マウスコンピューター LuvBook S の実機レビュー(2)

更新日:2011年11月02日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし、動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

下記の3つの状態で計測した結果、負荷をかけると、やや高めの騒音値です。ただし、アイドル時はそれほどでもないため、テキスト入力作業であれば、特に気にはならないです。


騒音値の計測結果

左図:アイドル時の騒音値 (何も操作していない状態)
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の騒音値(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の騒音値(x264、解像度1280x720でエンコード)
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つの状態で計測した結果、高負荷時のCPUの温度がやや高めです。筐体が小さい上に通常電圧版のCPUを搭載しているため、どうしても温度は高くなりがちです。


各パーツの温度の測定結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

下記の3つの状態で計測した結果、負荷をかけると左の手のひらがやや熱くなります。裏面は(裏から見て)右上が熱くなります。膝の上に置いて作業をするときは、カバンなどを挟んだほうが良いと思います。


表面温度の計測結果

左図:アイドル時(何も操作していない状態)の表面温度
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の表面温度(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の表面温度(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定環境:室内温度 約26℃、 測定機器:赤外線温度計TN006
※選択したCPUやGPUが異なると表面温度は変わってきます

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなるのと、節電に反します。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用する方は、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。

下記の3つの状態で計測した結果、全体的に消費電力は低めです。


消費電力の計測結果

左図:アイドル時 (何も操作していない状態)の消費電力
中央図:バイオハザード5ベンチマーク実行時の消費電力(解像度:1280x720、テストAで実行)
右図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時の消費電力(x264、解像度1280x720でエンコード)
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます

外観のチェック

LuvBook Sの外観のチェックです。

今回は、レッドモデルであるため、天板およびパームレストが赤色になっています。

 

斜め前から撮影した画像です。

斜め後ろから撮影した画像です。

 

天板はアルミの質感に似ているヘアライン加工となっています。

 

他のカラーの展示を撮影した画像です。

 

LuvBook Sの側面です(下図)。11.6型モバイルPCにしては珍しくUSB3.0ポートを搭載しています。HDMIポートも搭載しているため、大画面液晶ディスプレイを接続することも可能です。

 

天板は、下図の角度まで開きます。通常作業時は問題ないですが、床に置いてしゃがんで作業をする場合は、やや角度が足りません。

パーツの詳細

選択できるパーツの詳細を確認します。尚、BTOという性質上、時期によって選択できるパーツは異なりますのでご注意ください。ここでは2011年11月02日現在において、搭載可能なパーツの詳細スペックを確認します。

CPU

選択できるCPUの詳細は、下の表の通りです。テキスト入力作業のみであれば、Pentium B940でも十分でしょう。ただし、CPUは換装できないため、少しでも性能の良いものを選んでおいたほうがいいと思います。個人的には、Core i5-2430Mあたりがおすすめです。

2011/8/21時点で選択可能なCPU
仕様 Pentium B940 Core i3-2310M Core i5-2430M Core i7-2640M
コア数 2 2 2 2
スレッド数 2 4 4 4
動作周波数 2.00GHz 2.10GHz 2.40GHz 2.80GHz
Turbo Boost時周波数 3.00GHz 3.50GHz
キャッシュ L1:128KB
L2:512KB
L3:2MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:3MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:3MB
L1:128KB
L2:512KB
L3:4MB
消費電力 35W 35W 35W 35W
3DMark 06 ベンチ 2031 2501 3087 3953
PassMark CPU ベンチ 1902 2623 3472 4092
※3DMark 06 ベンチのスコアは、NOTEBOOKCHECK様のサイトから引用しています。尚、スコアは日々更新されています
※ PassMark CPU ベンチのスコアはPassMark様のサイトから一部引用しています。尚、スコアは日々更新されています

HDDにするかSSDにするか?

本機を購入するなら、是非SSDモデルを選びたいところです。

メーカーが搭載するSSDは、速度が遅いものを使っている割には価格が高い場合が多いですが、LuvBook Sに搭載されるSSDは、インテル SSD 320を搭載し、爆速ではありませんがそれなりに高速ですし、安定度も高いです。

また、HDDモデルに+10,000円するだけで、SSD(80GB)モデルを購入でき、価格も安いです。

まとめ

以上が、マウスコンピューター LuvBook Sのレビューでした。

液晶画面、キーボード、動作音、発熱などは、それほど良いとは言えませんが、それを補って余りある処理性能の高さと、価格の安さです。逆に言うと価格が安すぎるため、この程度は我慢しましょう。11.6型のパソコンは、筐体が小さいため、どうしてもキーボードが窮屈になるのと発熱が高くなるのは、ある程度仕方がありません。

我慢と言っても、極端に悪い訳ではなく、パソコンへのこだわりがそれほどない人であれば、気にならない範囲だと思います。

10万円以上するような高価なモバイルノートパソコンを購入できない方に良いのではないかと思います。

詳細はこちら
マウスコンピューター:LuvBook S icon