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マウスコンピューター MDV ADVANCEの実機レビュー(3)

更新日:2011年7月24日
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  目次  

静音性のチェック

MDV ADVANCEの静音性をチェックしました。

テストは下記の3つの状態のときに、騒音計で騒音値を測定しました。

(1)アイドル時
(2)バイオハザード5ベンチマーク実行時(解像度:1280x720、テストB)
(3)TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720でエンコード)

テストの結果は、他のPCと比べてやや動作音がうるさいです。このようなハイスペックマシンは動作音が高くなりがちです。

計測した騒音値は次の図の通りです。尚、無反響室で測定したわけではないので、騒音値は正確な値ではありません。値は参考程度にしてください。


騒音計で測定した騒音値。

パーツの温度のチェック

CPUとグラフィックカードの温度を計測し、きちんとパーツが冷却できているかをチェックしました。あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

テストは下記の3つの状態のときに、HWMonitorのソフトで温度を測定しました。

(1)アイドル時
(2)バイオハザード5ベンチマーク実行時(解像度:1280x720、テストB)
(3)TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720でエンコード)

テストの結果は、(2)の実行時はGPUが70度以上になり、(3)の実行時はCPUが約70度になりましたが、他のPCもこのくらいの温度上昇はあります。標準的でしょう。


MDV ADVANCEの内部温度。各状態においてHWMonitorで測定

消費電力のチェック

Core i7-2600K、GeForce GTX560Ti搭載のMDV ADVANCEの消費電力をチェックしました。

テストの結果は、高性能なCPU、GPUを搭載しているだけあって、消費電力は高いです。


MDV ADVANCEの消費電力。各状態においてワットチェッカーで測定

MDV ADVANCEの外観をチェック

本機の外観です。非常にシンプルなケースです。フロント面は光沢ですが、それ以外の側面などはつや消しです。


フロントには、USB2.0とオーディオ端子があります。

 

背面です(下図)。USB3.0ポートを搭載しています。Z68チップセットはCPU内蔵のGPUを使えるため、オンボードの映像出力があれば、そこの液晶ディスプレイを接続できます。しかし、本機にはオンボードの映像出力がありません。そのため、グラフィックボードを必ず搭載しなくてはなりません。Core i7-2600Kの内蔵GPUはインテル HD グラフィックス 3000と、わりと性能が良いので、この内蔵GPUで事足りる人も多かったはずです。オンボードの映像出力がないのは残念でした。

ケースの内部とエアフローのチェック

MDV ADVANCEのケース内部の紹介します。

排気ファンでエアフローを作る標準的な構造です。VGAサポートバーを搭載しており、重いグラボを搭載しても安定設置できます。

 

フロント及びサイドから給気し、背面から排気します。

 

斜めから見たケース内部の図です(下図)。

 

反対側の斜めから見た内部の画像です(下図)。

 

マザーボードの画像です。MSI製のMS-7681です。PCI及びPCI Expressスロットは下図のようにたくさんあります。

 

ハードディスクはマウンタ式になっており、簡単に着脱可能です。しかし、購入時に搭載されるHDD及びSSDはネジで固定されています。左側のネジは簡単に取れますが、右側のネジを取るときは、フロントパネルを外さなければなりません。

 

右側のネジの取り外し方は下図の通りです。フロントパネルが外しにくいので頑張ってください。

OSの再インストール(リカバリ)方法

HPやデルなどの他社のデスクトップPCは、大抵ハードディスクの中にリカバリ領域を設けており、そこから工場出荷状態へ復元することが可能です。しかし、MDV ADVANCEはリカバリ領域がありません。工場出荷時へ戻すには添付のディスクからOSを再インストールし、サプリメントディスクからドライバをインストールする必要があります。

サプリメントディスクの作り方は、デスクトップ上にある下記のアイコンをクリックしてウィザードに従って作成します。尚、万が一のディスク故障のために、購入後すぐにサプリメントディスクは作成しておきましょう。

シリーズ/パーツの選び方

ここでは、2011/7/23現在選択できるパーツの選び方を考察します。尚、選択できるパーツが時期によって変わる点はご了承ください。

シリーズ

MDV ADVANCE には、2011年7月23日現在、チップセットによって、次の3つのシリーズに分けられます。

Gシリーズ(X58)は、6コア12スレッドのCore i7-900番台や、トリプルチャネルのメモリを搭載可能です。ただし一世代前のチップセットであるため、SATA 6G/sやインテル・スマート・レスポンス・テクノロジー(Intel SRT)などに対応していません。

Sシリーズ(Z68)は、2011年5月に発表された新しいチップセットで、SATA 6G/sやIntel SRTに対応しているのが特徴です。内蔵GPUを使うことも可能ですが、本機に搭載のマザーボードは映像出力がないので、内蔵GPUは使えません。

Sシリーズ(P67)は、Intel SRTや内蔵GPUには対応していないものの、オーバークロックやマルチGPUに対応したチップセットとなっています。Intel SRTに興味が無いなら、通常はこちらで十分です。

2011/7/23時点のシリーズ
シリーズ名 Gシリーズ(X58) Sシリーズ(Z68) Sシリーズ(P67)
オーバークロック
マルチGPU
CPU Core i7-900シリーズ 第2世代インテルCPU
メモリ トリプルチャネル デュアルチャネル
SATA 6G/s ×
Intel SRT × ×
内蔵GPU × ×

CPU

2011/7/23時点で選択できるCPUは、下記の表の通りです。

売れ筋は、Core i7-2600、またはCore i7-2600Kです。オーバークロックしないならCore i7-2600でいいです。尚、内蔵GPUの種類も記載しましたが、くどいようですが、MDV ADVANCEは内蔵GPUを使えません。

2011/7/23時点で選択可能なCPU
シリーズ名 Gシリーズ(X58) Sシリーズ(Z68)/Sシリーズ(P67)
CPU Core i7-
990X
Core i7-
980
Core i7-
960
Core i7-
2600K
Core i7-
2600
Core i5- 2500
(P67のみ選択可)
コア数 6 6 4 4 4 4
スレッド数 12 12 8 8 8 4
動作周波数 3.46GHz 3.33GHz 3.2GHz 3.4GHz 3.4GHz 3.3GHz
Turbo Boost時周波数 3.73GHz 3.6GHz 3.46GHz 3.8GHz 3.8GHz 3.7GHz
キャッシュ 12MB 12MB 8MB 8MB 8MB 6MB
消費電力 130W 130W 130W 95W 95W 95W
倍率ロックフリー × × × ×
内蔵GPU × × ×

Intel HD
Graphics
3000 ※1

Intel HD
Graphics
2000 ※1
Intel HD
Graphics
2000 ※1
PassMark CPU ベンチ 10,669 10,256 6,670 9,787 8,896 6,491
※1 MDV ADVANCEのZ68マザーボードは、内蔵GPUを使えません。
※ベンチの値は日々更新されています

グラフィックカード

搭載できるグラフィックカードは次の通りです。

Quadro系のグラフィックカードも選べますが、主にCADな業務用とのGPUであるためここでは割愛します。

GeForce GTX560Tiの性能があれば、ほとんどのゲームはプレイ可能です。

今後も考えて、より高性能なGPUが良いならGeForce GTX580がいいでしょう。

2011/7/23時点で選択可能なグラフィックカード
GPU GeForce
GTX580
GeForce
GTX570
GeForce
GTX560Ti
GeForce
GTX550Ti
シェーダープロセッサ数 512基 480基 384基 192基
グラフィッククロック 772MHz 732MHz 822MHz 900MHz
メモリ 1536MB GDDR5 1280MB GDDR5 1GB GDDR5 1GB GDDR5
メモリインターフェイス 384bit 320bit 256bit 192bit
対応DirectX 11 11 11 11
PassMark GPU ベンチ 3,863 3,561 2,966 1,893
※ベンチの値は日々更新されています

まとめ

以上が、マウスコンピューター MDV ADVANCEのレビューでした。 

今回、インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー(Intel SRT)がすぐ使えるということで、実際に購入し体験してみました。

Intel SRTの効果は大きく、大容量ハードディスクがSSD並みの読み込み速度で使うことができました。また、デフォルトの拡張モードから最速モードにすれば、書き込みに関してもSSD並みの速度で使用することができました。体感としても、Intel SRT有効後の最初のOS起動時やアプリ起動時は速くは感じないものの、2度目以降の起動は速くキビキビしており、SSDを使っているときの体感に近いものがありました。

ただし、単体SSDの構成や、単体SSD+単体HDDの構成、単体SSD+Intel SRTのHDD/SSD構成と比較して、どの構成が良いかはよく考えましょう。データ容量が少なければ単体SSD構成で十分ですし、SSDの性能をフルに引き出したいなら単体SSD+単体HDDの構成等のほうがよい場合もあります。

また、本機の大きな欠点として、Z68チップセットなのに、映像出力端子がない(内蔵GPUが使えない)点があります。「ゲームはしないので内蔵GPUで十分」という方や「インテルHDグラフィックス3000のクイック・シンク・ビデオをつかいたい」という方は、本機ではできないため注意してください。また、内蔵GPUとグラボを切り替えるVirtuも使えませんので、こちらも注意して下さい。ただし、高性能なグラボを搭載する予定だった人は、内蔵GPUを使えなくても問題ないため、本機でも大丈夫です。

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メーカーサイトはこちら:MDV-ADVANCE