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富士通 ESPRIMO WD1/A3 の実機レビュー

更新日:2017年2月6日

デスクトップ用CPU搭載の手のひらPC

ESPRIMO WD1/A3は、デスクトップ用CPUを搭載した手のひらサイズのパソコンです。

最大でCore i7-6700TのCPU、メモリ16GB、SSDを搭載可能。光学ドライブも搭載し、多くの作業において、十分過ぎる性能です。

一方、Celeron G3900TのようなロースペックなCPUも選択可能で、価格を抑えた構成にすることも可能です。

メーカー直販サイト:
富士通WEBMART(ESPRIMO WD1/A3) icon


目次

ESPRIMO WD1/A3 の基本スペック

ESPRIMO WD1/A3の仕様を掲載します。特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
デスクトップ用の第6世代インテルCPUを選択できます。本機はCore i7-6700Tを搭載です。
マザーボード
インテル H110 Expressチップセットです。
 
グラフィックカード
CPU内蔵です。
 
メモリ
最大16GBまで選択できます。スロットは2つです。本機は16GB(8GBx2)です。
ハードディスク/SSD
HDDまたはSSDを選択可能です。本機は約512GB SSDを搭載しています。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイドライブ(スリムドライブ)を選択可能です。

特徴1 - 手のひらサイズの小ささ

ESPRIMO WD1/A3は、手のひらサイズの非常に小さいパソコンです。

外付けハードディスク程度のサイズですので、狭いデスクスペースでも設置しやすいです。


手のひらサイズのボディ

特徴2 - 小型でもデスクトップPC用CPUを搭載

ESPRIMO WD1/A3のような手のひらサイズのパソコンは、ノートPC用のCPUが搭載されることも多いのですが、本製品は高性能なデスクトップPC用のCPUが搭載されています。

下図は、Core i7-6700Tと、ノート用CPUとのベンチマークスコアの比較です。Core i7-6700Tは非常に高いスコアであることが分かります。ほとんどの作業において十分なスペックです。

ノート用CPUとの比較
  Core i7-6700T
Core i7-7500U Core i5-7200U
Passmark CPU Mark (CPU性能) 9502 5250 4726

 

なお、CPU名の末尾に「T」が付いていますが、これは低電圧版の意味で、低発熱・低消費電力であることを指します。下表に「Tなし」のCore i7-6700および最新世代CPUのCore i7-7700と比較したものを掲載します。性能面ではCore i7-6700やCore i7-7700のほうがやや良いですが、TDP(最大放熱量)ではCore i7-6700Tのほうが小さいことが分かります。

Core i7-6700Tとの比較
  Core i7-6700T
Core i7-6700 Core i7-7700
コア数/スレッド数 4/8 4/8 4/8
動作周波数 2.8GHz 3.4GHz 3.6GHz
ターボブースト時の周波数 3.6GHz 4.0GHz 4.2GHz
TDP 35W 65W 65W
Passmark CPU Mark (CPU性能) 9502 10032 10963

特徴3 - 小型でも光学ドライブ搭載

小型のPCは光学ドライブを搭載していない製品が多いですが、ESPRIMO WD1/A3は、DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブを選択することが可能です。

ノートPCで使われるスリムタイプの光学ドライブであるため、5.25インチの光学ドライブよりも、書込み速度がやや遅いですが、頻繁に大量にDVDやブルーレイへデータを書き込む方でなければ、問題ないと思います。


光学ドライブも搭載

パフォーマンスのチェック

本製品は、いくつかの種類の中からパーツを選択できるため、構成によってパフォーマンス(処理性能)は変わります。以下に各パーツの選び方を簡単に記載します。

CPUの選び方

2017年2月5日現在、選択できる代表的なCPUは下図の通りです。筆者の独自判断ではありますが、図中に選び方の目安を記載しているので、参考にして下さい。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

メモリの選び方

メモリ容量は用途に合わせて選びます。よく分からなかったら8GBにしておくと良いでしょう。

ストレージの選び方

ストレージは、HDD、SSDを選択可能です。PCIe-NVMe M.2 SSDは選択できませんが、SSDでも十分高速です。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのパーツは、本製品では選択できません

ESPRIMO WD1/A3で計測したベンチマーク

以下、Core i7-6700T、メモリ 16GB、512GB SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-6700T
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i7-6700T、インテル HDグラフィックス 530
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-6700T
x265でエンコード (※1) 22分38秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 3分22秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

512GB SSD
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)
SDカードスロットなし

 

 

 

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