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iiyama ProLite X2380HS-W2(X2380HS-W2)の実機レビュー

更新日:2013年6月6日

安価で高性能な全面ホワイトカラー

iiyama ProLite X2380HS-W2は、清潔感のある全面ホワイトカラーに包まれた、特定販売店限定モデルの23型フルHD液晶ディスプレイです。

パネルには鮮明な色を表示させる非光沢IPSパネルを採用し、残像を抑えるオーバードライブ機能や、コントラスト比を高めるACR機能を搭載。また低遅延なのでゲームも快適です。

消費電力も低く、筐体自体も軽量です。価格も2万円台と安価なモデルなので、性能に対して非常にコストパフォーマンスの高い製品です。

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※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。本機は特定販売店限定モデルになります。スペックを見た限りでは、IPSパネルを搭載した一般的なフルHD液晶ディスプレイです。特徴としては、全面ホワイト一色の清潔感のある筐体、最大5msのオーバードライブ機能、コントラスト比を向上させるACR機能を搭載し、標準で26Wという低消費電力、重量4.0kgの軽量さです。

基本スペック
製品名 iiyama ProLite X2380HS-W2
サイズ 23型ワイド
解像度 1920×1080
表面処理 非光沢
パネル方式 IPS
バックライト ホワイトLED
応答速度 5ms(OD最大時 GtoG)
コントラスト比 1,000:1(標準)
5,000,000:1(ACR機能時)
入力端子 DVI-D×1
D-sub×1
HDMI×1
スピーカー 2W×2
位置調節 チルト機能
上方向21°、下方向4°
消費電力 標準 26W(最大 45W)
パワーマネジメントモード時 最大0.5W
輝度 250cd/m2
重量 4.0kg(スピーカー、スタンド含む)
付属ケーブル D-SUBミニ15ピンケーブル(1.8m)
DVI-Dケーブル(1.8m)
HDMIケーブル(1.5m)
オーディオケーブル(1.8m)
電源コード(1.8m)

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的です。色再現性は良いと思います。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは標準的です。


ガモット図
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。シンプルな画素形状で、ノングレア処理面も滑らかです。ギラつきもあまり感じません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

本機はIPSパネルを採用しているので、視野角は良いです。


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感、動画のチェック

残像感のチェック


応答速度は実測で5ms

残像感のチェックでは「液晶応答速度&低解像度チェック」というソフトを使って計測しました。本機には応答速度を改善する5段階のオーバードライブ機能を搭載しており、メーカー発表値で最大5msまで改善させることができます。

実際に私が計測した結果では、オーバードライブ機能オフで応答速度は約6ms。オーバードライブ機能最大時では応答速度は5msとなりました。

応答速度が遅くなってしまうIPSパネルで、5msもあれば実用範囲内なので十分だと思います。

ただし、あくまで目視での計測であるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

最大500万:1のハイコントラストを実現するACR機能


「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を視聴

本機にはゲームや動画の再生時に「明るい場面」と「暗い場面」に応じて輝度を変え、通常1,000:1のコントラスト比を最大500万:1まで向上させるACR機能が搭載されています。

実際にブルーレイディスクを再生して、本機で視聴してみたところ、色彩表示の綺麗なIPSパネルと、コントラスト比を向上させるACR機能により、鮮明で引き締まった映像を楽しむことができました。

ACR機能による輝度の変化は、ほとんど気付かない程度なので、違和感も全くありません。またオーバードライブ機能と併用することができるので、残像もほとんど気になりません。

ゲームの快適度をチェック

FPSをプレイ


PC版「バイオショック インフィニット」をプレイ

実際に本機でFPSゲーム、PC版の「バイオショック インフィニット」をプレイしてみました。映像は鮮明でとても綺麗です。

残像感はオーバードライブオフでもあまり気になりませんでしたが、最大にしても映像の乱れ等の弊害はないので、常に最大でも問題ないでしょう。

FPSなどのゲームをする場合、ACR機能は明る過ぎたり、暗すぎたりして逆に見えづらくなるので、あまりオススメはできません。

格闘ゲームをプレイ


PC版「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ

次に格闘ゲーム「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ。PS3版、XBOX版、PC版と3機種でプレイしてみましたが、入力遅延はほとんど感じられず、とても快適にプレイできました。

本機には入力遅延を抑えるスルーモードの様な機能は搭載されていませんが、そんなものは必要ないと言うほど遅延は気になりません。

残像は少し気になりましたが、オーバドライブ機能を最大にすることで改善されました。安価で遅延の少ないモニタが欲しいという方にはオススメです。

OSDメニュー及び操作性のチェック


本機のOSD操作

本機のOSDボタンは液晶下部に配置されています。操作はしやすいですが、本体自体が軽量なため、多少は揺れてしまいます。

OSDメニューは下記の写真の様に、小さくてちょっと見づらいです。メニュー位置は縦横自由に調整できます。このOSDメニューからは、輝度、コントラスト、ガンマ値、色温度、RGBの調整や、オーバードライブの切り替え、ACR機能のオン/オフができます。

また入力信号の切り替え、音量の調整は、OSDメニューを開かずとも、ワンボタンで直接調整が可能となってます。

iiyama製品従来のi-Style Color(プリセットモード)も用意されており、標準→テキスト→インターネット→ゲーム→スポーツと、5種類から表示する映像に応じて、最適なモードを選択することができます。


本機のOSDメニュー。



OSDメニュー一覧

消費電力のチェック

消費電力はかなり低い


輝度最小時           輝度最大時 

実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約14.0W、輝度最大時で約24.6Wと、全体的に消費電力はかなり低い製品となってます。

輝度設定「33」の辺りが120cd/m2となっており、このときの消費電力は約18Wでした。

ワンボタンでECOモードの切り替えが可能


ECOモード搭載

iiyamaの製品にはワンボタンで切り替えができるECOモードが搭載されています。本機のECOモードは3段階用意されており、それぞれ下記の表のように、通常(おそらく輝度最大時)の消費電力よりも輝度を下げ、最大で約35%削減してくれます。


  消費電力削減率 年間消費電力量 削減率
通常モード 26W 43.1 kWh
Ecoモード 1 通常より約 10%削減 41.6 kWh 3.5%
Ecoモード 2 通常より約 20%削減 40.7 kWh 5.6%
Ecoモード 3 通常より約 35%削減 39.2 kWh 9.0%
※メーカーホームページより抜粋

外観のチェック

外観のチェックです。

本製品の筐体は最近では珍しい全面ホワイトカラーとなっており、これからの夏にはふさわしい、シンプルで清涼感のあるデザインとなってます。白い筐体となると、どうしても安っぽさが漂ってしまいがちですが、本製品の白は本当に真っ白なので、あまり安っぽさは感じられません。黒い筐体と違ってホコリや指紋が目立たないという利点もあります。


全体の写真


正面の写真


背面の写真


側面の写真
チルト角度は上方向21度、下方向4度


背面には凸凹とした網目状の模様があり、ディスプレイアーム用のマウントがあります。


背面のロゴ部分とスピーカーの写真


スタンド背面にはケーブルをまとめるホルダーがあります。


液晶下部の写真


入力部分の写真です。


液晶下部には青く光るLEDランプがあります。


台座、スタンドネック、ケーブルホルダーの写真です。


同梱されているケーブルは、HDMI以外色が白いです。

まとめ

以上がiiyama ProLite X2380HS-W2です。

スペック的には非光沢のIPSパネルを採用した、スタンダードな23型フルHD液晶ディスプレイですが、残像を抑えるオーバードライブ機能やコントラスト比を向上させるACR機能、低遅延でゲームをプレイするにも快適などと、高性能で非常に使い勝手の良い液晶ディスプレイです。価格も2万円代と安価なので、コストパフォーマンス面ではとても優れていると思います。

また全面ホワイトカラーという筐体デザインは、純粋に真っ白なのであまり安っぽさは感じられず、清潔感があってとても綺麗です。ホコリや指紋も目立ちません。

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