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the比較 > 液晶ディスプレイの比較 > iiyama ProLite XU2390HS(XU2390HS-B1)

iiyama ProLite XU2390HS(XU2390HS-B1)の実機レビュー

更新日:2014年2月12日

ベゼルフリーのフラットデザインIPS液晶

iiyama ProLite XU2390HSは、ベゼル枠のないフラットでスタイリッシュなデザインが特徴的な、23型のフルHD液晶ディスプレイです。

パネルには発色と視野角の良いAH-IPSパネルを採用し、残像を抑えるオーバードライブ機能や、コントラスト比を向上させるACR機能など、ゲームや動画視聴、日々の作業において必要な機能は備わっています。

消費電力も低く、筐体自体もスリムでとても軽量です。価格も2万円台で購入できるのため、コストパフォーマンスも非常に高い製品です。

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※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。

スペックを見る限りでは、iiyama製品従来のIPSパネルを採用した、一般的なフルHD液晶ディスプレイです。最大5msのオーバードライブ機能や、コントラスト比を向上させるACR機能を搭載しており、消費電力も標準で24Wとかなり低いです。重量も4.0kgと非常に軽く、とても扱いやすい製品となっています。

また本機にはベゼル枠がないため、マルチモニター環境にしたときに見た目が良いです。また、VESAマウント規格にも対応しており、モニターアームを使ったマルチディスプレイ環境にも適していると思います。23型以外にも、ユーザーのニーズに合わせた21.5型と27型、昇降スタンドモデルなども用意されています。

基本スペック
製品名 iiyama ProLite XU2390HS
サイズ 23型ワイド
解像度 1920×1080
表面処理 非光沢
パネル方式 AH-IPS
バックライト ホワイトLED
応答速度 5ms
コントラスト比 1,000:1(標準)
5,000,000:1(ACR機能時)
入力端子 DVI-D×1
D-sub×1
HDMI×1
スピーカー 2W×2
VESAマウント規格 100×100 mm 対応
位置調節 チルト機能(上20°下4°)
消費電力 標準 24W
パワーマネジメントモード時 最大0.5W
輝度 標準:250 cd/m²
重量 4.0kg(スピーカー、スタンド含む)
付属ケーブル D-SUBミニ15ピンケーブル
DVI-Dケーブル
HDMIケーブル
オーディオケーブル
電源コード

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的で、色再現性は高いと思います。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは、23型液晶ディスプレイとして標準的です。


ガモット図(a*b*平面)
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。ノングレアの処理面はやや凹凸がありますが、実際に画面を確認してみると、それほどギラつきは感じません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

本機はAH-IPSパネルを採用しているので、下の写真のように視野角はとても広いです。どの角度から見ても色合いにほとんど変化はなく、とても綺麗に表示されています、


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感、動画のチェック

応答速度は速い


応答速度は実測でおよそ4ms

残像感を「液晶応答速度&低解像度チェック」というソフトを使って計測しました。本機には応答速度を改善する5段階のオーバードライブ機能を搭載しており、メーカー発表値で最大5msまで改善させることができます。

実際に筆者が計測したところ、オーバードライブ機能オフで応答速度はおよそ5ms、オーバードライブ機能最大時ではおよそ4msとなりました。ただし、あくまで目視での計測であるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

動画の視聴も綺麗


実際にブルーレイディスクを再生して動画を視聴

実際にブルーレイディスクを再生して、映像を視聴してみました。本機は発色の良いIPSパネルを採用しているので、動画の視聴において綺麗に表示してくれます。またベゼル枠のないフラットデザインなので、ベゼル部分が気にならず、より一層映像に集中することができます。

さらに本機にはゲームや動画の再生時にシーン応じて輝度を変え、コントラスト比を最大500万:1まで向上させるACR機能が搭載されているので、鮮明で引き締まった映像を楽しむことができます。

ゲームの快適度をチェック

FPSをプレイ


PC版「バトルフィールド 4」をプレイ

実際に本機でFPSゲームであるPC版の「バトルフィールド 4」をプレイしてみました。ゲームの場合でも色合いがはっきりしており、映像がとても見やすい印象を受けます。また暗いシーンでも、見やすいとまではいきませんが、コントラストの調整は必要なく、標準のままでもプレイできました。

残像はオーバードライブ機能により、ほとんど気にならず、快適にプレイできます。

格闘ゲームをプレイ


「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ

次に格闘ゲームである「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ。PS3版、XBOX版、PC版と、3機種でプレイしてみましたが、動作にもっさり感はなく、プレイに支障が出るような入力遅延はほとんど感じられませんでした。格闘ゲームは普段からプレイしているので、遅延には敏感な方ですが、個人的にはとても快適にプレイできました。

オーバードライブ機能は最大だとステージや背景によっては、映像が見づらくなることもあるので、格闘ゲームをプレイする際には+1またはオフに設定した方がいいでしょう。

OSDメニュー及び操作性のチェック


本機のOSD操作ボタン

本機のOSD操作ボタンは右の写真のように、少し奥に配置されており、最初は戸惑いますが、慣れれば問題ありません。ボタンは押しやすいですが、ボタンを押すときに液晶がガクガク揺れてしまいます。スタンド部分が弱いのか、揺れやすくなっているのが少し残念です。

OSDメニューは下の写真の様に、文字が少し小さく感じますが、見やすい方だとは思います。このOSDメニューからは、輝度、コントラスト、色温度、RGBの調整や、オーバードライブの切り替え、ACR機能のオン/オフができます。

iiyama製品従来のi-Style Color(プリセットモード)も用意されており、標準、テキスト、インターネット、ゲーム、ムービー、スポーツと、5種類から表示する映像に応じて、最適なモードを選択することができます。


本機のOSDメニュー


そのほかのOSDメニュー

消費電力のチェック

消費電力はかなり低い


実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約13.5W、輝度中間時で約16.8W、輝度最大時では約22.4Wという結果でした。また、120cd/m²での消費電力は17.2Wとなっています。

本機の特徴のひとつでもありますが、消費電力が全体的にかなり低い製品となっています。

ワンボタンでECOモードの切り替えが可能


3段階のECOモードを搭載

iiyamaの製品には省エネ・節電機能としてワンボタンで切り替えができるECOモードが搭載されています。本機のECOモードは3段階用意されており、通常(おそらく輝度最大時)よりも輝度を下げ、消費電力をさらに削減してくれます。


外観のチェック

外観や使用感のチェックです。

iiyama製品と言えば、シンプルで無難なデザインが多かったのですが、本機では見栄えの美しいベゼルフリーデザインを採用しています。また背面や台座表面にはヘアライン加工が施されており、スタイリッシュでとても高級感のあるデザインとなっています。筐体自体も非常に軽量&スリムなので、とても扱いやすい製品だと思います。

ひと通り使用してみて残念だったのが、スタンドの弱さでしょうか。前述したように、OSDボタンを操作するだけで、液晶がガクガク揺れてしまいます。本機を置くデスクによってはキーボードを叩くだけで揺れてしまうかもしれません。揺れが気になるという方は、昇降スタンドモデルか、モニターアームを使用することをオススメします。


全体の写真です


斜めからの写真です


ベゼル枠はフラットになっており、幅は12mm、非表示部分は実測で約8mmとなっています。


正面の写真です


背面の写真です


背面ロゴ部分の写真です。
ヘアライン調になっています。


側面の写真です。
チルト角度は上20°下4°となっています。


液晶下部は光沢、その下はヘアライン調になっています。


台座の写真です。


台座表面もヘアライン調となっています。


入力部分の写真です


同梱されているケーブル類です。
詳しいケーブル類は、冒頭部分の基本スペック表をご覧ください。

まとめ

以上がiiyama ProLite XU2390HSのレビューです。

本機はベゼルフリーを採用したスタイリッシュなデザインと、発色と視野角の良いAH-IPSパネルを搭載し、軽量かつ低消費電力な液晶ディスプレイです。残像を抑えるオーバードライブ機能やコントラスト比を向上させるACR機能など、ゲームや動画、日々の作業にも必要な機能を兼ね備えています。スタンドの弱さは少し残念なものの、非常にコストパフォーマンスの高い製品と言えるでしょう。

特に「安価でデザインの良いIPS液晶が欲しい!」という方、液晶の買い替えを考えている方にもオススメしたい製品です。またベゼル枠のないスリムな筐体と、低消費電力の本機は、2台以上のマルチディスプレイ表示にも最適な製品だと思います。

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