※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
VAIO Tシリーズ(Ultrabook) の実機レビュー
銀座ソニービルへ行って、VAIO T(Ultrabook)を見てきました
6月9日より販売開始予定のVAIO Tシリーズ13と、Tシリーズ11を、銀座ソニービルのソニーストアへ行って確認してきました。簡易的にレビューします。
VAIO Tシリーズ13(13.3型) - パーツの選択の幅が広い
VAIO Tシリーズ13は、
と、ウルトラブックとしては、いたって普通のスペックです。
VAIOシリーズは、かなり尖った製品が多いですが、本機は無難に作ったなという印象を受けます。その代わり、価格は約7万円台からと安価です。
ただし、カスタマイズ性は非常に高いと思います。ウルトラブックはCPUやメモリが固定されている場合が多いですが、本機はかなり選択肢が広くなっています。一例を下記に示します。特にストレージの選択の幅が広い点は嬉しいです。高速大容量を望むなら512GBのSSDを、安価にしたいならHDD+SSD(SRT対応)を選んだりと、用途によって構成を大きく変えられます。
テスト内容 | 時間 |
---|---|
CPU | Core i7-3517U Core i5-3317U Core i5-2467M Core i3-2367M |
メモリ | 8GB(4GB x2) 6GB(4GB+2GB) 4GB(4GB x1) 4GB(2GB x2) 2GB(2GB x2) ※1枚はオンボード |
ストレージ | SSD 約512GB SSD 約256 GB SSD 約128 GB HDD 約500 GB + SSD 約32GB(SRT) HDD 約320 GB + SSD 約32GB(SRT) |
キーボードは標準的な配列です。
キーピッチは約19mmと十分な間隔ですが、キーストロークは約1.2mmと浅いです。実際に打ってみると、すぐに底に当たる感覚です。ただ慣れればなんとかなりそうです。
キーは滑りにくいですがフラットです。
タッチパッドは、クリックボタンと一体型です。独立型と比べるとクリックしづらいです。マウスポインタの動かしやすさは悪くないと思いますが、もう少し本体の左寄りに設置して欲しかったです。
天板です。素材はアルミで、ヘアライン加工が施されています。
液晶を開くと、液晶下部が机にあたり、本体が少し浮くような形になります。これはVAIO Zと一緒です。
天板はVAIO Zほど薄くなく、安心して開ことができます。
側面のポート類は割と充実しています。VGAポートを搭載している点はウルトラブックとしては珍しいです。LAN、HDMIポートも搭載されています。USBは2つしかありません。もう1つ欲しいところでした。
液晶画面は普通です。高解像度でもなく高色域でもありません。やや青白い一般的な画面です。
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果です。今回の展示機は256GBのSSDを搭載していましたが、ディスクのスコアは7.9と非常に高いです。CPUはCore i7-3517Uで、ULV版ではありますがスコアは比較的高いです。
搭載されていたSSDの型番を確認したところ、SanDisk SD5SB2256Gでした。ただし、展示機であるため、実際に出荷されるSSDとは異なる可能性があります。
写真の掲載はNGでしたが、VAIO Tの底面のフタは、ウルトラブックとしては珍しく自分で開けることができます。中を見るとメモリスロットが1つ空いており、自分で増設可能になっています。また、やってはないですが、HDD(またはSSD)や、バッテリも自分で換装できそうです。
※実際に試したわけではないので、交換できなくても責任は負えません。
VAIO Tシリーズ11(11.6型) - コンパクトで持ち運びに便利
VAIO Tシリーズ11は、
と、VAIO Tシリーズ13 と比べて、ボディサイズおよび液晶が小さく、重量も軽くなったUltrabookです。
下の画像は、白いキーボードカバーを装着しています。実際は黒いキーボードです。
キーボード配列は、Tシリーズ13とほぼ一緒です。右側のShiftがやや小さくなり、矢印キーが上がっています。
キーピッチは約18.43 mmはと、Tシリーズ13よりもやや狭くなっていますが、実際に打ってみても気にはなりません。キーストロークは約1.2 mmと浅めです。
ポート類もTシリーズ13と一緒です。
底面画像です。こちらはフタを開けてはみませんでしたが、こちらもHDDやバッテリなど自分で換装出来そうです。ただし未検証ですので責任は負えません。
選択できるパーツや画面解像度は、Tシリーズ11もTシリーズ13もほぼ変わりありません。であれば、私は少しでもコンパクトで軽量なTシリーズ11の方が好きです。ただ、11.6型液晶搭載のボディであれば、1.2kg台にならなかったかなと思います。ソニーの薄型・軽量の技術があればそれも可能であったと思うのですが、やや残念です。その代わり、Tシリーズ11は、約6万円という価格から購入可能です。
![]() |
メーカーサイト:VAIO シリーズ
|