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iiyama ProLite XB2483HSU(PLXB2483HSU)の実機レビュー

更新日:2013年10月6日

AMVA+パネルで引き締まった黒を表現

iiyama ProLite XB2483HSUは、AMVA+パネルを採用した24型のフルHD液晶ディスプレイで、コントラストが高く、引き締まった黒や色ムラの少ない表示が特徴です。

そのほか最大4msという高速応答速度を実現する3段階のオーバードライブ機能や、昇降、スウィーベル、ピボットが可能なスタンド(iiyamaではパーフェクトスタンドと呼んでいる)も搭載しています。筐体自体も5kgと軽量で、消費電力も低く、デザインも優れた製品です。

 

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※レビュー機はメーカーからの貸出機です

基本スペックのチェック

基本スペックのチェックです。本機は液晶にAMVA+パネルを採用しています。そのためコントラスト比が高く、色の再現性が高いのが特徴となっています。また応答速度はオーバードライブ最大時で4msと、VAパネルとは思えない速さです。消費電力も従来のVAパネルと比べると、標準で27Wとかなり低めです。スタンドには昇降機能やスウィーベル機能、チルト、ピボットと自由な調整が可能なパーフェクトスタンドを採用。その割に重量は5.0kgと比較的軽量です。インターフェースにはにはDVI-DやD-sub、HDMI端子のほか、2ポートのUSBハブを搭載しています。

基本スペック
製品名 iiyama ProLite XB2483HSU
サイズ 24型ワイド
解像度 1920×1080
表面処理 非光沢
パネル方式 AMVA+
バックライト ホワイトLED
応答速度 標準 12ms(GtoG)
オーバードライブ最大時 4ms
コントラスト比 3,000:1(標準)
5,000,000:1(ACR機能時)
入力端子 DVI-D×1
D-sub×1
HDMI×1
USBハブ 2ポート
スピーカー 2W×2
位置調節 昇降機能(最大130mm)
スウィーベル機能(最大90度)
チルト機能(最大27度)
ピボット機能
消費電力 標準 27W(最大 55W)
パワーマネジメントモード時 最大0.5W
輝度 250cd/m2
重量 5.0kg(スピーカー、スタンド含む)
付属ケーブル D-SUBミニ15ピンケーブル(1.5m)
DVI-Dケーブル(1.5m)
HDMIケーブル(1.5m)
オーディオケーブル(1.5m)
電源コード(1.8m)
USBケーブル(1.5m)

iiyama ProLite XB2483HSUの主な特徴

AMVA+方式パネルによる引き締まった黒と高い色の再現性


色の再現性の高いAMVA+パネルを採用

iiyama ProLite XB2483HSUは液晶パネルに最新のVAパネルである「AMVA+」を採用しており、美しく引き締まった黒を映し出してくれます。色ムラも少ないので、高い色の再現性が可能となっています。

そのためコントラスト比は標準でも3,000:1と高く、ACR機能時だと最大5,000,000:1の高コントラスト比を実現しています。また従来のVAパネルに比べて視野角が広く、消費電力が低いという利点も兼ね備えています。

下の写真の様に、実際に本機で黒を中心とした写真を表示してみたところ、IPSやVAパネルとは違い、グレーっぽさのないしっかりとした黒を表示してくれています。また64色のカラーバーを表示して色ムラのチェックを行ったところ、特に気になる色ムラは見当たらず、とても綺麗に表示されていました。


黒を中心とした写真を表示

画質のチェック

ガンマ補正曲線のチェック

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ直線的でずれがなく、色再現性は高いです。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

色域のチェック

色域の広さは標準的です。


ガモット図(a*b*平面)
左図はsRGBとの比較で、右図はadobe RGBとの比較
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

画素のチェック

画面をマイクロスコープで拡大した図です。左図がAMVA+パネルの画素です。視野角が改善されるように画素が配列されています。右図がノングレアの処理面です。凹凸が少なく滑らかで、ギラつきも感じません。


画素の拡大図 ※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

視野角のチェック

本機はAMVA+パネルを採用しているので、従来のVAパネルと比べると視野角は広いですが、IPSパネルほどではないです。


正面から見た場合

上下から見た場合

横から見た場合

残像感、動画のチェック

残像感のチェック


応答速度は実測でおよそ5ms~6ms

「液晶応答速度&低解像度チェック」という目視で応答速度を計測するソフトを使いました。本機には応答速度を改善する3段階のオーバードライブ機能を搭載しており、メーカー発表値で最大4msまで改善させることができます。

実際に私が計測した結果では、オーバードライブ機能オフで応答速度は約12ms。オーバードライブ機能最大時では応答速度はおよそ5ms~6msとなりました。

メーカー発表値よりも遅い結果になりましたが、それでもかなり速いです。応答速度が遅いVAパネルの弱点を見事に克服しています。ただし、あくまで目視での計測であるため、結果に個人差が出る点はご了承ください。

コントラストの高いAMVA+パネルにより美しい映像を表示


「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を視聴

AMVA+パネルを採用した本機は色ムラの少ない、引き締まった黒を表示してくれるので、動画の視聴でもメリハリのある鮮明な映像を楽しめます。

また本機にはゲームや動画の再生時に「明るい場面」と「暗い場面」に応じて輝度を変え、通常5,000:1のコントラスト比を最大500万:1まで向上させるACR機能が搭載されています。この機能を併用することにより、さらに鮮明な映像を楽しむことができます。

実際にブルーレイディスクを再生してみたところ、映像の暗い部分と明るい部分のでメリハリがあり、 とても鮮明で奥行きのある映像を楽しむことができました。

ACR機能による輝度の変化は、ほとんど気付かない程度なので、違和感も全くありません。またオーバードライブ機能と併用することができるので、残像もほとんど気になりません。

ゲームの快適度をチェック

FPSをプレイ


PC版「ファークライ3」をプレイ

実際に本機でFPSゲーム、PC版の「ファークライ3」をプレイしてみました。 ゲームにおいても映像にはメリハリがあり、とても綺麗です。特に暗い場所だと、IPSパネルと比べると本機の方が断然見やすいです。

ACR機能の使用はゲームの場合、見やすくなることもありますが、光源が素早く切り替わるFPSなどではシーンによって見づらくなることもあるのであまりオススメはできません。

オーバドライブオフだと残像が強くてプレイするにはさすがに厳しいところ。オーバードライブは最大にしても映像の乱れや焼きつき等はないので、常に最大でも問題ないでしょう。

格闘ゲームをプレイ


PC版「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ

次に格闘ゲーム「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ。本機はゲーム向けの液晶ではないので、表示遅延を抑えるスルーモードの様な機能は搭載されていません。

試しにHDMI接続にてPS3版、XBOX版、PC版と3機種でプレイしてみたところ、体感ではありますが、表示遅延は少し感じます。慣れれば問題ない程度の遅延ですが、格闘ゲームを快適にプレイするのは難しいと思います。

残像感はFPSと同様、オーバードライブオフだと目立つので、常に最大でプレイすることをオススメします。

OSDメニュー及び操作性のチェック


本機のOSD操作

本機のOSDボタンは液晶下部に配置されています。操作はしやすいですが、ボタンを押し上げた反動により、液晶が少し上にズレてしまうのはちょっと難点。

OSDメニューは下記の写真の様に小さめです。配色も青と白だけなので少し見づらいです。このOSDメニューからは、輝度、コントラスト、色温度、RGBの調整や、オーバードライブの切り替え、ACR機能のオン/オフができます。

iiyama製品従来のi-Style Color(プリセットモード)も用意されており、スタンダード、テキスト、映画、ゲーム、風景の5種類から、表示する映像に応じて、最適なモードを選択することができます。


本機のOSDメニュー

消費電力のチェック

消費電力は低い


輝度最小時           輝度最大時 

120cd/m2 時

実際にワットチェッカーで輝度ごとに消費電力を計測してみました。本機の輝度は0~100まで一段階ずつ細かな調整が可能です。

測定結果は右の写真の通り、輝度最小時では約12.2W、輝度最大時で約27.6Wと、さすがはAMVA+パネルとあって、従来のVAパネルの製品と比べると、全体的に消費電力は低くなっています。

また輝度設定を47辺りにすると、約120cd/m2となり、この時の消費電力は19.3Wとなっています。

ワンボタンでECOモードの切り替えが可能


ECOモード搭載

iiyamaの製品にはワンボタンで切り替えができるECOモードが搭載されています。このECOモードをオンにすることにより、通常(おそらく輝度最大時)の消費電力よりも輝度を下げ、下記の表のように最大で約46.7%も削減してくれます。


  消費電力削減率 年間消費電力量 削減率
通常モード 27W 45.8 kWh
Ecoモード オン 通常より約 46.7%削減 40.6 kWh 11.4%
※メーカーホームページより抜粋

外観のチェック

外観のチェックです。

本製品の筐体には光沢部分は一切なく、全体的に指紋の付きにくいマットな材質です。デザインは黒を基調としており、シンプルに見えますが、緩やかな曲線を描くスタンドや、液晶下部のさりげない木目調など、美しくかつスタイリッシュで、高級感漂うデザインとなっています。個人的にはとても好きなデザインです。

またスタンドや台座部分もしっかりした作りになっており、その割に重量は5kgと軽量なので持ち上げやすく、扱いやすいです。パーフェクトスタンド機構を触ったところ、昇降機能で下げる時がとても固く感じますが、それ意外は程よい固さです。


全体の写真


正面の写真


背面の写真


スタンド上部の写真


ピボット時の写真


側面の写真
高さ調節 最大130mm、チルト調整 最大27度


スウィーベル調整 左右45度
スタンドが回る仕組みになっています。


液晶下部は木目調になっています。


OSDボタン部の写真


スタンドの写真


台座の写真


入力部分の写真


同梱されているケーブル類


台座はネジ3点止め

まとめ

以上がiiyama ProLite XB2483HSUのレビューです。

本機は引き締まった黒や色ムラの少ないAMVA+パネルを採用した、24型のフルHD液晶ディスプレイです。その色の再現性の高いAMVA+パネルは、ギラツキも少なく、長時間液晶を見つめていても疲れにくいです。また自由な調整が可能なパーフェクトスタンド機能、残像を抑えるオーバードライブ機能、2ポートのUSBハブなど、機能性も十分と言えるほど備わっています。また機能の割に軽量で低消費電力というのも本機の特徴です。外観のデザインもシンプルかつスタイリッシュで、どのデスクに置いても映えること間違いなしでしょう。

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