やすいです。光沢液晶ですので映り込みはありますが、発色は綺麗で画像や動画を美しく表示することが可能です。ノートパソコンには4K液晶の製品も存在しますが、Windowsのアプリはスケーリングが苦手なものも多いですし、画面の小さいノートPCではフルHDで十分だと思います。
なお、HD(1366x768)非光沢液晶も選択することができますが、こちらは広視野角ではありません。筆者としては、メインPCとして使うならフルHD(1920x1080)液晶を強くおすすめします。
UシリーズのCore iプロセッサーを選択可能
ノートパソコン用のCPUには、HシリーズのCore i、UシリーズのCore i、Celeron、Atomなどたくさんの種類がありますが、その中で、本製品はスタンダードな性能の「UシリーズのCore i」を選択可能です。一般的なユーザーにとってはちょうどよい標準的な性能のCPUです。
ONKYO製スピーカー搭載
スピーカーはONKYO製のものが搭載されています。重低音には物足りなさを感じるものの、薄型ノートパソコンにしてはヌケの良い音が出ます。ただし、スピーカーが正面側にあり、キーボードを打っていると、腕でスピーカーが隠れて音がこもってしまいます。スピーカーの位置は別のところが良かったです。
大容量SSDを選択可能
本製品は、256GB SSDまたは大容量の512GB SSDを選択することが可能です。SSDにしておけば、体感速度がかなり向上するので、是非ともSSDの搭載をおすすめします。なお、ノートパソコンにはPCIe-NVMe接続の超高速なSSDもありますが、体感速度はそれほど向上しないので、本製品に搭載されている(SATA接続の)SSDで十分だと思います。こちらのほうが発熱も少ないです。
光学ドライブも搭載
最近は光学ドライブを搭載していないノートPCも増えてきましたが、本製品はDVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブを選択可能です。通常はDVDスーパーマルチドライブで十分ですが、ブルーレイディスクドライブを選択すれば、購入した映画、アニメ、ライブ映像などのブルーレイのコンテンツを、フルHD液晶で楽しむことができます。
ゴールドの素敵なカラー
本製品は、プレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッド、サテンゴールドのボディカラーが用意されていますが、この中で筆者はサテンゴールドのカラーが素敵だと思います。全身がゴールドなわけでなく、天板とパームレスト周りだけなので、派手すぎることもありません。
サテンゴールドのカラー
国内3大メーカーの中では低価格
パソコンは、HP、レノボ、デルといった海外メーカーの製品のほうが基本的に安いです。しかし、サポート面の不安から、国内メーカーのPCを選びたい方も多いと思います。国内PCメーカーとしては、東芝、富士通、NECの3つが有名ですが、この中で、スタンダードモデルの価格が最も安いのが、東芝 dynabook AZシリーズです(ただし、構成にもよります)。
下の表は、 CPU:Core i5-7200U、 液晶:フルHD、 ストレージ:SSD の筆者おすすめの構成で価格を比較したものです。表の通り、dynabook AZ45/Dが最も安価でした。
東芝 dynabook AZ45/D |
富士通 LIFEBOOK WA1/B2 |
NEC LAVIE Direct NS(S) |
|
---|---|---|---|
液晶 | フルHD 広視野角 光沢液晶 | ||
CPU | Core i5-7200U | ||
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 256GB SSD | 256GB SSD | 500GB HDD |
価格(税抜) | 118,800円 | 131,928円 | 143,800円 |
なお、直販サイトの東芝ダイレクトは、一般向けの価格と会員向けの価格が大きく異なります。30%以上割り引いていることがざらにあります。価格を確認する際は、会員になってから行うとよいでしょう。なお、会員には誰でも無料で登録できます。
特徴2 - しっかりしたマニュアル類
本製品は、国内メーカーの製品だけに、マニュアル類がしっかりしています。
海外メーカーのPCは、マニュアルがほぼ無かったり、全PC共通のマニュアルであったりするケースが多いですが、本製品は製品にあった紙のマニュアルが付属してきます。
また、電子マニュアル(PCの画面で見るマニュアル)も見やすくて、PC初心者に役に立ちます。
紙のマニュアル
電子マニュアル「おたすけナビ」
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
ここでは、FHD(1920x1080) 光沢液晶 と、HD(1366x768) 非光沢液晶 の両方の液晶について特性を掲載します。この2つの液晶は品質に大きな差があります。本製品を選ぶなら、是非、FHD(1920x1080) 、光沢液晶を選択することをおすすめします。
FHD(1920x1080) 、光沢液晶
まずは、FHD(1920x1080) 、光沢液晶についての特性を紹介します。
視野角は広いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。
色域は、比較的広いです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状です。ギラつきは感じません。
光沢液晶ですので、画面への映り込みがあります。
画面の映り込み
HD(1366x768)、非光沢液晶
続いて、HD(1366x768)、非光沢液晶についての特性を紹介します。
こちらの液晶は視野角が狭いです。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、かなり寒色系の画面であることが分かります。
色域は狭いです。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
非光沢液晶ですので、画面への映り込みは少ないです。ギラつきはやや感じますが、それほど酷くはありません。
画面の映り込み
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
サテンゴールド
ここでは、サテンゴールドのボディで確認します。
キーピッチは19x19mm、キーストロークは約1.5mmです。ただし、「@」や「*」など一部のキーピッチは狭くなっています。キートップはやや凹んでいて指のフィット感は悪くないです。底つきの衝撃はそれほどありません。普通に打てるキーボードだと思います。
ただし、個人的に気になるのは「Prt Sc」キーを押すときにFnキーも一緒に押さなくてはならないことです。画面をキャプチャすることが多い人は面倒です。
サテンゴールドの場合、パームレストに付いた指紋などが目立ちにくいです。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
キーの拡大図3
タッチパッドの指の動かしやすさは普通ですが、手が汗ばむと滑りが悪くなる素材です。クリックボタンは普通の力で押せますが、端のほうを押さないと、ダブルクリックがうまく認識されないケースがたまにあります。
タッチパッド
モデナレッド
なお、モデナレッドの外観は次のようになっています。光沢感があり、店頭で映えそうなカラーです。
モデナレッドの場合、サテンゴールドよりも、やや指紋が目立ちます。
キーボード全体図
キーの拡大図1
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUの選び方
本製品は、下図のようなCPUを選択可能です。選び方も記載していますので参考にして下さい。おすすめはCore i5-7200Uです。
CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません
ストレージ
ストレージはSSDまたはHDDを選択可能です。予算に余裕があれば、是非、SSDの搭載をおすすめします。
ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません
本機で計測したベンチマーク
以下、本機でのベンチマークスコアです。
(CPU性能の評価)
Core i7-7500U
Core i5-7200U
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)
Core i7-7500U、インテル HD グラフィックス 620
Core i5-7200U、インテル HDグラフィックス 620
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
Core i7-7500U | Core i5-7200U | |
---|---|---|
x265でエンコード (※1) | 42分27秒 | 44分21秒 |
NVENCでエンコード (※2) | ― | ― |
QSVでエンコード (※3) | 4分45秒 | 5分43秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
(ストレージの評価)
512GB SSD
1TB HDD
(SDカードスロットの評価)
UHS-Ⅰ対応カード