HP ENVY 120 の実機レビュー

高いデザイン性
本体が非常に薄く、排紙トレイや給紙トレイも隠されており、非常にデザイン性の高い複合機プリンターです。
スキャナ台はシースルーになっており、スキャン面を確認しながらスキャン・コピーすることが可能です。
印刷すると、排紙トレイが自動でオープンし、印刷用紙を取り出すと自動でトレイがクローズします。また用紙を取り換えたいときは、ボタンを押すと給紙トレイが自動で出てきて便利です。
HP社はスマートフォンからの印刷にいち早く対応したメーカーであり、全世界で使用されていることから、アプリが安定して使えるようなイメージがあり、安心感があります。
文書印刷が綺麗で、プリント速度も速いです。主な用途が文書印刷ならおすすめです。
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
特徴1 - デザインが良い
HP ENVY 120は、本体の高さが低く、トレイ類が隠されており、すっきりした見た目で、デザインが良いです。また、スキャン面を上にして確認しながらスキャンできる「シースルースキャン」採用しており、この機能もデザイン性も高めています。2013 SUMMER デジタルカメラグランプリ プリンタースタンダードクラスにおいて金賞を受賞しています。
高さは実測で約10.7cm、給・排紙トレイも見えず凹凸が少ない
スキャン面を確認できるシースルースキャン
特徴2 - 大画面タッチパネル
HP ENVY 120は、4.33インチの大画面タッチパネルを搭載しています。また操作方法もスマートフォンと似ており、馴染みやすいインターフェースです。
トップ画面
「コピー」を押したときの画面
「設定」を押したときの画面
特徴3 - 自動で開く排紙トレイと給紙トレイ
HP ENVY 120は、普段は排紙トレイが隠れているため、印刷すると自動で排紙トレイがオープンします。また印刷用紙を取ると自動で排紙トレイがクローズします。詳しくは下記の動画をご覧ください。
また、ボタンを押すと、給紙トレイ(用紙をセットしておくトレイ)が自動で出てきます。こちらも動画をご覧ください。
特徴4 - 自動両面印刷
HP ENVY 120は自動両面印刷にも対応しています。
自動両面印刷が可能
特徴5 - あらゆるデバイスから印刷可能
HP社は、他社よりも早くスマートフォンからの印刷に対応したメーカーです。他社よりもUIがシンプルで分かりやすいと思います。
スマートフォンから印刷
スマートフォンから印刷するには幾つか方法がありますが、その1つが印刷したいファイルをメールに添付し専用アドレスへ送信する方法です。専用アドレス「****@hpeprint.com」の****の部分は機器毎に割り当てられます。任意の文字列に変更することも可能です。
私の知る限り、この機能は、2010年にHP社が最初に実装しています。
専用メールアドレスへ、印刷したいファイルを添付しメール送信するだけで印刷可能
AndroidアプリまたはiPhoneアプリをダウンロードして印刷することも可能です。
Androidアプリ「HP ePrint」でも印刷可能
「写真」、「Web」、「ファイル」の印刷が可能
iPhoneアプリ「HP ePrint」でも印刷可能
「写真」、「Web」、「ファイル」の他、クラウドサービス(Dropboxなど)上のファイルも印刷可能
スマートフォンからスキャン
HP ENVY 120でスキャンし、スマートフォンへデータ保存することも可能です。こちらもAndroidアプリと、iPhoneアプリに対応しています。
Androidアプリ「HP Printer Control」からスキャン可能
「ファイル」からの印刷や、「キャプチャ(カメラで撮影)」後の印刷も可能
iPhoneアプリ「HP Printer Control」からスキャン可能
「ドキュメントおよび写真」からの印刷や、「コピー」、「キャプチャ(カメラで撮影)」後の印刷も可能
![]() ![]() |
![]() |